ウェビナーツール比較2026:集客・自動配信・動画活用で選ぶ

ウェビナーツールを用途別に比較。Livestorm、Zoom Webinars、Demio、ON24、Restream、Riversideの料金、参加者・登録者の上限、CRM連携、自動配信を整理します。集客から開催後のフォロー、録画の再利用まで、必要なプランと追加費用を確認し、自社に合う構成を選ぶためのガイドです。

公開日

ウェビナーツール比較2026:集客・自動配信・動画活用で選ぶ

ウェビナーツールを選ぶ基準は、参加者が入室した後に何を実現したいかです。HubSpotを軸にしたリード獲得ならLivestorm、大規模な配信ならZoom Webinars、デモの自動配信ならDemio、大企業の継続的な顧客接点づくりならON24が候補になります。SNSへの配信にはRestream、開催後に動画コンテンツとしても活用したいウェビナーにはRiversideが向いています。最初に分けて考えたいのは、会場の定員と購入した利用枠です。Livestormはライブ配信で3,000人を収容できると案内していますが、最小の有料構成に含まれるのは年間400参加者クレジットです。

2026年10月28日時点で、各社が公開する料金ページと製品ドキュメントを確認しています。 本記事は公開資料に基づく比較であり、製品を実際に操作したテストではありません。冒頭で説明した定員と利用枠の違いは、Livestormの料金ページと現行の参加者クレジットに関する資料に基づいています。

ウェビナーツールは開催目的に合わせて選ぶ

主なイベントで、参加登録から配信、その後のフォローまでがつながるツールを選びましょう。製品デモを繰り返し行う創業者と、経営層による説明会を配信するマーケティング責任者では、必要な自動化が異なります。定員の大きなプランを買うだけでは、どちらの業務も整いません。

以下は、ウェビナー用途に必要な有料構成の最低料金です。金額は米ドルで、年間契約の料金にはその旨を記載しています。別途必要な基本プランやアドオンも併記しました。ON24は最低料金の金額を公開していません。

ツール向いている用途最低料金無料トライアル
LivestormHubSpotを軸にしたリード獲得と顧客教育Pro:年間400参加者クレジットで$1,200/年(料金、米ドル建て請求の詳細)評価用の無料プラン
Zoom Webinars主催者が参加方法を管理する大規模ライブ配信年払いで月額$66.67から。定員を選択し、必須のWorkplace Proを別途追加確認したページには、利用者が直接申し込めるトライアルの案内なし
Demio製品デモの自動配信と目的を絞ったマーケティングウェビナーStarter:年払いで月額$45、ホストは一人。自動化にはGrowth以上が必要14日間。定員は有料プランより少ない
ON24大企業向けのエンゲージメントデータ活用とナーチャリング要見積もりデモを提供。直接申し込める一般公開のトライアルは記載なし
Restream Live Webinar登録制ウェビナーとSNS配信の併用合計月額$118:Standardの$19とウェビナーアドオンの$99無料の配信プランに有料ウェビナーアドオンは含まれない
Riverside開催後に編集して動画コンテンツにも使うウェビナーWebinar:年払いで月額$7914日間と案内

選び方の軸: 営業が参加者ごとの出席や反応に応じて動くなら、まずCRMへの情報連携を確認します。広く届けることが目的なら配信先、同じ説明を繰り返すなら再生の自動化、録画が重要な成果物なら制作と編集を起点に選びます。

得意な用途で比較するウェビナーツール

ここで取り上げる各ツールには、それぞれ得意な仕事があります。その用途に沿って紹介し、推奨が変わる条件も併せて示します。

Livestorm:HubSpotを軸にリードを獲得するなら最初の候補

Livestormは、登録、参加、その後のフォローを顧客関係管理システム(CRM)につなげたいB2Bマーケターに適した、ブラウザ型ウェビナーツールです。製品デモと顧客研修を並行して行うソフトウェア企業の創業者なら、共通のイベント運営フローを使いつつ、対象者に応じてフォロー先を分けられます。有力候補になる最大の理由は、資料で確認できるHubSpot連携の充実度です。一方、購入時に注意したいのは年間参加者クレジットの総量で、ライブ会場の定員とは別の制約です。

ウェビナー登録とエンゲージメントの同期を紹介するLivestormのHubSpot連携ページ
Livestorm

向いている用途: HubSpotでウェビナーのリードと顧客教育を管理するB2Bのグロースチーム。
主な強み: Marketing Eventsへの標準対応により、登録・参加データをHubSpotに連携できます。
料金: Proは400参加者クレジットで年額$1,200から。公式料金ページと米ドル建て年間パックの資料を参照してください。
無料トライアル: 現行クレジットプランの資料によると、評価用の無料プランには年間30参加者クレジットが含まれ、イベントは最長30分です。

会場の定員と利用枠はどう違うか

LivestormのProとEnterpriseは、イベントごとに最大3,000人がライブ参加できると案内されています。セッションの長さはProで最長4時間、Enterpriseでは最長12時間です。これらは会場とセッションの上限であり、最小の購入額で定員全員分の参加をまかなえるという意味ではありません。購入済みの外部参加枠は、あくまでクレジット残高で決まります。Livestormの料金。

外部参加者がセッションに参加すると、リプレイやオンデマンド視聴を含めてクレジットを消費します。同じ人がライブに参加し、後日そのセッションのリプレイを見ても、計上は一度です。別のセッションに参加すれば、その都度クレジットを消費します。登録しても参加しなかった人や、社内のチームメンバーは消費対象になりません。年間クレジットの未使用分は次の請求期間に繰り越せず、残高を使い切ると、アップグレードするまで新たな参加者が入室できなくなる場合があります。Livestormの参加者クレジット規則。

カスタマーサクセス責任者にとっては、研修の開催頻度も購入判断に関わります。例えば、社外の顧客100人がそれぞれ四つの研修セッションに参加すると、400クレジットを消費します。これはLivestormの規則に基づく計算例であり、実際の参加者数の予測ではありません。大きなメーリングリストでも参加率が低ければ、少人数が頻繁に参加する運営のほうが、利用枠を早く使い切ることがあります。

自動化とCRMへの情報連携

Livestormは、イベントの自動開始・終了、動画再生、オンデマンドイベント、リマインドメール、リプレイのフォローメールを案内しています。繰り返し使うデモを組み立てるうえで役立つ機能です。ただし、質問に誰が答えるか、古くなった録画をいつ差し替えるか、見込み顧客から商談の希望が届いたときにどう動くかは、別途決める必要があります。Livestormの機能比較。

HubSpot連携は、メールアドレスの追加だけにとどまりません。Livestormの資料には、Marketing Events対応、登録者・参加者リストの同期、コンタクトプロパティ、ライブとリプレイの参加状況、登録元を識別するUTMフィールド、セッション別の参加リンクが記載されています。既存のHubSpotフォームで参加登録を受け付け、HubSpotのメールから接続リンクを送ることもできます。LivestormのHubSpot連携。

