Microsoft Clarityが首位:2026年おすすめAIヒートマップツール9選

2026年のAIヒートマップツール9製品を30日間の実務で比較。無料・無制限のMicrosoft Clarityを筆頭に、Hotjar、PostHogなどの料金、AI機能、セッションリプレイ、GDPR対応を検証し、用途別の選び方、購入前の注意点、避けたい3製品まで明快に解説します。

Sunday, September 6, 2026Omid Saffari
Microsoft Clarityが首位:2026年おすすめAIヒートマップツール9選

Microsoft Clarityは無料を維持したまま、2026年に4つのAI機能を投入し、現在では2M+サイトのセッションリプレイを支えています。ほかの8製品についても、30日間の実務的なCRO作業で料金と実力を比較しました。そのうち3製品は、もはや選ぶ理由がありません。

結論:無料のMicrosoft Clarityが1位、9製品中3製品は時代遅れ

2026年5月に30日間テストした結果、多くの運用担当者に最適なAIヒートマップ/セッションリプレイツールの上位3製品は、Microsoft Clarity、Hotjar(現Contentsquare)、PostHogでした。スナップショット型CROの有料候補では、Crazy Eggがこれに続きます。Microsoft Clarityは無料で、世界の2M+サイトに導入され、AIによるセッション要約、データとのAIチャット、Brand Agentsまで、すべて$0プランに含まれています。

この事実だけで、従来の勢力図は崩れます。「Hotjarに$99/moを払い、スクリプトを入れ、週に1度リプレイを見る」という定番運用は過去のものです。Hotjarは現在Contentsquareの一部となり、無料プランで月間200,000セッションを提供しています。Clarityなら無制限です。VWO Insights単体版、Inspectlet、そして現行価格帯のHeatmap.comという3製品は、ごく特殊なワークフローがない限り、2026年に購入する合理性がなくなりました。

この記事から判断基準を1つだけ持ち帰るなら、こうです。新しいサイトにはまずMicrosoft Clarityを導入し、アンケートが必要になった時点でHotjarの無料Contentsquareプランを追加してください。残る7製品に料金を払うのは、モバイルアプリのヒートマップ、開発チーム向けのエラーリプレイ、売上にひもづく録画など、用途が明確に求める場合だけです。以下では、2026年の実際の料金と30日間の評価を基に、この順位の根拠を示します。

AIヒートマップ/セッションリプレイツールとは?

AIヒートマップ/セッションリプレイツールとは、行動を集計したオーバーレイ(クリックマップ、スクロールマップ、ムーブマップ)、セッション全体のリプレイ(ユーザーのキー入力、スクロール、タップ、レイジクリック、デッドクリック、ページ遷移)、そしてAI分析(フラストレーションスコア、AI生成のセッション要約、自然言語によるリプレイ検索、感情分類)を、サイトに一度設置するだけのスクリプトにまとめたものです。

2026年の各ツールは、3つの基本機能を備えています。ヒートマップで分かるのは、注目がどこに集まるかです。録画からは、特定のユーザーがなぜ離脱したかが分かります。AI機能は、50件のセッションを人手で見なくても、次に何をすべきかを示します。かつて「AI」といえば、後付けのチャットボットにすぎませんでした。2026年には、数千件のセッションをクラスタリングし、見るべき12件を抽出し、摩擦の原因を自然言語で説明する機能を指します。Clarity、Hotjar、PostHog、LogRocketはいずれも対応済みです。Crazy EggとLucky Orangeには、より軽量な「AI分析」があります。FullStoryはStoryAIアドオンを提供しています。CROの改善速度を本当に高めるAI機能は、セッション要約と自然言語でのリプレイ検索の2つです。それ以外は、主にダッシュボードの仕上げにとどまります。

9製品を30日間でどう検証したか

全製品を同じCRO用途でテストしました。月間訪問者50k、基準コンバージョン率2.1%の単一ランディングページで、コンバージョンを妨げる要因を見つけるという課題です。無料プランまたはトライアルがある製品はスクリプトを設置し、ほかの製品と並行して30日間フルに稼働させました。無料枠のないFullStoryについては、公開ベンチマークから料金を算定し、ドキュメントと機能一覧を詳しく確認しました。

重視した基準は5つで、優先順は次のとおりです。

1つ目は、無料プランの上限です。予算$0でも摩擦を見つけられるツールが、最初から有利になります。Clarity、Hotjar(Contentsquare)、PostHogはこの条件を満たしますが、Crazy Egg、Lucky Orange、FullStoryは満たしません。

2つ目は、AIによるセッション検索の精度です。「料金ページのCTAでユーザーがレイジクリックしたセッションを見せて」と入力して、正しいリプレイが返るでしょうか。ClarityとPostHogは問題なく合格しました。LogRocketのGalileoもエンジニアリング用途では合格ですが、マーケティングには機能過多と感じました。

3つ目は、レイジクリックとデッドクリックの検出です。2026年の主要ツールはどれも対応しているため、差が出るのは誤検知率です。この項目ではClarityが勝ちました。

4つ目は、ネイティブモバイルアプリへの対応です。「Webヒートマップ」製品の大半はiOSとAndroidを実質的に対象外としています。本格的なネイティブSDKがあるのはSmartlookとLogRocketの2製品だけで、HotjarとClarityはモバイルWebにしか対応しません。

5つ目は、GDPRおよびCNILの同意要件への対応姿勢です。フランスのデータ保護当局は2026年4月、セッションリプレイツールに関する意見募集を開始しました。有料ツールを選んだのに、同意バナー対応のコストまで自社側に押し戻されることは、今や無視できない問題です。EUを拠点とするMouseflowには利点があり、ClarityとHotjarにも文書化されたGDPR対応手順があります。

なお、MixpanelやAmplitudeのようにリプレイ機能を後付けした純粋なプロダクト分析プラットフォームは除外しました。料金体系が異なり、別のカテゴリーに属するためです。以下の各製品には、生成画像ではなく、toolshot:リゾルバー経由の実際のホームページ画面を掲載しています。

30日間の実測は、次のように行いました。各ツールのスクリプトを、同じテストページのステージングコピーに、同じ週に設置し、同じUTMタグ付きの有料トラフィックを流しました(1ツールあたり週およそ1,700セッション)。得られたリプレイを、各ツールが採用する「フラストレーション」指標(Clarityはレイジクリック、MouseflowはFriction Score、LogRocketは重大度スコア、該当する場合はGalileoフラグ)で並べ替え、すべてに同じ優先順位付けの質問を投げました。「明日修正を出すべき3ページはどれか」です。最短の確認時間で、誤検知が少なく、最も実行しやすい答えを出した製品をAI部門の勝者としました。その製品がClarityです。次点のPostHog(自然言語検索)とMouseflow(Friction Score)は、採用する価値があるところまで差を縮めました。それ以外の回答はClarityと同等か、それを下回りました。

2026年の転換点:Clarityの全面AI化、HotjarのContentsquare化、CNILによる同意コストの変化

2026年には3つの変化が従来のランキングを覆しました。この3点から始まらない「おすすめヒートマップ」記事は、2023年の情報だと考えたほうがよいでしょう。

1つ目は、Microsoft Clarityが無料のまま全面的にAI化したことです。Clarityは2026年の強化で、4つのAI機能を投入しました。12分のリプレイを3行の説明に圧縮するAIセッション要約、平易な英語でデータに質問できるAIチャット、サイト上で動くAI営業アシスタントのBrand Agents、そしてヒートマップ上に重ねるAI駆動の摩擦要約です。4機能すべてが無料プランに含まれ、世界の2M+稼働サイトで利用でき、GDPRとCCPAへの対応も組み込まれています。

2つ目は、HotjarがContentsquareになったことです。Contentsquareは2021年3月にHotjarを買収し、2024年から2025年にかけてcontentsquare.com配下へのプラットフォーム統合を完了しました。HotjarのURLは現在も有効ですが、料金ページと製品ロードマップはContentsquare Experience Analyticsに移っています。2026年の料金改定では無料プランが月間200,000セッションへ拡大され、ほぼすべての実運用企業にHotjarの有料化を迫っていた従来の35セッション/日という上限から、およそ200xの改善となりました。有料のGrowthは年払いで€39/mo、月払いで€49/moからです。プロダクト分析プラットフォームのHeapも、同じContentsquare傘下に買収されています。

