Napkin AIの使い方と料金|提案書・レポートに役立つ図解を作る
Napkin AIで提案書や投稿、レポートの文章を伝わる図解にするには?使い方と料金、Gamma・Canva・draw.ioとの選び分けを解説します。Napkin Slidesによる資料作成、ブランド設定、Effects適用後の編集や書き出しの制約、商用利用とクライアントデータの扱いまで確認できます。
公開日

Napkin AIは、提案書や投稿、レポートの文章を、ひと目で伝わる図解にしたいときに役立ちます。書き出し形式は4種類ありますが、選ぶ際の軸は、必要なのが再利用できる図解なのか、プレゼンテーション全体なのか、厳密な業務フロー図なのかという点です。目的によって、適したツールは変わります。
機能・料金・利用条件は、2026年10月15日にNapkinの公式製品ページとヘルプセンターで確認しました。本稿はドキュメント、公式の作例の確認、ワークフローの分析に基づく評価であり、製品を実際に操作した試用レビューではありません。
Napkin AIとは?文章を編集可能な図解に変えるツール
Napkin AIは、文章を編集可能な図解、フローチャート、インフォグラフィック、マインドマップ、データチャートに変換します。Visualsでは、入力・貼り付け・インポートした文章をもとに、内容に合った図の構成が提案されます。同じサブスクリプションに含まれる別製品のNapkin Slidesでは、プレゼンテーション全体を作成できます。コンサルタントが使うなら、まず文章として筋の通った説明を用意するのが出発点です。Napkinはその説明を視覚的に整理しますが、図が何を意味するかを判断する責任は、作り手にあります。
Napkin AIの代替ツールは?成果物に合わせた選び方
Napkin AIが向いているのは、伝えたい内容は決まっていて、それを図にする工程を助けてほしい人です。支援の進め方を説明するコンサルタント、フレームワークを図解するマーケター、ビジネスモデルを整理する創業者が当てはまります。一方、多様な形式のキャンペーン素材を作るデザイナーや、詳細な業務フロー図を保守する担当者では、仕事の中心が異なります。
比較するときは、生成後にどのような成果物を管理・更新していく必要があるかを考えると整理できます。
判断の軸は、意味の正確さ、読みやすさ、ブランドの統一、引き継ぎやすさです。元の文章にある関係性を保てているか。実際に掲載するサイズで読めるか。資料全体になじむか。次の担当者が必要な修正を加えられるか。見栄えのよい図が生成されただけでは、これらは判断できません。
Gamma:資料の作成から公開まで幅広く扱うなら
AIでプレゼンテーションやドキュメントを作るGammaは、成果物にスライド資料、共有用ドキュメント、Webページが含まれる場合に有力な候補です。現在の製品では、AIエージェントによる構成案の作成、手作業での調整、PowerPointやPDFへの書き出しに対応しています。コンサルタントにとっては、ストーリー全体を組み立て、そのまま共有できる作業環境にまとめられる点が利点です。
既存のクライアント用テンプレートに業務フローの図を入れるだけなら、ここまで広い作業環境は必要ないかもしれません。また、Napkin Slidesがあるため、選択肢を単純に「図解か、スライド資料か」で分けることもできません。Gammaは、作成から公開までの幅広いワークフローを理由に選びましょう。既存のプレゼンテーション制作を移行する前に、普段の用途を代表する資料で比較するのがおすすめです。ほかの候補はGammaの代替ツールガイドで紹介しています。
Canva:図解を含むキャンペーン全体を制作するなら
ドキュメント、プレゼンテーション、SNSコンテンツ、動画を扱うデザインスイートのCanvaは、同じキャンペーンを複数の形式で展開する場合に向いています。マーケターが必要とするのは図解だけとは限りません。写真、見出しのデザイン、カルーセル投稿、動画も必要になります。内容を図で説明することは、その制作物全体の一部です。
素材を組み合わせ、ブランドを統一した制作物を継続的に作る仕事が中心なら、Canvaを主な作業環境にするとよいでしょう。ただし、機能が豊富でも、伝えたい内容が手順なのか、比較なのか、階層なのかを決める作業は残ります。説明用の図解をNapkinで作り、その周囲のデザインをCanvaで仕上げる使い方もできます。制作全体での利点と制約はCanvaレビューを参照してください。
draw.io:図そのものを業務記録として保守するなら
編集可能なファイルと複数の保存先を備える図作成エディターのdraw.ioは、図そのものを正式な業務記録として管理する場合の出発点に適しています。たとえば、レポート向けに業務を図解するマーケターではなく、業務の変化に合わせて判断の分岐や担当を更新するプロセス責任者の用途です。