すでにHubSpotでセグメント分けとフォローを設計しているグロース責任者なら、Livestormは最初に評価する候補として理にかなっています。研修を見る既存顧客には引き続き顧客教育を、製品デモに参加した見込み顧客には営業フォローを、といった振り分けが考えられます。参加者一覧のスプレッドシートを別に増やすより、こうしたイベント履歴を既存のコンタクトレコードにつなぐほうが有用です。

連携が使えるプランも確認しましょう。現行の料金ページではHubSpotとZapierがProに含まれる一方、Salesforce、Marketo、Pardot、Microsoft Dynamics、BrevoはEnterprise限定です。Salesforceを中心に運用する場合は、Proの最低料金で同じ業務を実現できると思い込まず、EnterpriseをON24や、必要な連携を備える他社のプランと比較する必要があります。Livestormの連携対応プラン。

LivestormとHubSpotを連携して試す手順

ウェビナー施策を本格導入する前の受け入れテストとして、以下を活用してください。これは自社のアカウントで行うための確認項目であり、本比較のために実施したテスト結果ではありません。

  1. アカウントを連携し、登録の管理先を決める

    Livestormの案内に沿って、標準のHubSpot連携を設定します。Livestormの登録ページと既存のHubSpotフォームのどちらを使うか決め、マーケティングチームが入力項目の変更先を把握できるようにします。

  2. セッションとコンタクトの対応を確認する

    リハーサル用イベントを使い、登録情報がHubSpotのMarketing Eventsデータに反映されるか確かめます。連携ドキュメントに記載されたコンタクトプロパティ、登録元のフィールド、個別の接続リンクも確認します。

  3. ライブ参加、リプレイ視聴、欠席を試す

    同僚に実際の登録経路から申し込んでもらいます。ライブ参加とリプレイ視聴の後でレコードを確認し、登録したまま参加しないケースも用意します。必要なケースをフォロー時に区別できるかを確かめてください。

  4. フォローの担当者を決める

    同期したリスト、アクティビティ、コンタクトプロパティを使って、適切なHubSpotワークフローを作成します。デモの依頼を誰が受けるか、研修だけを希望した人にはどの教育メールを送るかを定めます。

この検証で使う連携機能は、LivestormのHubSpotガイドに記載されています。想定する構成を実現できるHubSpotの権限とワークフロー利用資格があるかも、確認が必要です。

強み
得意なこと
7 points

  • 単純な登録者データの出力よりも詳しい情報をHubSpotに渡せます。
  • ブラウザから参加でき、社外の見込み顧客にも分かりやすい導線を作れます。
  • ライブ、オンデマンド、自動イベントを、関連するマーケティング施策や研修に活用できます。
  • 社内の共同運営メンバーは参加者クレジットを消費しません。
  • ライブ、リプレイ、繰り返し開催を通じた年間クレジット消費の見積もりが必要です。
  • 主要なCRM・マーケティング連携の一部にはEnterpriseが必要です。
  • 会場に空きがあっても、クレジット残高が尽きると入室に影響する場合があります。

HubSpotでのフォローが業務の中心なら、Livestormを選びましょう。 固定の会場定員枠で大人数の定期参加をまかないたい場合や、Enterprise限定の連携が必須の場合は、最小構成では要件を満たしません。Livestorm AI Studioはリプレイからクリップを作る有料アドオンで、コンテンツ制作の観点から別に判断する必要があります。SNSへの同時配信もアドオンであり、Proでは追加のクレジット要件があります。最小プランを選ぶ理由として扱う機能ではありません。Livestormのアドオン。

Zoom Webinars:参加を管理しながら大規模配信するなら

Zoom Webinarsは、ホストとパネリストが大勢の視聴者に向けて説明する、プレゼンテーション中心のイベント製品です。経営層とのタウンホール、製品発表、顧客説明会など、マーケティング導線の細かな作り込みよりも参加方法の管理を重視する場面で有力候補になります。重要なのは、標準のWebinars、Webinars Plus、Zoom Eventsを区別することです。標準のウェビナーライセンスを購入しても、この製品群で紹介されている制作、自動化、AIの全機能が付くわけではありません。

配信と視聴者のエンゲージメント機能を紹介するZoom Webinarsの製品ページ
Zoom Webinars

向いている用途: 大規模なライブプレゼンテーション、タウンホール、司会進行のある顧客向け配信。
主な強み: 定員に応じたウェビナー配信と、主催者による視聴者の参加管理。
料金: Zoomの公開プラン一覧では、Webinarsは年払いで月額$66.67からと案内されています。選ぶ定員で見積額が変わり、Zoom Workplace Proも別途必要です。
無料トライアル: 確認したページは営業への問い合わせとデモを案内しており、一般公開の直接申し込めるWebinarsトライアルは案内していません。

公称最大人数ではなく、必要な定員で契約する

Zoomは、ウェビナー製品が最大100,000人の参加者に対応するとしています。ただし、入室できる人数は購入したプランで決まります。500人定員のライセンスなら、参加できるのは500人です。参加費無料のイベントでは登録を無制限に受け付けるか、登録上限を自分で設定できますが、登録数と用意される席数は別です。Zoomの定員・ライセンスに関するFAQ。

経営層による説明会を企画するマーケティング責任者なら、現実的なライブ参加見込みに合わせて定員を決め、注文内容にも明記されているか確認しましょう。登録者リストが大きいことは計画の材料にはなりますが、定員超過を認めるものではありません。特に複数チームが同じイベントを告知する場合は、満員時の対応を招待前に決めておく必要があります。

ウェビナー形式を選ぶことは、参加方法を選ぶことでもあります。Zoomは、ウェビナー参加者は基本的に視聴のみで、発言や共有の許可をホストが管理すると説明しています。全員が声を出して作業し、画面を共有しながら指導を受ける顧客研修なら、まずミーティング形式のほうが適していないか検討しましょう。デモの後に司会が質問を取り上げる進め方にはウェビナーが向いていますが、あらゆる授業に最適とは限りません。Zoomの製品比較。

自動化で異なるWebinarsとWebinars Plus

標準のWebinarsには、参加登録、視聴者チャット、投票、Q&A、確認・リマインドメール、録画、出力可能なレポートが含まれます。Zoomが案内するレポートデータには、参加状況、登録、質問、投票、リアクション、アンケート結果があります。イベント担当者が配信後に振り返るための情報が得られます。Zoomの機能・レポート比較。

録画済みのプレゼンテーションを指定時刻にライブイベントのように配信したいなら、Webinars Plusを評価してください。Zoomは、Simulive、Backstage、Production Studioに加え、より詳しい分析やAIによるテキスト・動画生成をこの製品に位置付けています。Zoom Eventsでは、複数セッション、複数トラック、ハイブリッドイベントの機能が加わります。調達時にデモで確認した業務を実現できる製品名が、注文書にも記載されている必要があります。Zoom製品群の説明。

製品マーケティングチームなら、発表内容を安定させるため本編を事前収録し、登壇者は質問対応のために待機する構成を望むかもしれません。これは、ライブウェビナーを録画して後で共有する要件とは異なります。ライセンス比較の前に、届けたい体験を書き出しましょう。指定時刻の再生、ライブでの進行・質問対応、リプレイ視聴、開催後レポートは、それぞれ別の受け入れ基準です。