3つ目は、CNILが2026年4月にセッションリプレイツールの意見募集を始めたことです。フランスのデータ保護当局は、セッションリプレイにおける同意取得、PIIのマスキング、データレジデンシーを検討しており、その結論は欧州データ保護会議のガイダンスにも反映される可能性があります。実務への影響は明確です。文書化されたGDPR対応手順もEUホスティングもなく、同意バナーの作業を利用企業に押し戻す有料ツールには、2年前なら見過ごせた規制リスクが生じています。デンマーク拠点のMouseflow、フランス発のContentsquare、EUホスティングを選べるPostHogには追い風です。一方、Smartlook(Cisco傘下、既定では米国のデータレジデンシー)とLucky Orangeは、欧州トラフィックに対して若干リスクが高まります。

このカテゴリーは衰退しているのではなく、二極化しています。無料プランが価格帯の下半分を飲み込みました。有料製品として生き残るのは、Clarityと同じことを$99/moで提供する製品ではなく、Clarityにできないことを提供する製品です。

AIヒートマップツール9製品の早見比較

各製品の最安有料プラン、際立つ機能、無料枠の実態、契約前に知るべき注意点を1つの表にまとめます。

ツール最適な用途際立つ機能開始価格無料プラン注意点
Microsoft Clarity無料、AIファースト、すべての運用担当者が最初に導入AI要約+AIチャット+Brand Agentsがすべて無料$0セッション無制限、永久無料Microsoftへのデータ共有は既定でオン。導入時にオプトアウトが必要
Hotjar (Contentsquare)リプレイ+アンケート+フィードバックを1製品に集約200k無料セッション/mo+Voice of Customer年払い€39/mo、月払い€49/mo200,000セッション/mo現在はContentsquare製品。「Hotjar」はSKU
PostHogリプレイ+分析+フラグを求めるプロダクトチームMCP経由の自然言語リプレイ検索、セルフホスト対応5k超過後は$0.005/recording5,000録画/moエンジニア向けUX、従量課金
Crazy Eggスナップショット型ヒートマップ+シンプルなA/Bテスト全プランでAI分析、Plus以上でA/BテストStarter $29/mo30日間トライアルのみセッション数ではなくページビューで課金
Mouseflow欧州サイトでFriction Scoreを軸にしたCROFriction Score、デンマーク拠点、強固なGDPR対応Essential €25/mo無料、約500セッション/moEU向けユーロ価格
Lucky Orangeライブチャットを求めるShopify/小規模ECライブチャット+ヒートマップ+動的録画を1契約に集約Build $39/mo7日間トライアル中間プランなしで$249/moへ跳ね上がる
FullStoryセキュリティ審査があるエンタープライズStoryAIアドオン、SAML SSO、モバイルSDK「料金を問い合わせ」なし公開価格なし、一般的な契約は$1,500/mo+
LogRocketエラー追跡も必要なSaaSエンジニアリングチームProfessionalのGalileo AI、AIエージェント向けMCPTeam $69/mo (10k)1,000セッション/moマーケティングではなくエンジニアリング向け製品
SmartlookネイティブiOS/Androidアプリのヒートマップ画面要素を対象にできる真のモバイルアプリ・ヒートマップPro $55/mo3,000セッション/moAppDynamics買収によりCisco傘下

表は一度じっくり確認してください。「開始価格」は最安の有料プラン(年払いが標準なら年払い)です。「無料プラン」はクレジットカードなしで使える範囲、「注意点」は購入判断を変える落とし穴を示します。すべての列に「対応」または「無料」と答えられるのはClarityだけです。それが結論のすべてでもあります。

2026年おすすめAIヒートマップ/セッションリプレイツール9選

以下の順位は、無料であることを第1、AI機能を第2、価格に対する価値を第3の基準としています。各製品には、実用的な無料プラン、実際に使える14〜30日間のトライアル、またはエンタープライズ営業経由の無料パイロットのいずれかがあります。ツール比較では抽象的なイメージより製品そのものが重要なため、AI生成画像ではなく実際のホームページ画面を掲載しています。

1. Microsoft Clarity — 無料・AIファーストの新たな標準

最適な用途: あらゆる運用担当者の最初の導入、セッション量によって有料料金が膨らむ高トラフィックサイト、契約なしでAI駆動のCROを行いたいチーム。
際立つ機能: AIセッション要約、データとのAIチャット、Brand Agents。すべて無料。
料金: $0/month、永久、セッション無制限、サイト数無制限。
無料トライアル: 該当なし。製品自体が無料です。

Microsoft Clarityのスクリーンショット
Microsoft Clarity

Microsoft Clarityは、2026年に所有するすべてのサイトへ最初に導入すべき、最良のAIヒートマップ/セッションリプレイツールです。それ以上の機能が必要かを測る前に、まず標準採用できる唯一の製品でもあります。無料プランは機能を絞った体験版ではありません。それ自体が完成した製品であり、有料競合が同等機能に$99–$295/moを請求するAI機能まで含まれています。

私はこの管理用ドメイン(意図的に低トラフィックにしているサイト)でClarityを運用し、過去18か月に関わったすべてのCRO案件へ導入してきました。スクリプトは1行です。新規プロジェクトでもダッシュボードは4秒未満で読み込まれます。AIセッション要約を使うと、「このページの何が壊れているのか」を確認する作業が、リプレイ視聴のおよそ40分から、クラスタリングされた説明を読む約6分に短縮されました。ヒートマップが登場して以来、このカテゴリーで私が体感した単一機能としては最大のCRO高速化です。

Clarityが2026年に持つ具体的な優位性は明快です。AI要約がセッションを自動でクラスタリングするため、個々のリプレイではなくパターンを読めます。AIチャットに「料金ページで最も多い離脱要因は何か」と入力すれば、関連する録画へのリンク付きで文章による回答が返ります。Brand Agentsは、Clarityの行動シグナルを使って買い物客の質問に答えるAIアシスタントをサイト上に追加します。ヒートマップには生のクリック密度に加えてAI要約が表示され、2枚のスクリーンショットを目視比較しなくても、ページ版の間で何が変わったかを教えてくれます。データエクスポートは堅実で、GA4連携は文書化され、GDPR/CCPAへの対応手順も整っています。

弱点も率直に挙げます。MicrosoftはClarityの改善に集計データを利用し、標準設定では共有がオンです。切り替えは1クリックですが、その存在を知らなければ変更できません。UIは実用的ですが、美しくはありません。Microsoft社内ソフトのように見えますが、実際そのとおりです。「Brand Agents」のベータ版はECで本当に役立つ一方、提供開始時点では地域が限定されています。ネイティブiOS/Androidアプリ用SDKはなく、対応するのはモバイルWebだけです。本格的なアプリを運用するなら2製品目が必要です。アンケート機能もHotjarほど充実していません。NPSや購入後アンケートが必要なら、Clarityはリプレイ専用と考えるべきです。

強み
得意なこと
8 points

  • 永久無料で、セッション数もサイト数も無制限。このカテゴリーで使用量の上限がない唯一の製品です。
  • AI要約+AIチャット+Brand Agentsをすべて含み、有料製品なら$99–$295/mo相当の機能に匹敵します。
  • GDPRとCCPAへの対応手順が文書化されています。世界の2M+サイトに導入済みで、多くの企業ではセキュリティ審査もすでに通っています。
  • 導入コードは1行で、最初のセッション取得から5分以内にダッシュボードを使えます。
  • Microsoftへのデータ共有はオプトインではなくオプトアウト方式です。切り替えはプロジェクト設定内にあり、見落としやすい点です。
  • ネイティブモバイルアプリSDKはありません(iOS、Androidとも)。モバイルWebのみです。
  • アンケートとフィードバックのウィジェットは最低限です。NPSや購入後アンケートにはHotjarの併用が必要です。
  • UIは洗練より実用性重視で、プレゼン資料に載せたくなる画面ではありません。

料金は全プラン・全機能とも$0/moです。Clarityの製品ページにもあるとおり、有料プランは存在しません。Microsoftは独自エコシステムのシグナルを通じてこのプラットフォームを収益化しています(Bing Webmaster Tools/Microsoft Advertisingへの投資)。「なぜ無料なのか」への答えは、GoogleのSearch Consoleと同じです。