細かく制御できる分、図を組み立てる手間は増えます。必要なボックス、分岐、接続を具体的に定義でき、継続的な修正も想定しているなら、draw.ioが向いています。文章をわかりやすい図で表現することが繰り返し発生する仕事なら、Napkinが適しています。どちらを使っても、元の業務プロセスが正しいことまで保証されるわけではありません。
業務の説明を、内容に合った図解にする
Napkin AIが特に役立つのは、選んだ文章に明確な関係性がある場合です。業務の手順、全体を構成する要素、比較する選択肢、階層などが該当します。まず、読み手にどの関係を理解してほしいかを決めましょう。終点のある業務を見栄えのよい循環図で表すと意味が変わります。単なる要素の集まりをピラミッドで表すと、意図しない序列を伝えてしまいます。
Napkin AIの活用例:仕事で使える5つの場面
- コンサルタントの提案書に載せるロードマップ。 支援の進め方を、作業とクライアントの承認の流れに整理します。クライアントが情報を提供するタイミングも示しましょう。提案書を読み返さなくても次の動きがわかるなら、その図を載せる意味があります。
- マーケターによる解説投稿。 短いフレームワークを、比較図や関連する考えのまとまりに変えます。各項目には意味の伝わるラベルを付けます。文章だけでは見えにくい関係性を配置で示せていなければ、各文にアイコンを添えても装飾にとどまります。
- クライアント向けレポート。 確認済みの結果を、対象期間と単位を明記したチャートにします。提言は近くに文章で残しましょう。弱い成果を立派に見せるためではなく、根拠を確認しやすくするためのチャートにします。
- 業務手順書。 承認済みの手順を、例外処理と各作業の担当を含むフローチャートにします。通常のケースも例外的なケースも、どの分岐を進むか推測せずにたどれることが大切です。
- 創業者のピッチ資料。 顧客が課題から有用な成果にたどり着く流れを示します。現在の製品と将来の計画は明確に区別しましょう。図を既存のスライド資料に入れることも、Slidesでストーリー全体を組み立てることもできます。
公式作例で確かめる、レイアウト変更の効果と限界
Napkin AIのフローチャート紹介ページには、同じサポートチケットの説明を複数のレイアウトで示した作例があります。入力文が説明するのは、問い合わせの送信、感情分析、緊急度による振り分け、解決、フィードバックです。想定する業務の流れを変えずに、見せ方を比較できる例になっています。
公式のアイコン付き横型レイアウトでは、各段階に説明文が添えられています。文脈をつかみやすい一方、横幅と繰り返される説明文のため、幅の狭い提案書のページでは周囲の本文と場所を取り合ってしまいます。
シンプルな縦型レイアウトは、ラベルが短く、縦に長い構成です。そのページに使うなら、こちらを出発点にするほうが適しています。どちらもNapkinが公開している作例です。
それでも残る問題は、判断の論理が明示されていないことです。 緊急度の判断から上級担当者と通常の対応キューへ分岐しますが、分岐を結ぶ線にはラベルが見当たりません。クライアント向けの概要説明なら、読み手の推測に委ねられる場合もあります。しかし、業務手順書では緊急度の判断基準と各分岐の条件を明示すべきです。レイアウトをコンパクトにすれば紙面の問題は解消できますが、それだけで業務の文書化が完成するわけではありません。
Napkin AIの使い方:文章の準備から図解の確認まで
Napkin AIのCustom Generationでは、図の種類、向き、情報量を指定できます。同じ文章から何度も生成を繰り返す前に、これらの設定を目的に合わせて使いましょう。
見た目を整える前に、関係性を文章にする
提案書向けの指示文なら、たとえば次のように書けます。「クライアントの受け入れ手順を図にしてください。クライアントが依頼内容を提出します。コンサルタントは必要な情報がそろっているか確認します。不足があればクライアントに差し戻します。そろっていればキックオフを設定します。各作業の担当を示してください。」
この例は、自社で承認済みの手順に置き換えてください。生成する前に、料金、約束事項、例外条件を正確にしておきます。
図解する文章を選んで生成する
Napkinのドキュメントに文章を貼り付け、該当部分を選択して、青いGenerate VisualまたはAuto Sparkを使います。関連のない話題が混在するレポート全体ではなく、図にしたい説明を選びましょう。この選択操作はスタートガイドに記載されています。
掲載先に合わせて図の形を指定する