CRM・マーケティングツールとの連携

Zoomの料金比較には、HubSpot、Salesforce、Marketo、Pardot、Eloquaとの連携が記載されています。この一覧は連携評価の出発点として使いましょう。すべての連携で同じフィールドを扱える、どの製品でも同じように動く、自社のキャンペーン構成に合う、と保証するものではありません。Zoomの連携比較。

デモにはマーケティングオペレーションの責任者も参加させてください。既存コンタクトの登録と参加が目的のキャンペーンにどう反映されるか、質問や投票への回答がどこに入るかをベンダーに示してもらいます。営業が特定の反応を必要とするなら、その情報を連携先で確認してから、連携が要件を満たすと判断しましょう。

すでに社内会議でZoomを使っている企業では、特に重要です。会議の操作に慣れていれば社内の検討は進めやすくなりますが、ウェビナーからリードを振り分ける仕組みまで整っているとは限りません。会議システムの管理者とマーケティングオペレーション責任者が、同じ試験導入に関わるようにします。

AI機能と購入範囲の見極め

Zoomは、標準のWebinarsでは録画のスマートチャプターを、Webinars Plusではより広範なテキスト・動画生成を案内しています。比較ページには、ウェビナーの要約、動画の抜粋、マーケティングメール生成の説明もあります。Zoomの別製品にあるAI機能が含まれると解釈せず、購入するウェビナー製品での利用資格を確認してください。ZoomのAI機能。

マーケターにとって、こうした出力は下書きとして役立ちます。要約は振り返り記事のたたき台になり、提案されたクリップは確認後にSNS素材として使えます。ただし、誰に電話すべきかを営業が判断するには、個人ごとのエンゲージメント情報とCRMの業務フローが必要です。要約やクリップだけでは、その判断はできません。

強み
得意なこと
7 points

  • 公開されている定員の選択肢は、非常に大きな視聴者規模まで対応しています。
  • ホストとパネリストがウェビナーへの参加方法を管理できます。
  • 登録とエンゲージメントのレポートを開催後の分析に使えます。
  • 擬似ライブ配信や制作機能が必要になった場合の移行先として、Webinars Plusが明示されています。
  • ウェビナー料金とは別に、対象のWorkplaceサブスクリプションが必要です。
  • 標準のWebinarsとWebinars Plusでは、実現できる業務フローが大きく異なります。
  • プラットフォームの最大対応人数が多くても、購入した会場の定員は増えません。

配信要件を満たすためにZoom Webinarsを選び、そのうえでマーケティングへの情報連携を確かめましょう。 自動デモから商談につなぐ仕組みや、厳密に定義したCRMフローが決め手で、他のツールがより直接的に実現できるなら、そちらを第一候補にします。Plusへの移行は、その制作・自動化機能を実際に使う要件がある場合に判断してください。

Demio:デモの自動配信と継続的に使う教育コンテンツに

Demioは、参加登録、視聴者とのやり取り、その後の明確な行動を必要とするマーケティングイベント向けのウェビナーツールです。同じ製品デモを繰り返すB2B企業の創業者や、教育型プレゼンテーションから継続的に有望な商談を生み出したいマーケターに向いています。特徴的なのは、録画とタイミングを指定した資料・アクションの提示を組み合わせ、必要に応じてオンデマンド視聴も提供するAutomated Eventです。Starterはライブウェビナー向けの入門プランなので、自動化を目的に購入するなら、その上のプランから評価してください。

ウェビナー会場とマーケティングイベント用ツールを紹介するDemioの機能ページ
Demio

向いている用途: 次の行動を明確にした、繰り返し使う製品デモやオンデマンドの教育ウェビナー。
主な強み: 指定したタイミングで資料などを提示し、いつでも視聴できるAutomated Events。
料金: Starterは年払いで月額$45、ホストは一人です。ウェビナーの自動化にはGrowth以上が必要です。
無料トライアル: 14日間のトライアルにはGrowthの機能が含まれます。参加者の上限は20人、セッションは一時間までで、HubSpot連携も期間限定で利用できます。

参加者数の上限と、業務に必要なプラン

DemioのStarterは定員50人です。GrowthとPremiumでは、150、500、1,000、3,000人の会場を選べると案内されています。これらは選択肢であり、どのGrowth契約にも最大規模の会場が含まれるわけではありません。GrowthとPremiumの料金はホスト単位で、複数イベントを同時開催するには追加ホストが必要だとDemioは説明しています。Demioの料金。

創業者がライブで入門デモを行うなら、プレゼンテーション形式を評価するにはStarterで足りるかもしれません。一方、毎回登壇者が説明しなくてもデモを実施したいグロース責任者が、Starterを基準に予算を組むのは適切ではありません。録画の自動配信、フォーム項目のカスタマイズ、登録元の追跡、追加のブランド設定はGrowth以上に含まれます。

この違いはトライアル前にも重要です。Demioはトライアル中のHubSpot利用を明示していますが、有料プランの比較ではプレミアム連携をPremiumに位置付けています。試用中に接続できたからといって、最安の有料プランでも使い続けられるとは限りません。評価環境から見積もり対象の契約へ移ったときに、どの機能が残るか確認しましょう。

自動ウェビナーはリプレイリンクの配布だけではない

Demioは、通常のライブイベントのリプレイと、事前収録した動画を軸にするAutomated Eventを区別しています。後者では、セッションを予定時刻に開催し、再生中に資料などを提示し、オンデマンド視聴を提供できます。ホストは説明を繰り返さずに、チャット対応のため参加することも可能です。Demioのイベント形式に関する資料。

小規模なB2B企業では、実用的な役割分担につながります。創業者が核となる説明を録画し、当日の運営担当者は質問とフォローに集中します。説明を繰り返し使いながら、人が対応すべき部分に時間を割けるのが利点です。録画をライブで話しているように見せるための機能ではありません。

Demioのリソース設定では、デモ依頼ページへ進むボタンなどのFeatured Actionを、自動セッション内の指定時刻に表示できます。配布資料なども用意できます。Demioのリソースガイド。

次の行動への案内は、説明の流れに合う場所へ置きましょう。冒頭のスライドを見ている段階より、製品が自分の課題を解決する様子を見た直後のほうが、デモを申し込むか判断しやすくなります。これはプレゼンテーション設計の提案であり、タイミングを指定したボタンがコンバージョンを保証するという主張ではありません。

長く使う常設ウェビナーでは、録画から時期に依存する表現を除き、次の行動につながるリンク先を最新に保ち、未回答の質問を確認する担当者を置きます。顧客研修の録画にもコンテンツ責任者が必要です。製品の画面が変わった後も古い操作説明を流し続けると、サポート上の問題になります。