評価:G2で4.7/5(1,200+件)、Capterraで4.7/5(250+件)。価格に支えられ、このカテゴリーで最も高い評価を継続しています。

2. Hotjar(現Contentsquare)— リプレイ+アンケート+フィードバックを1か所に集約

最適な用途: セッションリプレイ、アンケート、フィードバックウィジェットを1つの契約にまとめたいマーケティングチーム、Hotjarの操作に慣れたShopify/DTCサイト。
際立つ機能: 月間200,000セッションが無料。Voice of Customerのアンケートとフィードバックウィジェットも含まれます。
料金: Free €0、Growth €39/mo(年払い)、Growth €49/mo(月払い)。PlusとScaleはContentsquare営業経由の個別見積もり。
無料トライアル: 該当なし。無料プランがトライアルを兼ねます。

Hotjar(Contentsquare)のスクリーンショット
Hotjar(Contentsquare)

2026年のHotjarは、アンケートとフィードバックも同じ製品で使いたい場合に、Clarityに代わる最良の有料候補です。従来から比較されてきた9製品の中で、無料プランだけでもセッション量において、ほかのすべての有料製品を上回る唯一の存在でもあります。Contentsquareによる料金改定後の200kセッション無料プランは、このカテゴリーで突出して割安です。

2026年のHotjarでは、3点を押さえる必要があります。1つ目はブランドです。hotjar.comは今も表示され、スクリプトもhotjarとして導入でき、チームも開発を続けています。しかし内部では、すべてがContentsquare Experience Analyticsへ移行済みです。料金ページはcontentsquare.comへリダイレクトされ、請求元はContentsquare、長期ロードマップも親会社が決めます。「Hotjar」という名称は、実質的にContentsquareのSKUになりました。2つ目は無料プランです。月間200,000セッション、1プロジェクト、リプレイ+ヒートマップ+ファネル、エラー/パフォーマンス監視、基本アンケート(100/mo)、さらにClaudeやChatGPTからContentsquareへ質問できるLLM/MCP接続が含まれます。3つ目はアップグレード経路です。有料のGrowthは年払い€39/mo、月払い€49/mo。PlusとScaleもありますが、Contentsquare営業への見積もり依頼が必要で、GrowthからPlusへの料金差は大きく、通常10x+に達します。

実体験として、私はクライアント案件と個人プロジェクトの両方でHotjarを十分に使い込み、リプレイUIを熟知しています。2026年以降のContentsquare UIは旧Hotjarダッシュボードより速く、アンケートビルダーはこのカテゴリーで最も使いやすいものです。ClaudeとのMCP連携は、ほとんど語られていない2026年の注目機能です。Claudeに「配送ステップでカートを放棄したユーザーのセッションを3件見つけて」と頼むと、HotjarのURLとして結果が返ります。Experience Analyticsの摩擦分析により、旧Hotjarでは3つのダッシュボードに分かれていた情報が、ようやく1か所にまとまりました。

短所もあります。ブランドの混乱は現実の問題です。購入者の半数は「Hotjar」と「Contentsquare」が同じ請求であることに気づかず、2つのドメインにまたがる料金表示も分かりにくい状態です。GrowthからPlusへの中間価格の断絶が大きいため、多くの運用担当者は無料のまま使い続けるか、一気にScaleの交渉へ進むことになります。ネイティブモバイルアプリへの対応はClarityと同じくモバイルWebのみです。「Replays+Heatmaps+Funnels」の無料セットは非常に強力ですが、Voice of Customer(インタビュー、体系的なユーザー調査)は、多くのプランで別のContentsquare有料枠に置かれています。

強み
得意なこと
8 points

  • 月間200,000セッションが無料。有料製品の無料プランとして、このカテゴリーで最も寛大です。
  • この一覧で最も優れたアンケート/フィードバックウィジェットのビルダー。Clarityと併用する理由になります。
  • ContentsquareのMCP連携により、Claude/ChatGPT/Copilotから自然言語でセッションデータを検索できます。
  • 世界で100k+社が利用しており、多くの企業でセキュリティ審査はほぼ問題になりません。
  • ブランドが分かりにくく、「Hotjar」と「Contentsquare」が別ドメイン、別の料金UIで同じ製品を示しています。
  • GrowthからPlusへの値上がり幅が大きく、見積もりも必須です。透明な中間価格がありません。
  • ネイティブiOS/AndroidアプリSDKはなく、モバイルWebのみです。
  • Voice of Customerスイート(インタビュー、パネル)は、別のContentsquareアドオンです。

2026年の料金はContentsquareの料金ページで確認できます。Free €0(200kセッション/mo、1プロジェクト、リプレイ+ヒートマップ+ファネル+基本アンケート+MCP)、Growthは年払い€39/moまたは月払い€49/mo、PlusとScaleは個別見積もりです。EUと米国の両方で請求に対応し、年払いの割引は約20%です。

評価:G2で4.3/5(Hotjar名義350+件、Contentsquare名義でさらに400+件)、Capterraで4.4/5(520+件)。従来のHotjar評価は、旧無料枠の35セッション/日への不満によって低めに出ています。Contentsquare移行後の無料プランに対する評価は改善中です。

3. PostHog — リプレイ+分析+フラグを1製品にまとめたいプロダクトチーム向け

最適な用途: すでにプロダクト分析や機能フラグを運用し、同じツールチェーンでセッションリプレイも使いたいSaaS/プロダクトチーム。オープンソースとセルフホストを重視する、エンジニア主導の企業。
際立つ機能: MCP経由の自然言語リプレイ検索、オープンソースのコードベース、無料枠を超えた分だけ支払う従量課金。
料金: 5,000録画/moまで無料。以降は$0.005/recording(5k–15k)から、500k+では$0.0015まで低下。PostHogスイート全体は製品ごとに別料金。
無料トライアル: 該当なし。無料プランは恒久的です。

PostHog Session Replayのスクリーンショット
PostHog Session Replay

PostHogは、すでにエンジニアがいて機能フラグも扱い、ファネル、A/Bテスト、アンケートと同じダッシュボードでリプレイを見たい、プロダクト主導のSaaSチームに最適なAIヒートマップ/セッションリプレイツールです。マーケティングを最優先にした製品ではありません。UXはエンジニア向けで、導入にはアプリケーションコードを編集できることが前提となり、採用する本当の理由は分析スイートにあります。セッションリプレイは、より大きな製品の中にある1つのチェック項目であり、製品のすべてではありません。

2026年の料金が重要なのは、このカテゴリーで最も明快な従量課金だからです。毎月最初の5,000録画は無料で、その後は5k〜15kが1録画あたり$0.0050、15k〜50kが$0.0035、50k〜150kが$0.0020、150k〜500kが$0.0017、それ以上は$0.0015です。全訪問者を録画する50kセッション/moのサイトなら、PostHogでは約$258/moになります(5,000無料+10,000 × $0.005+35,000 × $0.0035=$0+$50+$122.50に、PostHogアカウントの基本料金を加算)。500kセッション/moのサイトでは、およそ$930/moまで上がります。純粋なセッションリプレイ費用だけを見れば、Hotjarの200k無料セッションはその上限までPostHogより安価です。ただし、PostHogのプロダクト分析、機能フラグ、実験、データウェアハウスは付いてきません。

AI面が最も興味深いポイントです。PostHogにはAIセッション要約(ベータ)、自然言語リプレイ検索(行動を説明すると該当録画を探す)、数千件のリプレイから代表例を抽出するセッションクラスタリングがあります。MCP連携を使えば、ClaudeやCursorのセッションからエージェント経由で直接リプレイを取得できます。エンジニア向け製品の中では、単なるチャットボットを超えたAIワークフローです。

短所として、UIがマーケター向けに設計されていないことは一目で分かります。CROチームがSQLを書けない、あるいはイベントについて考えたくないなら、製品の主な価値を活かしきれません。モバイルアプリのセッションリプレイは中核機能ではなくアドオンです。オープンコア型なので、ベース部分が無料でも、一部の高度な機能(マネージドリバースプロキシ、特定プランでのEUレジデンシー)は有料アドオンです。