生成プレビューの下にあるCustomizeを開きます。Specify visual欄でフローチャートを指定し、資料の狭い段組みにはPortrait、横長のスライドにはLandscape、正方形の投稿にはSquareを選びます。周囲の文章に詳しい説明があるならSummaryから始め、図だけで説明を完結させるならDetailedを選びましょう。設定を適用すると、修正した候補が生成されます。
見た目より先に意味を確認する
元の文章と照合しながら、各経路をたどります。判断条件、分岐のラベル、作業の担当、終了状態を確認しましょう。そのうえで、意味を変えずにラベルを短くします。色、アイコン、余白を決めるのは、この確認を終えてからです。
修正は「読む方向が合っていない」「例外時の経路が抜けている」のように具体的に行います。「もっときれいに」と頼むだけでは、内容上の問題が残ります。同じ図に厳密な構造修正を何度も加える必要があるなら、図を継続的に保守できるdraw.ioのワークフローが、より有力な選択肢になります。
ブランドを統一し、編集できる原本を残す
Napkin AIの編集機能が重要なのは、図解をクライアントの資料になじませる必要があるからです。フォントが違ったり、アイコンが細かすぎたり、提案書と無関係な配色だったりすると、説明自体は正しくても、後から貼り付けたように見えてしまいます。
まずは通常の編集可能な図で作業します。ラベルの階層を確認し、色数を絞って、意味の明確な配色にしましょう。アクセントカラーは、クライアント側の作業や重要な判断を示すために使えます。すべてのボックスに別々の強い色を付けると、読み手はその色分けに意味があるのかまで考えなければなりません。
同じクライアントの仕事を継続するなら、Custom Brandsの手順が役立ちます。Brand Studioを開いてブランドを追加し、承認済みの色を入力するか、ブランド素材から抽出します。タイトル、ラベル、説明文のフォントを選んで保存すれば、選択した図やページ内のすべての図に適用できます。カスタムフォントのアップロードはProの機能です。
レビュー担当者と共同作業するコンサルタント向けに、NapkinはTeamspaceでの共同編集、コメント、ハイライトも案内しています。書き出す前にコメントで文言を確定し、ブランドの最終確認は担当者を決めて行いましょう。別々の修正によって、同じ説明の微妙に異なる版ができるのを防ぎやすくなります。出典:Napkinの共同作業機能。
色などの値は、クライアントが指定したものを使います。画像からの色抽出は出発点にはなりますが、スタイルガイドの代わりにはなりません。ロゴ画像には、輪郭を滑らかにするための、正式なブランドカラーではない中間色が含まれる場合があります。制作会社なら、保存するスタイルにわかりやすい名前を付けることも大切です。見栄えはよくても、別のクライアントの配色で書き出してしまう事態を防げます。
Effectsを使うと、編集できる範囲が変わる
Napkin AIのEffectsでは、Editorial、Sketch-style、Origamiなどのスタイルや、独自の説明文を使って図の見た目を変えられます。対象は図、アイコン、テキスト、またはそれらの組み合わせです。押さえておきたいのは、適用した要素がスタイル付き画像の一部となり、個別には編集できなくなる点です。Effectをオフにすれば、元の図を利用できます。
SNS投稿なら、仕上げとして許容できる場合があります。一方、翌日にクライアントが工程名を変更するかもしれない提案書では、テキストを対象から外して適用するか、通常の編集可能な版を原本として残しましょう。Effectを適用した後は、文字、数値、細部を確認します。ドキュメントでも、この確認が明示的に求められています。
受け取る人の次の作業に合わせて書き出す
Napkin AIでは、PNG、PDF、SVG、PPTへの書き出しが案内されています。個別の図を書き出すには、図のフレームを選択し、右上の書き出し操作からプレビューを開いて形式を選びます。詳しくは図解の書き出し手順を参照してください。
- PNGは、固定されたピクセルの格子で表すラスター画像です。完成した図を投稿や資料に配置してもらう場合に使います。
- PDFは、完成版の共有や印刷に向いています。納品用の形式であり、編集用の原本として優先する形式ではありません。
- SVGは、拡大・縮小に対応するグラフィック形式です。サイズを変えても鮮明に表示したい図に向いていますが、実際の編集方法は受け手側のエディターによって変わります。
- PPTは、プレゼンテーション用アプリで編集を続けてもらう場合に適した形式です。