CRM同期と、確認しておきたい流入元計測の制限

Demioは、コンタクト管理やマーケティング業務向けにActiveCampaign、Mailchimpとの連携を案内しています。連携ディレクトリには、Salesforceのキャンペーンメンバーの参加状況更新やイベント活動の記録、行動をトリガーに使えるMarketoとの直接連携も記載されています。Premiumの料金比較には、HubSpot、Salesforce、Marketo、Pardotなどの連携が含まれます。Demioの連携一覧、有料プランでの対応状況。

登録元の追跡には、明確な制約があります。Demioのヘルプセンターによると、API、Zapier、ワンクリック参加リンクを通じた登録ではUTMトラッキングに対応していません。また、取得したUTMデータを外部ツールへ自動送信することは現時点でできず、代替策としてCSV出力が案内されています。Demioの登録元トラッキング資料。

広告で集客するマーケターには、無視できない条件です。すべての登録についてキャンペーンの流入元をCRMに自動保存する必要があるなら、実際の登録経路をベンダーに示してください。参加状況を転送する連携が、広告効果の把握に必要な獲得元フィールドも転送するとは限りません。CSV出力でよいと判断することもできますが、運用上の選択として明確にしておきましょう。

導入前に何を試すべきか

実際に配信したいデモに近い録画を使います。資料やアクションが意図したタイミングで現れるか、リンク先は正しいか、質問が回答担当者に届くかを確認してください。そのうえで、利用予定の有料連携がコンタクトとイベント活動をどう記録するかを調べます。

予定した開催時刻の後に視聴した場合も確認しましょう。事業上の判断材料は、動画が残っているかだけでなく、視聴が有用な次の行動につながるかです。コンテンツチームがオファーを変更するなら、録画、時間指定のアクション、フォロー先の内容を一致させる必要があります。

強み
得意なこと
7 points

  • Automated Eventsは、録画再生、タイミングを指定したリソース提示、オンデマンド視聴を組み合わせられます。
  • 事前収録のプレゼンテーションにライブチャットを添えられます。
  • 投票、配布資料、Featured Actionなど、参加者の反応を促す機能があります。
  • トライアルの利用制限が明示されています。
  • 常設デモでDemioの魅力となる自動化は、Starterに含まれません。
  • 主要なCRM連携は、試用中に使えても、有料契約ではPremiumが必要な場合があります。
  • 公開されているUTMの制約により、流入元の分析に手作業が発生する可能性があります。

繰り返しているプレゼンテーションそのものを自動化したいなら、Demioを選びましょう。 その用途ではStarterを外し、利用する登録経路で流入元を自動計測することが必須なら、適合性を改めて検討してください。AIという表示だけで購入するものでもありません。この推奨を支えるのは、資料で確認できるイベントとリソースの制御機能です。

ON24:大企業のエンゲージメント施策とアカウント別フォローに

ON24は、イベント中の行動を大きな施策全体のマーケティングや営業に生かしたい組織向けの、ウェビナー・デジタルエンゲージメントプラットフォームです。教育ウェビナー、製品セッション、顧客との接点を既存のマーケティングシステムにつなぐ、大企業のデマンドジェネレーションチームに向いています。価値は、参加者の反応をセグメント分けとフォローへ引き継げることにあります。料金と定員は利用範囲を定めた商談で確認する必要があるため、手軽に自分で契約したい創業者の最初の候補には向きにくい製品です。

ブランドに合わせたウェビナー体験とエンゲージメント機能を紹介するON24の製品ページ
ON24

向いている用途: 大企業のデマンドジェネレーション、アカウント単位の関係構築、体系的な顧客教育。
主な強み: ウェビナー内の反応データを、マーケティング自動化とアカウント別フォローにつなげられます。
料金: 見積もり制。パッケージ内容は公開されていますが、最低料金の金額は非公開です。
無料トライアル: 料金ページでは、一般公開の直接申し込めるトライアルではなく、デモと営業相談を案内しています。

参加者数の上限は見積書で確認する

ON24のサポート資料には、契約による上限が適用される場合があると記載されています。5,000人を超える参加者を見込む場合は、大規模イベントの申請を行うか、担当者に自社の上限を確認するよう勧めています。これは開催準備のための案内であり、すべてのパッケージに5,000人分の席が含まれる、あるいは製品全体の上限が一律5,000人だという意味ではありません。ON24の定員に関する案内。

想定する視聴者数、同時利用、施策全体の開催規模、例外的なイベントの手続きを、提案書に記載してもらいましょう。年次の顧客カンファレンスと定期的な教育ウェビナーでは、要件が異なることがあります。「規模を拡張できる」という一般的な説明だけでは、調達担当者はどの利用が契約に含まれるか判断できません。

ON24の最低料金を非公式な推計から作り出してはいけないのも、このためです。イベント施策と連携作業の範囲を定め、公式の見積もりを取り、その費用を、削減できる作業や実現できる業務と比較してください。公開料金ページだけで、信頼できる金額を手早く示すことはできません。

開催からナーチャリングまでの自動化

ON24のEssentialsには、ライブ・擬似ライブ・オンデマンドのウェビナー、ブランドに合わせた登録ページ、イベントメールの自動送信、外部連携、実績分析が含まれます。Standardでは、自動ナーチャリング、AIによるコンテンツ生成、高度な分析などが加わります。Advancedには、コンテンツハブとパーソナライズされたランディングページが追加されます。「ON24は自動化できる」という大まかな説明より、この違いを押さえることが重要です。ON24のパッケージ比較。

擬似ライブ配信では、指定した時刻に収録済みのプレゼンテーションを流し、視聴者はライブのQ&Aでやり取りできます。ON24は、収録済みコンテンツからライブ部分に切り替える機能も案内しています。ライブと擬似ライブのウェビナーは、同じ視聴用URLでオンデマンドコンテンツにできます。ただし、オンデマンドのQ&Aはリアルタイムではないと明記されています。ON24のウェビナー形式。

大企業の製品マーケターなら、共通の本編を繰り返し使いながら、地域に応じた専門的な説明やライブ回答を加えられます。顧客教育では、予定した開催が終わった後も同じ録画を公開できます。運営上は、コンテンツと後から届く質問の責任者を明確にしておくことが必要です。

対象者が複数に分かれる施策では、ナーチャリングの仕組みが重要になります。導入の支援を求める既存顧客と、機能を検討する見込み顧客では、案内すべき次の行動が異なります。ON24はエンゲージメントデータやパーソナライズの機能を提供できますが、それを役立てるためのセグメント定義とフォロー用コンテンツは、自社で用意する必要があります。

連携先でエンゲージメントを使える状態にする

ON24は、Salesforce、Marketo、Eloqua、HubSpot、Salesforce Marketing Cloudとの連携を案内しています。エンゲージメントとインテントのデータを転送し、セグメント分け、マーケティングのフォロー、営業活動を支えると説明しています。ON24の連携機能。

大企業での評価は、運用チームが使うコンタクトまたはリード、アカウント、キャンペーン、アクティビティといったデータオブジェクトから始めましょう。それぞれの反応がどこに記録され、既存レコードをどう更新し、どのシステムが次の行動を担うのかを尋ねます。イベントのダッシュボードが充実していても、連携先の記録が不明瞭なら、営業は経緯を把握できません。