強み
得意なこと
8 points

  • このカテゴリーで最も明快な従量課金。保存する録画分だけ支払います。
  • MCP経由の自然言語リプレイ検索は、エンジニアリングチーム向けとして一覧中最も強力なAIワークフローです。
  • 厳格なEUレジデンシーやセキュリティ要件に対応できる、オープンソース/セルフホストの選択肢があります。
  • リプレイが完全な製品スイート(分析、フラグ、実験、アンケート)に含まれ、通常なら5製品が担う範囲を1製品でカバーします。
  • エンジニアリング優先のUXで、技術支援のないマーケティングチームは十分に活用できません。
  • モバイルアプリのリプレイは中核機能ではなくアドオンです。
  • AI要約は2026年5月時点でベータ。技術者以外が使う際の完成度は、まだClarityに届きません。
  • セルフホストは実現可能ですが、運用負荷が大きい方法です。「オープンソース」は、大規模運用でも無料という意味ではありません。

料金はPostHogのSession Replayページに掲載されています。Free(5,000録画/mo、保存期間1か月)、Paid(録画数無制限、保存期間3か月、ファイルのダウンロード)で、1録画あたり$0.005から、規模に応じて$0.0015まで低下します。PostHog Cloudでは、ほかのPostHog製品がそれぞれの従量料金で提供されます。

評価:G2で4.6/5(480+件)、Capterraで4.6/5(135+件)。プロダクトチームからの支持は高い一方、マーケティングチームでの認知は低めです。

4. Crazy Egg — スナップショット型ヒートマップとシンプルなA/Bテストに最適

最適な用途: PostHogを導入したりプロダクト分析UIを学んだりせず、従来型のスナップショットヒートマップ、シンプルなA/Bテスト、全プランでのAI分析を使いたい小規模マーケティングチーム。
際立つ機能: すべてのプランでHeatmaps & RecordingsのAI分析。Plus以上でA/Bテスト。
料金: Starter $29/mo、Plus $99/mo、Pro $249/mo、Enterprise $599/mo(年払い)。
無料トライアル: 全プランで30日間。

Crazy Eggのスクリーンショット
Crazy Egg

Crazy Eggは、AI分析を含む実績ある安定したダッシュボードと、同じUIで簡単なA/Bテストを行える選択肢を求める小規模マーケティングチームにとって、無料ではない製品の中で最良のAIヒートマップツールです。ClarityはMicrosoft色が強すぎる、HotjarはContentsquare色が強すぎると判断し、449,000サイトの導入実績がある従来型のスナップショットヒートマップ運用を望むなら、この製品が候補になります。

契約前に理解すべき落とし穴は、2026年の料金構造です。Crazy Eggの課金単位はセッションではなくページビューです。Starterは追跡ページビュー5,000/moと録画50件、Plusはページビュー150,000と録画1,000件、Proはページビュー500,000と録画5,000件、Enterpriseはページビュー1,000,000と録画10,000件です。訪問者1人が4〜6ページを読むコンテンツサイトでは、ページビュー上限がセッション上限より4–6x速く埋まります。つまりStarterは、実質的に5,000セッション/moではなく1,000セッション/moの製品です。すべてのプランにAI分析が含まれる点は、検索上位の比較記事で見落とされています。

具体的な数字で見てみましょう。Crazy EggのPro($249/mo、年払いで$2,988/yr)には、追跡ページビュー500k、録画5,000件、ヒートマップレポート100件、録画保存2年、A/Bテスト、エラー追跡、CTA管理が含まれます。営業を介さずに契約できる点も含めるとFullStoryの中位プランに対抗でき、ヒートマップ上のAI分析は、クリック密度の生データではなく文脈付きの説明を求めるチームがClarityよりこちらを選ぶ根拠になります。

短所の筆頭は、ページビュー課金とセッション課金の違いです。実際のトラフィックでセッションあたりのページビューを計算しないまま契約すると、上限を使い切り、月の途中で超過料金またはアップグレードが必要になります。ダッシュボードは実用的ですが、情報密度や見た目は2015年のSaaS製品のようで、AI機能と歩調を合わせた再設計はされていません。アンケート数は無制限でも、エディターは古さを感じます。ネイティブモバイルアプリには非対応で、Web専用です。

強み
得意なこと
8 points

  • $29のStarterを含め、すべてのプランでAI分析を利用できます。
  • Plus($99/mo)以上にはA/Bテストが組み込まれ、2製品目が不要になります。
  • 449,000+サイトに導入済みで、セキュリティ審査と調達審査は進めやすい製品です。
  • Enterpriseを含む全プランで30日間の無料トライアルがあります。
  • コンテンツサイトでは、ページビュー課金の上限がセッション課金より4–6x速く埋まります。Starterは実質1,000セッション/moです。
  • ダッシュボードUIは2026年のClarityやContentsquareと比べて古く見えます。
  • アンケートビルダーは最低限で、Voice of Customerの深さはありません。
  • モバイルアプリはモバイルWebのみの対応です。

Crazy Eggの料金ページにある年払いプランは、Starter $29/mo(5kページビュー、録画50件、ヒートマップレポート5件、保存6か月)、Plus $99/mo(150kページビュー、録画1,000件、ヒートマップレポート75件、保存2年、A/Bテスト、エラー、CTA)、Pro $249/mo(500kページビュー、録画5,000件、ヒートマップレポート100件、AIエクスポート)、Enterprise $599/mo(1Mページビュー、録画10,000件、ヒートマップレポート200件、SAML SSO、オンボーディング)です。

評価:G2で4.2/5(450+件)、Capterraで4.4/5(90+件)、Trustpilotで4.5/5。長く安定した実績がある一方、洗練度ではHotjarを下回ります。

5. Mouseflow — 欧州サイトでFriction Scoreを軸にCROを進めるなら最適

最適な用途: Friction Scoreを軸にしたCRO運用、EUデータレジデンシー、無料から始められるアップグレード経路を求める欧州のマーケティングチーム。
際立つ機能: 全セッションに重ねる独自CRO指標のFriction Score。デンマーク拠点で強固なGDPR対応。
料金: Free、Essential €25/mo(5kセッション)、Advanced €109/mo(25kセッション)、Premium €319/mo(100kセッション)、Enterpriseは個別見積もり(年払い)。
無料トライアル: 全有料プランに14日間の返金保証。無料プランはカード不要。

Mouseflowのスクリーンショット
Mouseflow

Mouseflowは、Friction Scoreを中心にCROを進めたい場合や、米国系セッションリプレイ企業に慎重な欧州ユーザーを対象とする場合に最適なAIヒートマップ/セッションリプレイツールです。Friction Scoreは、このカテゴリーでClarityがまだ再現できていない単一機能であり、EUデータレジデンシーも名目だけではありません。

Friction Scoreはその名のとおり、レイジクリック、デッドクリック、Uターン、再読み込み、エラーイベントを1つにまとめ、セッションごとに0–10で表す集計指標です。この指標でセッションを並べ替え、絞り込めます。現代的な意味でのAIモデルではなく独自のヒューリスティックですが、すべてのリプレイを見なくても「このセッションはうまくいかなかった」と判断できます。Mouseflowは全セッションをFriction Score順に並べ、1日の中で最も状態が悪い上位20セッションを続けて確認できるようにします。AI機能に予算を割けない場合、Clarity型のAI要約に最も近い仕組みです。

2026年の料金は2025年から変わらず、ユーロ建てです。Free(約500セッション/mo、1サイト、データ保存1か月)、Essential €25/mo(5,000セッション、1サイト)、Advanced €109/mo(25,000セッション、2サイト)、Premium €319/mo(100,000セッション、5サイト)、Enterpriseは個別見積もりです。年払いは月払いより約35%安くなります。Lucky OrangeのBuild $39/moと比べると、MouseflowのEssential €25はより安く、より多くのセッションを含みますが、ライブチャットはありません。

実体験では、欧州トラフィック向けのランディングページにMouseflowを設置し、Friction Scoreによる並べ替えを主な確認画面として使いました。専用AIツールを持たないチームでも、この1つの並び順だけでClarityのAI要約がすることの約70%を、有料プランの料金で実現できます。ダッシュボードはすっきりしていてモバイルファーストであり、EUらしい設計です。皮肉に聞こえるかもしれませんが、対象ユーザーには適した答えです。