プレゼンテーションの書き出しガイドでは、「書き出したものは編集可能」と一括りにせず、条件をより正確に示しています。テキストと対応する図形は編集できますが、画像とEffectsは画像のままです。受け手が使うアプリで書き出したファイルを開き、フォント、折り返し、配置を確認しましょう。ダウンロードに成功しただけでは、納品できる状態かどうかはわかりません。
確認済みの数値からレポート用チャートを作る
Napkin AIのData Chartsは、文章やデータから、棒グラフ、折れ線グラフ、ファネル、ウォーターフォールなどを作成できます。ラベル、数値、色、データポイントを変更でき、チャートの種類も切り替えられます。承認済みの数値はあるものの、図を最初から組み立てたくないコンサルタントに役立ちます。
たとえば、マーケターが集客チャネルについてクライアント向けレポートを作る場面を考えます。元データには、チャネル名、有望な見込み客の件数、集計期間、有望な見込み客の定義が必要です。件数の比較には棒グラフを使えます。ただし、知りたいのが効率なら、件数だけでは足りません。対応する費用やコンバージョン率のデータも必要です。
作業は、承認済みの値を貼り付け、業務上の問いに答えられるチャートを指定し、表示されたすべての値を元データと照合する順で進めます。単位は見える位置に残しましょう。短くしたラベルが元と同じ指標を示しているか、比率の分母に意味があるかも確認します。
よくある失敗は、見栄えを優先して図の形式を選び、答えるべき問いを変えてしまうことです。ファネルは連続する段階を示すため、独立した集客チャネルの説明には適していません。実際にそれらのチャネルが順序を構成している場合は別です。円グラフは全体に対する内訳を表すので、対象者が重複する集計は、その前提を満たしません。
目指すのは、判断の根拠を確かめやすくするレポート用の図です。数値の正本は、元のスプレッドシートや承認済みレポートとします。チャートが編集可能だからといって、そのデータと常時接続されているとは限りません。本稿でも、そのような接続は前提にしていません。
Napkin Slidesでプレゼンテーション全体を作る
Napkin Slidesは、Free、Plus、Proで利用できる公開ベータ版として、Napkin公式サイトで確認できます。アイデア、メモ、対応するファイルをもとに、文脈に応じた質問を行い、確認用の構成案を作ってからプレゼンテーションを生成します。レイアウトを選び、生成結果を直接編集することも、エージェントに修正を依頼することもできます。
創業者が投資家向けの近況報告を作るなら、指示には読み手、求める判断や議論、承認済みの根拠、まだ不確かな点を含めます。スライドを生成する前に、構成案の論旨を確認しましょう。見た目が統一された資料でも、最も伝えたい依頼が埋もれたり、予測を達成済みの実績のように見せたりすることはあります。
生成後は、各スライドの役割に合わせてレイアウトを選びます。意思決定を求めるスライドには、明確な選択肢とその結果が必要です。根拠を示すスライドには、理解しやすいチャートと出典の文脈が必要です。ロードマップには、明確なマイルストーンと依存関係が必要です。ブランドが統一されていても、すべてに同じ情報密度の高いレイアウトを使うと、話の流れを追いにくくなります。
納品前には、書き出したプレゼンテーションを実際に使うアプリで確認します。案内されているPPTでの書き出しは、PowerPointでの追加編集やGoogle Slidesへのインポートに対応していますが、前述した要素ごとの編集上の制約があります。これを、アプリ間で自動同期される根拠として説明してはいけません。
既存のスライド資料にわかりやすい図を加えるならVisuals、ストーリー全体を組み立てるならSlidesを選びます。 ドキュメントの作成や公開まで含む幅広いワークフローを目的に導入するなら、Gammaが候補です。Slidesが利用できるというだけで、うまく機能しているプレゼンテーション制作の流れを移行する理由にはなりません。
Napkinは現在、プログラムから図解の生成を依頼できるAPIも案内しています。各プランで利用でき、クレジットや上限はプランによって異なります。ただし、受け付けるのはテキストで、PDFやドキュメントのアップロードではありません。レポート制作を自動化する場合、文書からテキストを抽出する処理は別途必要です。APIは仕組みを組み立てる部品にはなりますが、企業が求めるあらゆる標準連携があることを意味しません。
Napkin AIの料金:継続的なクライアント業務にはPlusが基本
クライアント向けの図解を継続的に作るなら、Napkin AI Plusが現実的な出発点です。料金は、月払いで1人あたり月額US$12、年払いで1人あたり月額換算US$9です。月間10,000 AIクレジット、回数無制限のPPT/SVG書き出し、Napkinのブランド表示の削除、3つのBrand Stylesが含まれます。これは2026年10月15日に公式料金ページで確認した料金です。同ページでは、初期表示が年払いの料金になっています。