例えば、ある見込み顧客が教育イベントを視聴し、その後製品セッションにも参加して、面談を依頼したとします。有用なのは、該当する人物とアカウントにひも付いた、一貫して読める履歴です。営業担当者が、明示的な依頼と受動的なコンテンツ視聴を区別できる必要があります。どの反応を見込み度の判断に使うか決める前に、この区別に合意しておきましょう。

この条件が整っていれば、単純なライブ会場よりON24を評価する意義が出てきます。マーケティングオペレーションの責任者、定義済みのキャンペーン運用、データを使う担当者が、すでに組織にいることが前提です。これらがなければ、フォロー施策が機能しないまま、プラットフォームの導入だけが進むおそれがあります。

提供済みのAI機能と、コンテンツチームの責任

ON24のStandardには、文字起こし、要点、文章コンテンツ、短尺動画クリップの生成と、自動ナーチャリング機能が記載されています。いずれも具体的な制作機能です。確認作業の責任者を決めたうえで、マーケティングチームが実際に公開したい成果物を作れるか評価しましょう。ON24のAI・ナーチャリングのパッケージ詳細。

振り返り記事には製品に関する記述を確認する編集者が必要です。クリップには単独で意味が通じるだけの文脈が、フォロー用ページには内容に合った次の行動が必要です。プラットフォームは素材づくりを助けられますが、見込み顧客の疑問が十分に解消されたかを判断することはできません。

強み
得意なこと
7 points

  • ライブ、擬似ライブ、オンデマンドで、継続的なイベント施策を運営できます。
  • 連携先として明記された企業向けシステムに、エンゲージメント情報を渡せます。
  • ナーチャリングの自動化やコンテンツ再利用を含むパッケージを選べます。
  • 登録者リストだけではできないセグメント分けに、反応データを使えます。
  • 最低料金の金額が公開されていないため、予算比較には見積もりが必要です。
  • 利用できる参加枠は契約で確認する必要があります。
  • 高度な機能を役立てるには、運用責任者とフォロー用コンテンツが必要です。

施策全体でのエンゲージメントによって、マーケティングや営業の次の動きが変わるなら、ON24を選びましょう。 運用体制がまだなく、創業者が単純なデモを行うだけなら、最初の評価対象には向きません。企業向けのレポート、セグメント分け、外部連携が、担当者の決まった必須要件になったときに、判断が変わります。

Restream Live Webinar:登録制の会場を持ちながらSNSにも広く配信

Restream Live WebinarはRestream Studio内のウェビナーモードで、参加登録、ライブ視聴、リプレイを同じリンクで提供します。登録者だけでなくSNSの視聴者にも届けたい製品発表、業界の対談、公開デモで候補になります。現時点では、リード管理よりも制作と配信に強みがあります。公式ページには、ウェビナーマーケティング機能の一部が今後の提供予定として残っているため、CRMを軸にした集客からフォローまでの完成済みの仕組みとして購入すべきではありません。

ブラウザでの制作、参加登録、複数配信先への同時配信を紹介するRestream Live Webinarの製品ページ
Restream

向いている用途: SNSやSlackにも同時配信する、登録制のライブイベント。
主な強み: 共通の映像を、登録ページ付きのウェビナーと追加の配信先に届けられます。
料金: 表示されている月払いの最小構成は、Standardの$19とLive Webinarアドオンの$99を合わせて月額$118です。Restreamの料金から算出しています。
無料トライアル: 無料の配信プランと有料のLive Webinarアドオンは別の提供内容です。

定員と、導入に必要な料金の全体像

Restreamは、StandardまたはProfessionalのアドオンでウェビナー参加者100人、Businessで500人、Enterpriseの個別構成で1,000人以上と案内しています。これはウェビナーの定員です。SNSの配信先、埋め込みプレーヤー、Slack連携にある別の視聴上限と置き換えてはいけません。Restream Live Webinar。

基本サブスクリプションとウェビナーアドオンの両方が必要です。そのため、基本の配信料金だけを、対象プランに参加登録を含む他社製品と比較すると不十分です。購入承認を求める際も、必要な構成全体をまとめて提示しましょう。

製品を発表する創業者にとって、より重要なのは全視聴者に登録を求める必要があるかです。Restreamによると、ウェビナーページでは登録を必須に保ちつつ、公開の配信先にも同じ映像を送れます。リーチの拡大には役立ちますが、公開配信を見た人が自動的に身元の分かるウェビナーリードになるわけではありません。Restreamの配信に関するFAQ。

告知を始める前に、何を成果とするか決めてください。広く認知してもらうなら公開配信が適しています。アカウント別の営業フォローに使える名前付きのリストが目的なら、視聴者が登録や問い合わせをする明確な理由と経路が必要です。SNSの視聴者数を、有望なコンタクトのリストとして報告してはいけません。

利用できる自動化と、今後提供される機能

Restreamは、クラウドへの自動録画と、ライブ終了後に同じウェビナーリンクで見られるオンデマンドのリプレイを案内しています。リプレイ再生は無効にもできます。ライブから録画公開へつなぐ便利な仕組みですが、定期セッションの自動開催や一連のリマインドを備えた常設ウェビナー運用と同じではありません。Restreamのリプレイ運用。

確認したページでは、確認メール、リマインドメール、定期開催用リンクは「Coming soon」(近日公開)、HubSpot連携は「Coming in Q4」と表示されています。 ロードマップ上の表記は、提供済みの証拠ではありません。現時点で利用可能と示されている機能を前提に、費用と運営を考えてください。Restreamの機能提供状況一覧。

つまり、招待、リマインド、フォローのメッセージが必要なら、マーケティングチームがウェビナー会場の外でその運用を明確に引き受ける必要があります。リハーサルで参加リンクの使い勝手も確かめましょう。期待していたリマインドがロードマップにしかなかったと、開催当日に気付く事態は避けたいところです。

CRM・マーケティング連携とレポート

Restreamのウェビナーページには、登録者情報のCSV出力と、同時視聴者数、配信の視聴数、チャットメッセージのレポートが記載されています。一方、個々の登録者にひも付いた参加状況とリプレイ視聴は、今後の提供予定とされています。本比較で、リードの見極めよりも配信用途を先に推奨する主な理由です。Restreamの登録・分析機能。

登録者情報を出力すれば、既存のマーケティング業務に名前を取り込めます。ただし、その情報だけでは、誰がデモを見たか、誰がリプレイを見に戻ったかは営業に伝わりません。そうした行動で担当への振り分けやリードスコアリングを決めるなら、必要なデータ連携がすでに使える製品を選ぶか、意図的に簡素なフォロー方法を採用してください。

SNSなどへの配信連携は、これとは種類が異なります。RestreamはYouTube、LinkedIn、Slackなどへのイベント配信に対応し、チャットもまとめて扱えます。複数の配信先にいる視聴者へホストが対応する助けにはなりますが、ウェビナーへの参加状況をHubSpotやSalesforceへ同期することとは別です。