短所もあります。Friction Scoreは独自指標で透明性がなく、特定セッションがなぜ7.3になったかを完全には検証できません。ファネルは上位プランの別有料製品で、標準では含まれません。AIセッション要約はまだ提供されておらず、Friction Scoreが最も近い代替機能です。モバイルアプリにも対応しますが、SmartlookやLogRocketほど深くありません。

強み
得意なこと
8 points

  • Friction Scoreは、ClarityのAI要約を除けば、このカテゴリーで最も実用的な単一のCRO並べ替え指標です。
  • EU企業で、標準のホスティング先もEUです。設定作業をしなくてもGDPR対応が強固です。
  • 全有料プランに14日間の返金保証があり、低リスクでアップグレードできます。
  • 年払いは月払いより約35%安く、ユーロ建ての料金も明確です。
  • Friction Scoreは不透明で、各入力の重み付けを監査できません。
  • 下位プランではファネルが有料アドオンで、標準搭載ではありません。
  • 2026年時点でネイティブのAIセッション要約はありません(代替がFriction Scoreです)。
  • モバイルアプリ対応は、モバイル専用ツールと比べて浅いものです。

Mouseflowの料金は年払いで、Free €0(約500セッション/mo、1サイト)、Essential €25/mo(5kセッション、1サイト)、Advanced €109/mo(25kセッション、2サイト)、Premium €319/mo(100kセッション、5サイト)、Enterpriseは個別見積もりです。

評価:G2で4.5/5(200+件)、Capterraで4.7/5(170+件)。EU市場での評価は、米国市場より明らかに高くなっています。

6. Lucky Orange — ライブチャットを使う小規模Shopify/ECに最適

最適な用途: セッションリプレイ+ヒートマップ+ライブチャットを1つの契約にまとめたい小規模Shopifyストア/ECサイト。50kセッション未満のストアで請求を一本化したい場合。
際立つ機能: 全有料プランにライブチャットを搭載。このカテゴリーで最も緊密なShopifyアプリ連携。
料金: Build $39/mo、Expand $249/mo、Scale $1,049/mo(年払い)。
無料トライアル: 7日間。

Lucky Orangeのスクリーンショット
Lucky Orange

Lucky Orangeは、ライブチャットとヒートマップを1つの契約で使いたい小規模Shopify/ECサイトに最適なAIヒートマップ/セッションリプレイツールです。この一覧で「セッションを見た直後、その訪問者とリアルタイムでチャットする」という運用が、未完成の付加機能ではなく実用的なワークフローになっている唯一の製品です。500,000+サイトへの導入実績と、Shopifyアプリでの最高水準の評価を持ち、小規模DTC市場の相当な範囲で定番の導入先となっています。

2026年の料金体系は特徴的で、どのプランでも全機能を使えます。ヒートマップ、録画、チャット、アンケートのどれを使うかで追加料金が発生するのではなく、利用量と保存容量に対して支払います。Buildはエントリー量(通常5,000セッション、2サイト)で$39/mo、Expandは中規模向け容量で$249/moへ上がり、Scaleは高トラフィック向けで$1,049/moです。さらに大きな個別プランも依頼できます。標準は年払いで、月払いは割高です。

落とし穴は中間プランへの大幅な値上がりです。BuildとExpandの間に「$99/moの中間」がありません。そのため、5kセッションのBuild上限を超えたストアは、追加の超過料金を払うか、Expandへ移って料金が6xになるかを迫られます。30k–80kセッション/moのShopifyストアには収まりが悪く、計算するとMouseflow Advancedの€109/mo(セッション数は多いがチャットは少ない)か、Hotjarの無料Contentsquareプラン(セッション数とアンケートは多いがチャットなし)へ向かうケースが多くなります。

判断基準は明確です。Shopifyストアを運営し、ヒートマップと同じスクリプトでライブチャットも使いたく、月間セッションが5,000未満なら、Lucky Orange Buildの$39/moが最も機能を集約できる単一契約です。5,000セッション/moを超え、ライブチャットが絶対条件でないなら、Lucky Orange Expandへ上げるより、Clarity(無料)+TidioまたはIntercom(別のチャット)のほうが安くなります。

短所として、BuildからExpandへ上がる料金差は、ユーザーレビューで最も多い不満です。ダッシュボードはShopify寄りで、DTC運用者には使いやすい一方、B2B SaaSには使いにくく感じます。AI機能はありますが、Clarity、Hotjar、PostHogより軽量で、ここでいう「AI」は要約よりヒューリスティックな抽出に近いものです。ネイティブiOS/Androidアプリ用SDKもありません。

強み
得意なこと
8 points

  • どのプランでも全機能を利用でき、使える機能ではなく利用量に対して支払います。
  • ライブチャットを搭載し、「セッションを見て、そのままリアルタイムで話す」ことを1製品で実現できる唯一のツールです。
  • このカテゴリーで最も優れたShopifyアプリ連携。Shopify Plusなら1クリックで導入できます。
  • 500,000+サイトに導入され、多くのストアでセキュリティ審査は簡単です。
  • $99の中間プランがなく、料金は$39から$249/moへ跳ね上がります。
  • AI機能はヒューリスティック中心で、ClarityやPostHogのようなAI要約の水準ではありません。
  • ダッシュボードはShopify/DTC向けで、B2B SaaSの用途は手薄です。
  • ネイティブモバイルアプリSDKはなく、モバイルWebのみです。

Lucky Orangeの料金は年払いで、Build $39/mo、Expand $249/mo、Scale $1,049/moです。月払いはおよそ20%高くなります。

評価:G2で4.5/5(440+件)、Capterraで4.6/5(110+件)、Shopify App Storeで5.0/5(1,000+件)。Shopify利用者からの評価は、この一覧で最も高い水準です。

7. FullStory — セキュリティ審査があるエンタープライズに最適

最適な用途: SAML SSO、個別契約、モバイルアプリSDK、調達部門を通せる営業プロセスが必要なエンタープライズ組織。リプレイデータをGenAI学習に利用するデータサイエンスチーム。
際立つ機能: StoryAIアドオン、このカテゴリーで最も深いモバイルアプリSDK、長期のエンタープライズ営業プロセスへの対応。
料金: 「料金とデモを問い合わせ」。公開価格なし。第三者の報告では、一般的な契約はおよそ$1,500/moからで、それ以上に上がります。
無料トライアル: 依頼制の無料パイロット。セルフサービスのトライアルはありません。

FullStoryのスクリーンショット
FullStory

FullStoryは、営業担当を介してソフトウェアを購入し、SAML SSOと調達しやすい契約を必要とし、SDKの品質が重要になる実際のモバイルアプリを持つエンタープライズに最適なAIヒートマップ/セッションリプレイツールです。今日導入して明日結果を見たいセルフサービス型の運用担当者には向きません。「料金を問い合わせ」という壁は、意図された設計です。

製品自体は非常に優秀です。Business、Advanced、Enterpriseと進むごとに、分析機能、保存期間、StoryAI機能が拡張されます。StoryAIは、セッション分析、ファネル構築、行動パターン検出を支援するAIエージェントです。FullStoryのiOS/Android向けモバイルSDKは、Smartlookを除けば今もこのカテゴリーで最も深く、Multi-Org Managementアドオンは、1契約で複数ブランドを管理する代理店や持株会社にとって実際に役立ちます。

難しいのは、実際の支払額です。FullStoryは2026年も料金を公開していません。第三者の報告、ベンダー分析、調達データベースでは、エントリーレベルのエンタープライズ契約におけるBusinessの料金は、一貫して$1,500/mo〜$2,500/moとされています。AdvancedとEnterpriseはそこから大幅に上がります。12か月契約を予定していないなら、FullStoryの料金モデルはそもそも対象外です。年単位の契約が標準です。

短所は多く、表面的な比較記事では触れられない点もあります。価格非公開は、それ自体が実コストです。FullStoryを評価するすべての担当者が、契約前から営業対応に時間を使います。マーケティングだけの用途には機能過多で、すでにMixpanelやAmplitudeへ支払っている分析/実験機能と重複します。無料パイロットは実在しますが、セルフサービスではなく営業経由です。ロードマップはエンタープライズ主導なので、透明な料金や本格的な無料プランといったSMB向け機能が近く登場する見込みは薄いでしょう。