FreeはUS$0で、週500クレジット、回数無制限の編集とPNG/PDF書き出しを利用できます。Napkinのブランド表示は付きます。制約が気になるのは、クライアントへの継続的な納品に使う場面です。クレジットのガイドには、FreeでもPPT/SVGを制限付きで書き出せるとありますが、具体的な回数枠は示されていません。無制限の制作環境ではなく、試して評価する機会と捉えましょう。
Proは、月払いで1人あたり月額US$30、年払いで1人あたり月額換算US$22です。月間30,000クレジット、数の制限がないカスタムブランド設定、フォントのアップロードが含まれます。こうしたブランド要件や利用量が重要ならProを選びます。Enterpriseの料金は営業窓口への問い合わせが必要です。有料のTeamspaceでは、招待を承諾したメンバーごとにシート料金が発生します。出典:Napkinの料金。
月間の作業量を試算してみます。承認済みの図解を20点作り、各図で80語を選択して3回ずつ生成する場合、Napkinの語数に基づく概算ルールでは、消費量は約4,800クレジットです。Plusの月払い料金なら、承認済みの図解あたりのサブスクリプション費用はUS$0.60になります。人件費、Effects、Slides、税金は含みません。これは予算の試算であり、実測した生成成功率ではありません。
語数に基づく見積もりが適用されるのは、図解の生成です。Slides、AIに依頼する変更、Effectsでは消費量が異なる場合があります。直接手作業で編集する場合は、クレジットを使いません。プラン付属のクレジットは週次または月次のリセットで失効しますが、追加購入分は繰り越されます。プランのクレジット枠を完成する成果物の保証数と捉えず、アプリ内で各操作の消費量を確認しましょう。出典:クレジットとプラン。
制限、商用利用、クライアントデータの扱い
Napkin AIで作ったものは、クライアントに渡す前に確認する必要があります。「AIは間違えることがある」という一般論より、具体的な制約を把握するほうが役立ちます。
図がわかりやすくても、業務プロセスの正しさは保証されません。 公開されているサポートチケットの作例でも、もっともらしい図の中に、明示されていない判断条件が残っています。誰かが実際に従う手順なら、条件、担当、例外時の経路を確認しましょう。図解の役割は、読み手が推測する部分を減らすことです。
Effectsによって、期待していた編集のしやすさが失われる場合があります。 印象的なスタイルが完成済みの投稿に合っていても、再利用する提案書の部品には不向きなことがあります。編集できる原本を残し、書き出した結果を確認してください。
図解の生成には、引き続きパソコンが必要です。 Napkinの現行のスタートガイドでは、モバイルからの閲覧とプレゼンテーションの作成・編集は認められていますが、個別の図解生成にはパソコンでの利用が必要です。スマートフォンだけで制作から公開まで完結させたい用途には、なお不向きです。
利用量より先に、ブランド要件によって上位プランが必要になる場合があります。 制作する図が比較的少なくても、指定フォントや、より多くのクライアント用スタイルが必要なコンサルタントもいます。少ないクレジット枠で足りるから安いプランでよいと決めつけず、成果物の要件を軸に判断しましょう。
商用利用できるのは成果物であり、部品の独立利用とは別
Napkin AIの利用規約第4.6条は、規約に従うことを条件に、生成された成果物をマーケティング、ビジネスプレゼンテーション、再販などの商用目的に使うことを明示的に認めています。一方、成果物に組み込まれた個々のアイコン、テンプレート、その他の部品の所有権は付与されず、それらを抽出して独立に利用することは禁止されています。成果物の独自性も保証されていません。
コンサルタントが納品する完成済みの説明図と、抽出したアイコンを集めた再利用用素材集は、別の成果物です。クライアントと業務範囲を決める際にも、この違いを明確にしましょう。SVGで書き出せるというファイル上の機能によって、規約で与えられる権利が広がるわけではありません。
また、利用規約では、設定に応じて、提出したコンテンツについてサービスに関連する利用許諾をNapkinに与えます。Teamspaceの管理者はチームのコンテンツとプライバシー設定を管理し、メンバーを削除すると、その人が作成したものも含めてアクセスできなくなります。外部の担当者が契約を終える前に、誰がワークスペースを管理し、最終書き出しデータを受け取るのかを決めておきましょう。