コンテンツを軸にするB2Bブランドなら、この割り切りが合理的な場合もあります。専門家の対談を通じて複数のチャネルで会話を生み出し、参加登録は唯一の成功指標ではなく、関係を深めたい人の選択肢にする運営です。イベントを適切に評価できるよう、それぞれの成果を分けて定義しましょう。

制作とコンテンツの再利用

Restreamのブラウザスタジオには、画面・スライド共有、シーン、レイアウト、オーバーレイ、ゲストの通話参加が用意されています。プロデューサーが進行を準備するライブ番組に適した操作機能です。リプレイが元のウェビナーリンクに残るため、配信後にリンクを差し替える手間も抑えられます。Restreamのウェビナー機能。

AI Clipsでは、録画から字幕付きの縦型クリップを作れます。料金ページではClipsは別のアドオンとして掲載されているため、ウェビナーの最小構成の合計額に含まれると思い込まず、有料の利用資格を確認してください。Restreamの料金。

リハーサルでは、登録した人の視聴体験、公開配信、リプレイを確認します。配信先をまたいで質問を確認する担当者も決めてください。その後、登録者情報の出力を検証し、実際に受け取れるデータでどんなフォローが可能かを判断します。

強み
得意なこと
7 points

  • 専用のウェビナー製品で、登録、ライブ視聴、リプレイを同じリンクから提供できます。
  • 同じ配信をSNSやSlackにも届けられます。
  • ブラウザ上の制作機能で、ブランドに合ったライブ番組を作れます。
  • 登録者情報を出力し、外部のマーケティング業務に渡せます。
  • 有料の基本プランに加えて、ウェビナーアドオンが必要です。
  • 重要なリマインド、CRM連携、個別の参加状況把握の機能は、まだ提供予定と案内されています。
  • 公開配信の視聴者が、自動的に身元の分かるウェビナーリードになるわけではありません。

広く配信することが目的なら、Restreamを選びましょう。 CRMに依存するリードスコアリング施策には、必要な機能が提供済みで、データ連携も動くことを確認するまで選ぶべきではありません。登録制の会場を併設する配信中心のイベントとして評価するのが適切で、あらゆるマーケティング自動化ツールの代わりになると考えるべきではありません。

Riverside:ウェビナーを動画コンテンツの制作にも生かすなら

Riversideは録画・制作プラットフォームで、登録制ライブイベント用のWebinarプランを用意しています。専門家へのインタビュー、顧客との対談、製品セッションを、後から編集済みのクリップや再利用できる動画にしたいB2Bコンテンツチームに向いています。録画機能だけを理由にした推奨ではなく、参加登録、エンゲージメント、CRMの機能が資料で確認できることに基づいています。購入時の重要な注意点は、料金ページの人数が登録者数で示されており、一般的な同時ライブ参加人数の保証ではないことです。

ブランドに合わせたウェビナー制作とコンテンツ再利用を紹介するRiversideの製品ページ
Riverside

向いている用途: 録画を編集し、マーケティングや研修のコンテンツとして継続的に蓄積するウェビナー。
主な強み: ウェビナー配信に加え、個別トラックの録画、編集、AIを使った再活用ができます。
料金: Webinarは年払いで月額$79から。
無料トライアル: Webinarの料金欄には14日間のトライアルが案内されています。

登録者数、視聴者数、録画の上限を分けて考える

Riversideは、Webinarで登録者最大100人、Businessでウェビナー登録者最大10,000人と案内しています。これは公式の表現です。ライブ参加で利用できる枠と、予定するイベント形式に登録上限がどう適用されるかを確認し、この数字を同時参加者の定員と言い換えないでください。Riversideの料金。

カスタマーサクセス責任者にとっては、ライブ参加者数より先に登録上限が問題になることがあります。広く告知した研修には、後で見ようと考えている人も申し込みます。ライブ参加者が少なそうだからといって、小さい登録枠でキャンペーン全体をまかなえるとは限りません。

Riversideは、録画品質とライブ配信品質も分けています。対象の有料プランでは、ローカル録画は最大4K、ライブ配信は最大1080pです。Webinarには、個別トラックを月25時間までダウンロードできる枠が含まれます。これは録画の各トラックをダウンロードする利用枠であり、プランのウェビナー開催回数と混同すべきではありません。Riversideの録画・ウェビナー比較。

個別トラックの実用的な利点は、編集の自由度です。コンテンツ編集者は、ウェビナーを完成した配信映像だけとして扱わず、登壇者の素材を録画アセットとして編集できます。制作を購入の決め手にするほど、その自由度を頻繁に使うかが判断のポイントです。

自動化と参加者の体験

Webinarプランには、事前収録・定期開催のウェビナー、ブランドに合わせた登録ページ、リマインド・フォローメール、ウェビナー分析、Q&A、ライブでの通話参加、投票、リアクションが記載されています。ヘルプセンターには、既存の録画や編集済み動画からオンデマンドウェビナーを作り、いつでも登録・視聴できるようにする手順もあります。Riversideの料金、オンデマンドウェビナーの設定。

製品マーケターにとっては、録画に新たな役割を持たせられます。冒頭の雑談や古くなった情報を除けば、ライブでの会話を見やすいオンデマンドセッションにできます。特に、当日の背景を知らなくても本題が伝わる必要がある場合は、手を加えていない録画より編集版のほうが、後から訪れる見込み顧客に役立つことがあります。

デモでは、定期開催とオンデマンドを別々の要件として扱ってください。何が自動的に予定されるのか、どのメールが送られるのか、ライブ時間外の質問を誰が受けるのかを確認します。両方の形式に対応していても、すべてのイベントに同じ招待やフォローメッセージを使うべきとは限りません。

HubSpotと大企業向けマーケティング連携

RiversideのHubSpot連携は、WebinarとBusinessで提供されると記載されています。ウェビナーの登録・参加情報を含むコンタクト、コンタクトプロパティ、静的リストを転送します。連携はアカウント全体に適用され、同時に接続できるHubSpotアカウントは一つです。RiversideのHubSpot連携資料。

料金ページでは、SalesforceとMarketoはBusinessに記載されています。どちらかを使う場合は、Webinarの最低料金ではなくBusinessの見積もりで評価してください。独立した複数の顧客CRMを扱う代理店や組織では、アカウント全体に適用されるHubSpot連携が適切か、購入前に構成を具体的に検討する必要もあります。Riversideの連携対応プラン。

これにより、Riversideはコンテンツ制作に加えて、リード獲得でも有力な用途を持ちます。それでも、自社に必要な実際のフィールドとセグメント分けを使い、連携先のレコードを試してください。登録と参加の連携で十分な場合もあれば、最初の連携デモで示されたものより詳しいイベント中の反応をグロースチームが必要とする場合もあります。

AIによる再活用と、導入前の検証

Riversideは、Webinarでも利用できる録画・編集機能として、Magic Clipsとショーノートを挙げています。完成した録画を活用するための具体的な手段です。生成されたクリップやノートの下書きを、予定する公開業務に照らして評価しましょう。自動的に選ばれた場面に、公開投稿に必要な文脈や正確さが備わっていると決めつけてはいけません。Riversideの編集機能。