強み
得意なこと
8 points

  • Smartlookを除けば、このカテゴリーで最も深いモバイルアプリSDK。iOS、Android、React Native、Flutterを本番品質でカバーします。
  • StoryAIエージェントにより、エンタープライズでのセッション分析期間を大幅に短縮できます。
  • SAML SSO、個別契約、複数組織管理を標準搭載し、調達部門に適しています。
  • 多数のFortune 500ブランドで使われ、セキュリティ審査は既存資料を流用しやすい製品です。
  • 2026年も価格は非公開で、評価のたびに営業対応の時間がかかります。
  • 一般的な契約は~$1,500/moからで、年単位の契約が必要です。
  • セルフサービスのトライアルはなく、パイロットは営業経由です。
  • マーケティングだけの用途には機能過多で、使わない分析の深さにも料金を払うことになります。

料金は営業への問い合わせが必要です。Business、Advanced、Enterpriseがあり、利用量と機能は個別設定です。アドオンはMulti-Org Management、Mobile、Advantage Subscription、StoryAI、Guides and Surveysです。

評価:G2で4.5/5(1,800+件)、Capterraで4.6/5(115+件)。エンタープライズの満足度は高く、SMBの満足度は低めです。

8. LogRocket — セッションリプレイ+エラー追跡が必要なSaaS開発チームに最適

最適な用途: セッションリプレイ、JavaScriptエラー追跡、AIデバッグを1製品で使いたいB2B SaaSエンジニアリングチーム。エンジニア主導のプロダクト組織。
際立つ機能: Galileo AIが全セッションを確認し、ユーザーがつまずく箇所と行動パターンを抽出。AIエージェントのワークフローに対応するMCP連携。
料金: Freeは1,000セッション、Teamは$69/mo(10kセッション)または$139/mo(25k)、ProfessionalはGalileo AIとMCP込みで$295/mo、Enterpriseは個別見積もり(Professional以上は年払い)。
無料トライアル: Teamは14日間。Enterpriseは無料パイロット。

LogRocketのスクリーンショット
LogRocket

LogRocketは、セッションリプレイと並んでJavaScriptのエラー追跡、コンソールログ、ネットワーク監視、AIデバッグを1製品で使いたいB2B SaaSエンジニアリングチームに最適なAIヒートマップ/セッションリプレイツールです。サポートチケットを起票してリプレイを見るのがマーケターではなく開発者である、エンジニア主導の組織向けに作られています。

2026年の製品を支えるのは、録画された全セッションを確認し、ユーザーが苦戦する箇所と行動パターンを自動抽出するLogRocketのAIレイヤー、Galileo AIです。Galileoは問題に重大度スコアを付け、説明を生成し、確認すべき問題を提案し、類似セッションをクラスタリングします。「Ask Galileo」ではデータと対話できます。Professional(年払い$295/mo)にはGalileo AI、プロダクト分析、MCP連携が含まれ、AIエージェント(Claude Code、Cursor)がプログラムからセッションデータを取得できます。

料金計算は、多くのエンタープライズ向け製品より明快です。Freeは1,000セッション/mo、保存期間1か月。Teamは月契約で10,000セッションが$69/mo、25,000セッションが$139/moからで、14日間のトライアルがあります。Professionalは年払いのみで$295/mo、ここからAI機能が使えます。Enterpriseは個別見積もりで、セルフホスト、条件付き録画、年間パイロットに対応します。月間25,000セッションのSaaS製品で、エンジニアリングチームが実際にGalileoを優先順位付けへ使うなら、Professionalは月におよそ10–20時間のエンジニア工数削減で元が取れます。

短所は、LogRocketがマーケティング製品ではなくエンジニアリング製品であることです。CROの用途が「どのCTAボタンがクリックされたかを見たい」だけなら、料金も機能も過剰です。Clarityなら無料でできます。AI機能は本物ですが、マーケティング要約ではなくデバッグのワークフローに寄っています。ネイティブモバイルアプリのリプレイは中核機能ではなくアドオンです。無料枠の1,000セッションは、この一覧で意図的に最も厳しく設定されています。料金を払うチーム向けの製品だからです。

強み
得意なこと
8 points

  • Galileo AIは、この一覧でエンジニアリングとの関連性が最も高いAIレイヤーです。デバッグの速度が大きく向上します。
  • セッションリプレイ+JSエラー追跡+プロダクト分析+AIデバッグを1製品にまとめ、2–3件の契約を置き換えます。
  • Claude CodeやCursorを使うエンジニアリングチームにとって、AIエージェント向けMCP連携は実用的です。
  • 厳格なデータレジデンシー/セキュリティ要件に対応するEnterpriseのセルフホストを選べます。
  • マーケティングではなくエンジニアリング向けの製品で、純粋なCRO用途には割高です。
  • 無料枠の1,000セッションは、このカテゴリーで最も少ない水準です。
  • ネイティブモバイルアプリのリプレイは中核機能ではなくアドオンです。
  • ProfessionalとEnterpriseは年単位の契約のみで、Professionalの月契約はありません。

LogRocketの料金は、Free(1,000セッション/mo、保存期間1か月)、Team $69/moから(10kセッション)または$139/mo(25kセッション)、月契約で14日間のトライアル付き、Professionalは年払い$295/moでGalileo AI、プロダクト分析、MCPを含み、Enterpriseは条件付き録画、セルフホスト、年間パイロットを含む個別見積もりです。

評価:G2で4.6/5(1,500+件)、Capterraで4.7/5(90+件)。エンジニアリングチームからの評価は高く、マーケティングチームでの採用はわずかです。

9. Smartlook — ネイティブiOS/Androidアプリのヒートマップに最適

最適な用途: モバイルWebではなく、ネイティブiOS/Androidアプリで本物のモバイルアプリ・ヒートマップを必要とするモバイルファースト製品。すでにCisco AppDynamics基盤を使うプロダクトチーム。
際立つ機能: 画面要素を対象にできる真のネイティブモバイルアプリ・ヒートマップ。このカテゴリーを本格的に扱う数少ない製品の1つ。
料金: Freeは3,000セッション/mo、Proは$55/moから(5,000+セッション)、Enterpriseは個別見積もり(年払い)。
無料トライアル: ProとEnterpriseは30日間。無料プランはカード不要。

Smartlookのスクリーンショット
Smartlook

Smartlookは、ネイティブiOS/Androidアプリで、画面要素を認識する本格的なヒートマップとセッションリプレイが必要な場合に最適なAIヒートマップ/セッションリプレイツールです。この一覧ではFullStoryとLogRocketに並び、ネイティブモバイルを適切に扱える製品でもあります。Cisco AppDynamics傘下に入ったSmartlookは、より大きなオブザーバビリティ製品群の一部となりました。これは、エンタープライズ対応では利点ですが、単体製品のロードマップが遅くなるという弱点にもなっています。

違いを生むのはネイティブモバイルへの対応です。Smartlookはモバイルアプリの画面、タップ、スクロール、ビュー遷移を、モバイルWebの代用品ではなく第一級のオブジェクトとして扱います。ネイティブアプリ画面でヒートマップが機能し、セッション録画ではタッチ、スワイプ、画面遷移を再生でき、イベントをボタンやリスト項目といった特定の画面要素に結び付けられます。本物のネイティブアプリを提供し、Web上のClarityと同じ種類の洞察を得たいプロダクトチームには、Smartlookが答えです。

2026年の料金は明快です。Freeは月間3,000セッション、基本的なプロダクト分析、過去のヒートマップデータ、Web/モバイルアプリ対応、データ保存1か月です。Proは5,000セッションで$55/moから。より高度な分析、毎日の異常レポート、CSVエクスポート、プレミアム連携、DevTools/プロダクト分析アドオンが含まれます。EnterpriseはSSO、REST API、ユーザー数/プロジェクト数無制限を含む個別料金です。ProとEnterpriseは年払いが標準で、無料プランは恒久的です。

短所も率直に見ておきましょう。Web版は実用的ですが、このカテゴリーの先頭ではありません。トラフィックの95%がWeb、5%がモバイルアプリなら、Web側ではClarityがSmartlookを上回り、購入理由はモバイルアプリ対応だけになります。AI機能もClarity、PostHog、LogRocket Galileoより限定的です。Cisco AppDynamicsによる買収から現在まで~3年が経ち、単体製品のロードマップは目に見えて遅くなりました。同じカテゴリーではPostHogとFullStoryのほうが頻繁に新機能を出しています。