改善目的の利用をオフにしても、データ保存がなくなるわけではない
Napkin AIのデータ関連文書は、「データは一切使われない」という理解では不十分です。データ処理契約(DPA)は、顧客の個人データをモデルの学習対象から除外しています。ただし、顧客がオプトアウトしていない場合、匿名化した操作データや個人を特定できないようにしたコンテンツを、サービスやモデルの改善に使うことを認めています。これは、ビジュアルコンテンツについて利用規約ページにある簡潔な説明よりも広い範囲です。
案内されている設定手順は、Account Settings → Data Privacy →「Use my content for product improvements」をオフにするです。チーム側の同等の設定は、Teamspaceの管理者が操作します。この設定はVisualsとSlidesの両方に適用されます。
DPAは別途、第三者のAIによる処理や、運用、安全性、特定の機能に関わるデータ保持を認めています。プライバシーポリシーによると、入力テキストや図解を含むアカウント関連データは、アカウントが有効な間保持されます。改善目的の利用をオフにしても、処理や保存を伴わずに生成されるという意味にはなりません。
クライアントの機密資料を扱う場合は、クライアントが承認したデータ取り扱い手順に従い、インポートする前にワークスペースの設定を確認します。最初の評価なら、匿名化した業務手順の説明で、ワークフローが用途に合うか判断できます。図解を評価するためだけに、提案書全体をアップロードする必要はありません。
Napkin AIレビューの結論:文章を伝わる図にする用途に向く
すでに理解できている内容を、わかりやすい図にする工程が繰り返しボトルネックになっているなら、Napkin AIを業務に取り入れる価値があります。クライアントへの定期的な納品にはPlusが基本です。ブランド要件や利用量が見合うならProを選びます。出力と引き継ぎのしやすさを評価している段階では、Freeでよいでしょう。
選び方の基準: 文章から説明用の図を作るならNapkin、プレゼンテーションの作成から公開まで広く扱うならGamma、キャンペーン制作ならCanva、業務記録として保守する厳密な図ならdraw.ioを選びます。スライド資料全体を作る必要がある場合は、ベータ版であることを踏まえてNapkin Slidesを評価しましょう。
来週、承認済みの提案書から業務の進め方を説明する段落を選び、上記の手順で図解してみてください。論理を確認し、実際に使うサイズで配置したら、書き出したファイルを受け手のアプリで開きます。流れが明確に伝わり、必要な箇所を編集できるなら、導入判断に役立つ検証になります。図を読み解くために元の段落を読む必要があるなら、生成量を増やすために課金する前に、説明の仕方を見直しましょう。
よくある質問
Napkin AIは無料で使えますか?
はい。Napkinには、生成クレジットが定期的に付与され、出力にブランド表示が付くFreeプランがあります。PNGとPDFの書き出しは回数無制限です。ヘルプセンターには、FreeでもPPTとSVGを制限付きで書き出せるとありますが、具体的な回数枠は公表されていません。アカウントで利用できる書き出しを確認してください。
Napkin AIの代わりに使える無料ツールはありますか?
自分で図を組み立てられ、編集可能なファイルが必要なら、draw.ioが候補になります。文章から図を生成するNapkinとは、作業の進め方が異なります。図の見せ方を考える支援が必要なのか、構造を把握している図を自分で細かく制御したいのかで選びましょう。
Napkin AIはダウンロードが必要ですか?
Napkinはブラウザーで使え、Webアプリから登録できます。スタートガイドでは、Googleアカウント、またはメールアドレスとパスワードによる登録が案内されています。個別の図解生成にはパソコンが必要です。モバイルでは、作成済みのものの閲覧と、プレゼンテーションの作成・編集に対応しています。
Napkin AIでプレゼンテーションを作れますか?
はい。既存のスライド資料に入れる図はVisuals、プレゼンテーションそのものはNapkin Slidesで作れます。Slidesは現在ベータ版です。画像やEffectsは個別に編集できる図形には変わらないため、PPTで書き出したファイルを、実際に使うアプリで確認してください。
AI業務ワークフロー監査チェックリストを使い、繰り返し発生する図解の作業のうち、どこから改善する価値があるかを見つけてください。
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