有用な試験導入では、購入目的の両面を確認します。まず登録、リマインド、ライブセッション、CRM同期をリハーサルします。その後、実際に編集する担当者へ録画を渡し、用途を代表する短い抜粋を作ってもらいましょう。配信が技術的に成功しても、期待した再利用の流れが編集者の仕事に合わなければ、選択としては適切でないことがあります。

少人数のB2Bコンテンツチームには、解像度の数字だけを比較するより、こうした一体的な評価のほうが判断材料になります。求めているのは、安定したイベントと再利用できる素材です。大規模なライブプレゼンテーションだけが必要で、録画をほとんど編集しないなら、Zoomを配信要件から評価するほうが近道かもしれません。

強み
得意なこと
7 points

  • 専用のWebinarプランに、登録、エンゲージメント、フォローの機能が含まれます。
  • HubSpotへの登録・参加情報の同期が資料に明記されています。
  • 既存の録画や編集済み動画をオンデマンドウェビナーに使えます。
  • 録画、編集、クリップ制作を、より広いコンテンツ施策に活用できます。
  • 公開されている人数上限は登録者数なので、参加者数ベースのプランとは慎重に比較する必要があります。
  • SalesforceとMarketoにはBusinessが必要です。
  • 再利用が購入の主目的なら、個別トラックのダウンロード枠が重要になります。

ウェビナー本番と、編集後の活用の両方が重要なら、Riversideを選びましょう。 体系的なリード獲得ウェビナーには、録画専用や配信専用のプランを選ばず、告知前に登録枠を確認してください。コンテンツ制作より視聴者規模や詳しいマーケティングデータの要件が重要なら、別のツールが有力になります。

選び方:目的と、開催後の情報の受け渡しを追う

イベント後に組織が何を受けて行動するのか、そこから考えましょう。営業への引き継ぎ、顧客の習熟、一般視聴者へのリーチは、見た目が似たプレゼンテーションでも、別々の成果です。

主な目的最初の候補購入前の確認事項
HubSpotを軸にしたリード獲得ウェビナーLivestorm必要なイベントフィールド、有料プランでの連携利用資格、年間クレジット
大規模なタウンホールや顧客向け発表Zoom Webinars契約上の定員、基本サブスクリプション、標準とPlusの機能差
製品デモの繰り返し開催DemioGrowth以上の自動化と、CRM連携が使える有料プラン
大企業のエンゲージメント施策とナーチャリングON24契約上の定員、連携範囲、運用責任者
ウェビナーのSNS同時配信Restreamアドオンを含む総額と、不足するフォロー機能を外部で補う計画
編集済みの動画素材にもなるウェビナーRiverside登録者枠、CRM連携のプラン、録画ダウンロードの必要量

CRM連携では、次の行動を決めるだけの背景情報を渡す必要があります。最低限、参加登録、実際の参加、明示的な依頼を、自社でどう区別するか決めてください。連携先のシステム自体を選んでいる段階なら、スタートアップ向けCRM比較が、その別の購入判断を整理する助けになります。

登録、参加、意向を表すケーブルが、フォローにつながるCRMコネクターに接続されている図
役立つウェビナー連携では、誰が登録し、誰が参加し、誰が次の行動を求めたのかを引き継ぎます。

受け入れテストには、少数の代表的なケースを用意しましょう。ライブに参加する既存コンタクト、欠席者、リプレイだけを見る人、別のセッションにも戻ってくる人、デモを依頼する人です。連携先のロゴだけを頼りにせず、実際のレコードを確認してください。対象者、セッション、状態、次の行動が分かる形で残れば、要件を満たしています。

営業からの連絡を始めない条件も決めておきましょう。研修に参加する既存顧客に必要なのは、新たな営業メールではなく、サポートや学習支援かもしれません。明示的なデモ依頼は、登録しても視聴しなかったケースと別に扱う必要があります。これらは設定して確認すべき業務ルールであり、「連携」という言葉だけから期待する動作ではありません。

録画配信のウェビナーツールは再生形式から選ぶ

同じ録画でも、参加者に届ける体験はさまざまです。先に体験を選び、それを実現する自動化を選びましょう。

リプレイは、終了したライブイベントの録画です。オンデマンドウェビナーでは、都合のよいときに登録して視聴できます。擬似ライブ配信は、指定時刻に収録済みの映像を流す形式で、多くの場合、進行や質問対応をする人が待機します。エバーグリーンは、時間がたっても役立つように維持するコンテンツを指します。常設できても、手入れと責任者は必要です。

この違いは顧客研修でも重要です。今すぐ答えを知りたい学習者には、いつでも見られる形式が向くでしょう。詳しい質問がある見込み顧客には、進行役がライブで対応する時間指定のプレゼンテーションが役立つかもしれません。すぐ見られれば済む人を時間指定の回に誘導しても、待ち時間を増やすだけです。

ライブチャット付きの時間指定再生ステーションと、フォロー用トレーを備えたいつでも視聴できるステーションが並ぶ図
時間指定の配信には進行・質問対応の計画を、いつでも見られる配信にはフォローの担当者を用意します。

ウェビナーの自動化にはどのツールが向くか

同じプレゼンテーションを繰り返し、決めた時点で資料などを提示し、明確な次の行動につなげるなら、まずDemioを評価するのが分かりやすい選択です。HubSpotのイベントデータとフォローが決め手なら、Livestormが有力な代替候補になります。大企業のより広いナーチャリング施策に組み込むなら、ON24も評価対象です。

Zoomで擬似ライブ配信が必要なら、Webinars Plusを指定してください。Riversideは、事前収録とオンデマンドのウェビナー運用を資料で案内しています。Restreamの自動リプレイは便利ですが、現行のロードマップ表記を踏まえ、同じように定期開催やリマインドを自動化できると思い込まないようにしましょう。

常設ウェビナーを長く使い続けるには

長く使えるのは、自分たちで内容の正確さを保てる仕組みです。録画の責任者を置き、製品の画面が変わったらデモを見直し、期限切れのオファーを取り除きます。登壇者がオンラインにいなくても、視聴者が次の行動を取れるようにしてください。

B2Bのデモでは、繰り返し使う説明と、その後の個別の会話を明確に分けましょう。よくある質問には録画で何度でも答えられます。それでも、料金の相談、技術上の制約、見込み顧客自身のアカウントに関する依頼には、誰かが対応する必要があります。

事前収録の配信を、ライブのプレゼンテーションに見せかけてはいけません。どの部分が録画か、チャットに担当者がいるか、いつ返答するかを伝えましょう。運営チームが応えられる期待値を設定できます。

小規模事業者に合うウェビナーツールは

小規模なB2B企業では、運営の手間が選択を左右しがちです。創業者が登壇し、マーケターが登録を管理し、同じ人がフォローも担当することがあります。その一連の作業を無理なく回せるツールを選びましょう。

すでにHubSpotでリードを管理しており、ライブとリプレイの活動もそこで見たいなら、Livestormから検討します。 クレジットパックを選ぶ前に、顧客教育も含め、複数セッションを通じた年間の参加量を見積もってください。