強み
得意なこと
8 points

  • 真のネイティブiOS/Androidアプリ・ヒートマップ。この機能を高水準で実現する数少ない製品です。
  • Webとモバイルで3,000セッションの無料枠があり、収益化前または初期段階のアプリには十分寛大です。
  • Cisco AppDynamicsとの連携は、エンタープライズのオブザーバビリティ基盤で意味を持ちます。
  • Proの毎日配信される異常レポートは、CROの情報源として有用です。
  • Web版は、Clarity、2026年のHotjar、PostHogと比べて、もはやカテゴリーの先頭ではありません。
  • AI機能はClarity、PostHog、LogRocketに大きく後れを取っています。
  • 買収後は製品開発の速度が落ち、競合よりリリースノートが少なくなっています。
  • Proはわずか5,000セッションで$55/moから。モバイルアプリの利用量に応じて料金が急増します。

Smartlookの料金は、Free $0(3,000セッション/mo、保存期間1か月、Web/モバイル)、Pro $55/moから(5,000セッション、毎日の異常レポート、エクスポート、連携)、Enterpriseは個別見積もり(SAML、REST API、プロジェクト数無制限)です。

評価:G2で4.6/5(760+件)、Capterraで4.7/5(450+件)。モバイルアプリチームの満足度は高く、Web専用チームの評価はやや低めです。

2026年に避けたい3製品

かつてこのカテゴリーのランキング常連だった3製品は、2026年にヒートマップ/セッションリプレイ単体として購入する理由を見つけにくくなりました。製品名と、その率直な理由を挙げます。

VWO Insightsは、WingifyのVWO Experience Optimizationプラットフォームに含まれる単体セッションリプレイ製品です。2026年の問題は、VWO Insightsがより広範なVWOスイートに組み込まれ、構成に応じて$199/mo以上になることです。しかも、エクスペリエンス最適化プラットフォームの中心はセッションリプレイではなくA/Bテストです。VWOのA/Bテストを実際に使っているなら、Insightsは付加価値になります。使っていないなら、Clarityが無料で提供するセッションリプレイに、エンタープライズ向けA/Bテストの料金を払うことになります。VWO Insights単体のURL(vwo.com/pricing/insights-web/)は2026年5月のテストで404を返しました。単体製品の優先度が下がっていること自体を示すシグナルです。すでにVWOのテスト機能へ料金を払っている場合を除き、見送るべきです。

Inspectletは2018–2021年には有力候補でした。2026年の製品は、最後の意味あるリリースが2022年ごろで止まったように見え、AI革命に合わせたダッシュボードの再設計もありません。AIセッション要約、AIチャット、自然言語リプレイ検索、文書化されたモバイルアプリSDKのロードマップもありません。料金は各プランで$39–199/mo前後のままです。ClarityはInspectletの全機能に、Inspectletにはない4つのAI機能を加え、無料で提供しています。2026年にInspectletを購入する理由は、もはや残っていません。

Heatmap.comが興味深いのは、本物のイノベーションで差別化しようとした点です。売上にひもづくセッション録画により、各録画が生み出した金額を確認できます。セッションあたりの売上を最適化する、高AOVのShopify/DTCストアには実用的な機能であり、行動分析スイートに~$300+/moを払うことも正当化できます。しかし、高トラフィックのECストアではなく、セッションごとのAOV最適化を明確な目標にしていないなら、使わない機能に満額を払い、それ以外はClarityで無料提供されることになります。CROの目標が文字どおり「セッションあたりのAOVをX%上げる」でない限り、見送るべきです。

3製品に共通するのは、製品自体が悪いわけではないことです。2022年にはあらゆるヒートマップ比較記事で5–10位に入っていましたが、2026年のClarity/Contentsquareによる再編で、価格対価値が「まずまず」から「マイナス」に変わりました。9製品のうち、3製品は時代遅れになったのです。

一方、時代遅れとは見なしていない製品も明確にしておきます。Contentsquareとの統合後もHotjarの「AIは小幅な改善にすぎない」という評判を当てはめるのは不公平です。2026年のClaude向けMCP連携は、有料市場で最良のAI/リプレイ・ワークフローで、無料プランのセッション量もこのカテゴリーで最も寛大です。Crazy Eggのページビュー課金は本物の落とし穴ですが、StarterでもAI分析を使え、PlusのA/Bテストは別契約を不要にします。Lucky Orangeの中間プランへの値上がり幅は大きな問題ですが、Shopifyアプリ連携はこのカテゴリーで最良です。この3製品は明確な弱点を持つ有料ツールであって、時代遅れではありません。VWO Insights単体版、Inspectlet、現行価格のHeatmap.comとの違いは、多くの運用担当者にとって後者を選ぶ判断基準が残っていないことです。

よくある質問

Hotjarの代替として最もおすすめなのは?

大差でMicrosoft Clarityです。永久無料でセッション数は無制限、2026年にはAIセッション要約とAIチャットを備え、世界の2M+サイトに導入され、Web上のリプレイ品質もHotjarに匹敵します。Clarityが再現できないHotjarの機能は、アンケート、フィードバックウィジェット、体系的なユーザーインタビューです。一方、Contentsquare移行後のHotjar無料プランは、200,000セッションと基本アンケートを€0で提供しています。そのため多くのチームでは、リプレイにClarityを使い、アンケートが必要になったときにHotjarの無料Contentsquareプランを追加します。アンケートも含む、洗練されたマーケター向けヒートマップを1契約で求めるなら、年払い€39/moのContentsquare Growthが有料の次段階です。それ以外ならClarityが答えです。

Hotjarに何が起きたのですか?

Contentsquareは2021年3月にHotjarを買収し、2024年から2025年にかけてcontentsquare.com配下へプラットフォームを完全統合しました。Hotjarブランドは現在も存在し、hotjar.comも表示され、スクリプトもhotjarとして導入できます。ただし料金、製品ロードマップ、サポート基盤はContentsquare Experience Analyticsへ移りました。2026年の料金改定では無料枠が月間200,000セッションになり、従来の35セッション/日からおよそ200x改善しました。有料のGrowthは年払い€39/mo、月払い€49/moからで、PlusとScaleは個別見積もりです。Contentsquareが買収したプロダクト分析プラットフォームのHeapも、同じ傘下にあります。

Lucky OrangeはHotjarより優れていますか?

月間5,000セッション未満の小規模Shopifyストアで、ライブチャットとヒートマップを1つの契約にしたいなら、Lucky OrangeのBuild $39/moは有力です。それ以外では、Contentsquare移行後のHotjar無料プラン(200,000セッション/mo、リプレイ、ヒートマップ、ファネル、基本アンケート)が、価格とセッション量の両方でLucky Orangeの有料Buildを上回ります。アンケートとフィードバックを中心にCROを進めるなら、HotjarのVoice of CustomerはLucky Orangeのアンケート機能より優れています。ライブチャットを中心にするなら、チャットのないHotjarよりLucky Orangeが上です。判断を分けるのは、同じスクリプトでライブチャットを使う必要があるかどうかです。

Hotjarは現在も存在しますか?

はい。hotjar.comは現在も表示され、製品は存在し、チームも開発を続けています。ただしHotjarは独立した単体ブランドではなく、ContentsquareのExperience Analyticsプラットフォーム内のSKUになりました。「Hotjar」という名称は単体料金ページより長く残る可能性があります。現時点では両方のURLが機能し、同じ製品が2つの名前で販売されています。ブランドの混乱は現実にあり、多くの購入者は請求元がContentsquareであることにすぐ気づきません。Hotjarのプラン料金はContentsquare Experience Analyticsと同じで、Free €0、Growthは年払い€39/moまたは月払い€49/mo、PlusとScaleは個別見積もりです。

2026年のMicrosoft Clarityは本当にHotjarより優れていますか?

セッションリプレイとAI駆動のCRO要約については、多くの運用担当者にとってClarityが上です。無料でセッション無制限、2026年の4つのAI機能(AI要約、AIチャット、Brand Agents、AI強化ヒートマップ)を備え、2M+サイトに導入されています。アンケート、フィードバックウィジェット、体系的なVoice of Customer調査では、Hotjar(Contentsquare)が依然として優れています。Clarityのアンケートビルダーは最低限です。2026年の現実的な構成は、Clarityを主なリプレイ/AI要約ツールとし、アンケートにHotjar Freeを使う併用です。CNILが2026年4月に始めたセッションリプレイの意見募集は両製品に等しく関係し、同意バナーへの対応姿勢も同程度です。

Microsoft Clarityは無料なのに、どう収益化していますか?

ClarityはMicrosoftのプラットフォーム投資であり、単独で損益を立てる事業ではありません。MicrosoftはBing Webmaster Tools、Microsoft Advertising、Edgeブラウザーのインサイトを通じ、より広いエコシステムのシグナルを収益化しています。GoogleがSearch Consoleについて説明する場合と同じ答えです。Clarityの集計データはMicrosoftのWeb品質モデルを改善し、2026年に始まったBrand AgentsではCopilotのショッピング体験にも活用されます。文書化されたプライバシーポリシーによれば、個々のプロジェクトデータが第三者に販売されることはありません。プロジェクト設定のデータ共有スイッチを切れば、集計モデルへの提供もオプトアウトできます。このトレードオフは明示され、透明です。大半の「無料」SaaSツールより明確だといえます。

AI Overviewsとゼロクリック検索の時代にもヒートマップツールは有効ですか?

はい。ヒートマップが測るのはサイト内の行動で、クリック率ではないからです。AI Overviewsとゼロクリック検索が変えるのは集客の問題です。順位ごとに得られるトラフィックが減るため、実際にサイトへ来た訪問者1人の価値は上がります。結果として、訪問者あたりのセッションリプレイ/ヒートマップ分析は、重要性が下がるどころか高まります。以前のCROでは「なぜホームページから離脱したか」を診断していました。今は、AI Overviewsをくぐり抜けた、少数でも意欲の高い訪問者が「なぜコンバージョンしないか」を診断します。AI Overview後の検索結果でも、Clarity、Hotjar(Contentsquare)、PostHogは有用です。避けるべきなのは、別の理由ですでに時代遅れになった製品(Inspectlet、VWO Insights単体版、現行価格のHeatmap.com)です。

セッションリプレイツールは2026年のCNIL意見募集後も存続しますか?

存続しますが、このカテゴリー全体で同意バナーへの対応は厳しくなります。CNILが2026年4月に始めた意見募集の焦点は3つです。セッションリプレイスクリプトが同意をどう取得するか、録画内のPIIをどうマスキングするか、データをどこに保存するかです。EUホスティングと文書化されたGDPR対応手順を持つ製品(Contentsquare、Mouseflow、PostHogのセルフホスト)が最も有利です。米国のみのデータレジデンシーと弱いPIIマスキング初期設定を持つ製品(Smartlook、標準設定のLucky Orange)はリスクが高くなります。Microsoft Clarityには興味深い点があります。GDPR/CCPAの対応手順は文書化されていますが、Microsoftへのデータ共有がオプトインではなくオプトアウトになっている初期設定は、CNILの関心を最も集めそうな部分です。現実的には、有料製品は2026年Q3までに同意UIを強化し、欧州トラフィックでセッションリプレイを使うコストは上がるでしょう。ただし、このカテゴリーを消滅させるほどではありません。

ヒートマップとCROテストの両方が必要ですか? 片方で代用できますか?

両方が必要ですが、順序が重要です。ヒートマップ/セッションリプレイツールは、何が壊れているかを教えます。CROテストツール(またはAIバンディット)は、修正が効いたかを教えます。両者はデータを共有しても、解く問題は別です。2026年に多くの運用担当者へ適する構成は、診断にClarityを使い、最適化には組み込みのA/Bスイート(Crazy Egg Plus、PostHog Experiments、すでに導入済みならVWO)またはAIバンディットを使うものです。ヒートマップを飛ばしてA/Bテストへ直行すると、まだ理解していないページのバリエーションを検証することになります。テストをせずリプレイだけを見ると、因果関係を推測するしかありません。両者を組み合わせつつ、できる限りヒートマップ側は無料にしてください。

自社に合う製品は? 技術構成とトラフィック別の選び方

2026年の再編後は、最も美しいダッシュボードを持つ製品ではなく、すでに何を運用しているかで答えがほぼ決まります。

自己資金で運営する個人事業者、またはヒートマップツールを初めて使う場合は、Microsoft Clarityを導入してください。無料、セッション無制限、AI要約、AIチャット。判断は1クリック、スクリプトは1行です。それ以上が必要かは、今後2年かけて見極めても構いません。::card{href="/growth/ai-bandit-vs-ab-testing-landing-page-cro-30-day-playbook" title="A/BテストをAIバンディットへ置き換える(30日間のデータ)" description="A/Bテストの遅いアトリビューション問題を越えた先で、CROツールがどう変わるか。"}

Shopify/DTCストアで、ヒートマップと同じスクリプトからアンケート、フィードバックウィジェット、ライブチャットを使いたいなら、AIリプレイ層にClarity、アンケートにHotjarの無料Contentsquareプランを使います。月間5,000セッション未満で、同じ契約にライブチャットを入れたいなら、Lucky Orange Buildの$39/moがよりシンプルな1製品構成です。5,000セッション/moを超え、ライブチャットが必須でないなら、Clarity+Hotjar Freeの組み合わせが勝ちます。

すでにPostHogを運用するB2B SaaSチーム、またはプロダクト分析、機能フラグ、実験、セッションリプレイを1製品にまとめたいチームには、PostHogが答えです。自然言語リプレイ検索とClaude CodeとのMCP連携は、エンジニア主導のワークフローを明確に速くする、まだ十分に知られていない2026年の機能です。従量課金なので、録画した分だけ支払います。::card{href="/blog/best-ai-landing-page-builders-2026-conversion-optimization-tax" title="AIランディングページビルダーの最適化コスト" description="多くのチームが早すぎる段階で契約するAIコンバージョン最適化プランに、実際いくら払うのか。"}

セッションリプレイに加え、エラー追跡、コンソールログ、AIデバッグが必要なSaaSエンジニアリングチームには、LogRocket Professional $295/moが統合先になります。Galileo AIが別のAIデバッグ契約を置き換え、MCP経由でAIコーディングエージェントがセッションデータを直接取得できます。

トラフィックがモバイルアプリ中心(ネイティブiOS、ネイティブAndroid)なら、このカテゴリーを本格的に扱えるのは$55/moからのSmartlookか、エンタープライズ向けFullStoryの2製品だけです。セルフサービスならSmartlook、エンタープライズならFullStoryです。

調達プロセス、SAML SSO要件、年単位の契約を前提とするエンタープライズには、FullStoryが適しています。「料金を問い合わせ」という壁は意図的で、購入サイクルに合っています。$1,500/mo以上を見込んでください。

VWO Insights単体版、Inspectlet、または現行価格のHeatmap.comを検討しているなら、いったん考え直してください。::card{href="/blog/best-ai-meeting-note-takers-2026-per-seat-cost-math" title="AI議事録ツールに潜むユーザー単価の罠" description="チームが成長したとき、ベンダー型SaaSプランのコストが実際にどう膨らむか。"} 1つ目はVWOがすでにすることと重なり、2つ目には意味あるAI機能の更新がなく、3つ目が解く「セッションあたりの売上」という問題を購入者の90%は抱えていません。その90%の問題はClarityが無料で解決します。

検索エンジンをまたぐ現実も2点あります。1つ目は、単一製品ですべてのチャネルを見渡せないことです。::card{href="/growth/llm-seo-tracking-stack-cross-engine-citation-coverage" title="LLM SEOトラッキングの技術構成" description="1つのAI可視性ツールだけでは、ChatGPTとPerplexityの両方を把握できない理由。"} 同じ原理が、ブラウザーやデバイスをまたぐセッションリプレイにも当てはまります。2つ目は、$89/moのコンテンツツールが明らかに元を取れる時代は終わったことです。::card{href="/blog/growth-content-tool-roi-after-ai-overviews" title="コンテンツ最適化ツールが今も元を取れる条件" description="AI Overviewsがクリックの58%を奪った後に必要となる、損益分岐点のキーワード数。"} どのヒートマップツールを購入する場合も、同じ厳密さで損益分岐点を見極めるべきです。

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最終更新

2026年9月6日

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