同じ説明の繰り返しが創業者の時間を圧迫し、視聴後に取ってほしい行動も明確なら、Demioから検討します。 自動化の流れと、必要な連携が使える有料プランを一緒に評価しましょう。ライブイベントの安い最低料金だけでは、必要な購入内容の全体は分かりません。

コンテンツ担当者が録画を編集して再利用するなら、Riversideから検討します。 大きなメーリングリストへ案内する前に、登録枠を確認してください。公開配信に価値があり、会場の外でのフォローを自社で担えるなら、Restreamから検討します。

顧客研修の成果は、受講後に何ができるようになったかで判断しましょう。実際に操作しながらの会話が必要なら、対話に適した形式を選びます。同じ説明を繰り返し、その後に質問を受けるなら、ウェビナーが合う場合があります。研修コンテンツや更新の責任者が決まる前に、大企業向けの高度なセグメント分けへ費用をかけないようにしましょう。

安いウェビナーツールを探すなら必要な総額で比較

役に立つ最安プランとは、目的の業務を最後まで実現できる構成のうち、最も安いものです。ウェビナーの利用資格、必須の基本サブスクリプション、連携が使えるプラン、視聴者の利用枠、運用を維持する人の作業時間を比較しましょう。

ここまでの比較では、購入する単位そのものが異なります。Livestormは年間の参加クレジット枠を販売します。Zoomは選択したライセンスで会場定員を購入し、対象の基本サブスクリプションも必要です。Demioは、自動化と主要CRM連携にプランの境界があります。Restreamは有料の配信プランにウェビナーを追加します。Riversideで対象となるのはWebinarプランです。ON24では、利用範囲を定めた見積もりが必要です。

この違いがあるため、表示される最小の月額だけできれいに順位を付けることはできません。予定するイベントと連携を実現できる構成を提示してもらい、請求期間の条件をそろえて費用を比較してください。必要なプラン構成は、各社の料金ページで確認しましょう。

無料で使えるウェビナーツールは

無料利用は評価に役立ちますが、利用枠が検証内容に合っている必要があります。Livestormの無料プランは年間クレジット枠が小さく、Demioのトライアルには定員とセッション時間の制限があります。RiversideはWebinarのトライアルを案内しています。一方、Restreamの無料配信プランは、有料の登録制ウェビナー製品とは別です。

無料の公開配信と、リード獲得のための登録制ウェビナーでは、目的が異なることがあります。視聴者の特定と参加状況に応じたフォローが必須なら、月額を無料にするためだけに要件から外してはいけません。実際の目的が一般視聴者へのリーチなら、その基準で配信を評価しましょう。

比較対象を選んだ基準

判断基準は、用途への適合性、各社が示す視聴者数の上限、現行の最低料金、自動化の動作、CRM・マーケティング連携、運営者に残る実務です。料金と機能は、確認日現在の公式ページと照合しています。実機による性能、配信到達性、コンバージョンのテストは行っていません。

Livestorm、Zoom Webinars、Demio、ON24は、リード獲得、大規模配信、自動化、大企業向け運用という選択をカバーします。Restreamは専用のLive Webinar製品を提供しているため、比較に含めました。Riversideは、制作機能に加えてWebinarに参加登録、エンゲージメント、マーケティング連携を備えるため、対象にしています。

AIを評価するのは、クリップ、要約、チャプター、下書きなど、提供済みのコンテンツ機能が公式資料で確認できる場合だけです。AIがあっても、視聴者数の上限、連携のプラン制限、未完成のリマインド運用が解消されるわけではありません。

用途に合わない構成を避ける

デモの自動配信にDemio Starterを選ぶのは避けましょう。 安い最低料金はライブイベント向けで、自動化が必要なら選ぶプランが変わります。

擬似ライブ配信と高度な制作機能が必須なら、標準のZoom Webinarsは避けましょう。 デモで見た内容と購入する製品が一致するよう、Webinars Plusを評価対象に入れてください。

個人ごとの参加状況をCRMへ渡す完成済みの仕組みとして、現時点のRestreamを選ぶのは避けましょう。 製品ページでは、その業務に重要な機能がまだ提供予定となっています。それらを利用可能と扱わなくても、SNS配信には価値があります。

広く告知するイベントにRiversideの小さい登録枠を選ぶ場合は、上限の確認を省かないでください。 ライブの参加予測だけでは、「登録者数」で示される制限を理解したことにはなりません。

会場の定員だけでLivestormを購入するのは避けましょう。 実際の参加をまかなうのは年間クレジット残高です。エンゲージメント施策とナーチャリングの責任者がいないままON24を導入するのも避けましょう。 データが豊富でも、次の行動に変える人がいなければ、運用上の価値は限られます。

これは悪い製品を一律に並べたものではなく、製品構成と目的の不一致を示しています。推奨が変わる条件を、購入要件に書き込んでおきましょう。

ウェビナーツールについてよくある質問

無料で使えるウェビナーツールはありますか?

Livestormは評価用の無料プランを、DemioとRiversideは期間限定のトライアルを案内しています。Restreamの無料配信は、有料のLive Webinar製品とは別に提供されています。有料構成を契約する前に、登録、視聴体験、必要なフォローを確認できる評価環境を選びましょう。

500人が参加できる無料のウェビナーツールはありますか?

本比較で確認した無料利用の選択肢には、定員500人の登録制ウェビナーを無料で開催できると確認できたものはありません。Zoomの500人対応のWebinarsは有料で、Restreamの対応するウェビナー構成も有料です。無料の公開配信は別の運用であり、参加登録、個人ごとの出席把握、CRMでのフォローまで含むと説明すべきではありません。

100人が参加できる無料のウェビナーツールはありますか?

Riversideが案内する登録者100人のWebinarプランと、Restreamの参加者100人のLive Webinarアドオンは、どちらも有料です。また、人数が指す対象も異なります。利用可能な評価環境で業務フローを試し、有料イベントで使える枠を確認してください。無料の録画・配信アカウントに含まれていると思い込まないようにしましょう。

一度のリハーサルで選択を確かめる

主な目的を決め、それを実現できる構成を二つに絞ります。両社に同じイベント概要、想定人数、登録経路、CRMで得たい結果を伝え、実際に購入する有料構成でデモをしてもらいましょう。

登壇する人、フォローを運用する人、録画を再利用する人と一緒にリハーサルを行います。参加時の体験、必要なライブまたは自動配信の形式、連携先のコンタクトレコード、次の行動を確認してください。コンテンツ制作が購入の主目的なら、録画から編集した抜粋を作るところまで受け入れテストに含めます。

開始後の施策を誰が担当するか、書き残しましょう。コンテンツ、データ、フォローがつながれば、ウェビナーは営業や顧客教育に役立つチャネルになります。より広い範囲を扱うAIマーケティングツール比較は、そこで生まれるコンテンツやフォロー業務を、マーケティング全体の流れに位置付ける助けになります。

次のツールを選ぶ前に、AI業務ワークフロー監査チェックリストを使って、ウェビナーの登録、コンテンツ、フォローの業務を整理してください。

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