Semrush 料金を解剖(2026年):$199プランが$487になる理由
Semrush 料金の最新プランをSEO、Starter、Pro+、Advancedまで徹底比較。年払いで必要な一括請求額、追加ユーザー料金、共有される利用上限、APIユニットの別費用を整理し、$199のStarterが3人チームで月額$487になる仕組みと、用途に合うプランを無駄なく選ぶ判断基準を解説します。

Semrush 料金は、SEO用途なら月額$139、AIの利用上限が明記された最初のプランなら月額$199です。ただし、3人のチーム全員にAIのフルアクセスを付けるとStarterでも月額$487になります。プラン表の金額だけでは、導入コストの全体像は見えません。
Semrush 料金を一覧で比較
Semrushの現行料金ページには、有料プランが4つ掲載されています。旧来の解説で今も見かけるPro、Guru、Businessとは異なる構成です。以下の価格と上限は、2026年8月にSemrushの料金ページで確認しました。

年払いの列は、毎月分割で支払うプランではありません。1年分を一括請求した場合の月額換算です。そのため、一見すると$117.33で始められるように見えても、実際の請求額は$1,407.96になります。
契約前に知っておきたいのが、Semrush公式内でプラン名が一致していない点です。SEO Toolkitの上限ページには、今もProが$139.95、Guruが$249.95、Businessが$499.95と記載されています。一方、現在の一般向け販売ページはSEOの$139から始まり、Starter、Pro+、Advancedと続きます。本記事では、新規契約者向けの価格として現行の販売ページを採用します。既存アカウントに従来プランの更新条件が表示される場合は、チェックアウト画面と契約内容が優先です。
Semrush プランはどれを選ぶべきか
選ぶべきSemrushプランは、最初にぶつかる必須条件を満たす最安のものです。機能表を比べる前に、運用するサイト数、毎日追跡するキーワード数、利用者数、AIプロンプト数を数えましょう。
利用がたまにならFreeで十分
小規模サイトが1つで、重要キーワードの追跡が10件以下、月に監査するURLが100件以下、調査も時々しか行わないならFreeを選べます。1日あたりの調査枠は、Domain Overviewが10回、キーワード調査が10回、競合調査が10回、被リンク調査が10回です。
小規模サイトの状態を確認し、少数の収益キーワードを見守る用途には足ります。一方、毎週コンテンツを運用する場合、大規模サイト、クライアントを複数抱える場合には不十分です。Freeはトライアルとは違う恒久アカウントなので、詳しくは後述します。
数値で管理するAI施策が不要ならSEO
月額$139のSEOでは、5サイトと、毎日追跡するキーワード500件を利用できます。公開上限まで使うと、1サイト・月あたり$27.80、毎日追跡するキーワード枠1件あたり$0.278です。
プランカードには、AI検索のパフォーマンス、センチメント、レポート、カスタムプロンプト監視も記載されていますが、AIの具体的な上限数は公開されていません。キーワード調査、競合調査、順位トラッキング、Site Auditを主目的とする個人運用なら、SEOが現実的な基本プランです。担当マネージャーが、保証されたプロンプト枠を契約条件として必要とする場合には選びにくくなります。
AI追跡の明確な枠に追加料金を払えるならStarter
Starterは月額$199で、SEOより$60高くなります。どちらも公開上限は5サイト、キーワード500件で同じです。差額で得られるのはMCPアクセスと、1日50件の追跡プロンプト、AIブランドパフォーマンス用の1ドメイン、1日300件のAI Visibilityレポート、AI対応のSite Auditという明確なAI利用枠です。
上限まで使った場合、Starterは1サイト・月あたり$39.80、毎日追跡するキーワード枠1件あたり$0.398、毎日追跡するプロンプト枠1件あたり$3.98です。追加分だけを見ると、$60の差額はプロンプト枠1件あたり$1.20です。ここにはブランドドメインやレポート枠の価値を含めていません。
損益分岐点を見極める質問はシンプルです。AI追跡を毎月$60追加するだけ使うでしょうか。答えが曖昧ならSEOを選び、差額を残すほうが合理的です。担当者を決め、毎週プロンプトの可視性とセンチメントを確認するなら、Starterによって測定可能な運用フローを作れます。
このワークフローに絞った詳しい比較は、Brand RadarとSemrush AI Visibilityのコスト比較をご覧ください。
6つ目のサイト、501件目のキーワード、または必要な機能が出たらPro+
Pro+は月額$299で、15サイト、毎日追跡するキーワード1,500件、毎日追跡するプロンプト100件まで上限が上がります。さらに、SEOの過去データ、コンテンツ最適化、キーワードカニバリゼーション分析、複数地域・デバイスでの追跡が追加されます。
公開上限まで使うと、1サイト・月あたり$19.93、キーワード枠1件あたり$0.199、プロンプト枠1件あたり$2.99です。Starterから$100上がる代わりに、サイトが10件、追跡キーワードが1,000件、プロンプトが50件増えます。数値上の境界は明快で、6つ目のサイトまたは501件目のキーワードはStarterに収まりません。
機能一覧が長いという理由だけでPro+へ上げる必要はありません。いずれかの上限に達する場合、あるいは過去データや地域・デバイス別の分析を継続的な意思決定に使う場合にアップグレードします。
Pro+の上限を超えるか、APIが必要ならAdvanced
Advancedは月額$549で、40サイト、毎日追跡するキーワード5,000件、毎日追跡するプロンプト200件を利用できます。さらに、SEOシェア・オブ・ボイスとAPIデータ連携が加わります。
上限まで使うと、1サイト・月あたり$13.73、キーワード枠1件あたり$0.110、プロンプト枠1件あたり$2.75です。明確な切り替え時期は、16番目のサイトまたは1,501件目のキーワードです。ポートフォリオ全体で考えると、Pro+を2契約すれば$598ですが、Advancedは1契約$549で、30サイトではなく40サイトまで公開上限に含まれます。Advancedのほうが$49安く、ポートフォリオを複数契約に分ける必要もありません。
APIの利用資格はアップグレードの正当な理由になりますが、重要なのは利用資格にすぎない点です。基本サブスクリプションに、実際に使えるユニット残高は含まれません。Advancedだけで自動化予算が完成すると考える前に、APIの見積もりを取りましょう。

ここまでの容量単価は、検索順位、トラフィック、リード獲得を保証するものではありません。Semrushは事業成果を保証していないため、比較の基準として説明できるのは、1サイト・月あたりと追跡枠あたりのコストです。自社のアトリビューションデータが得られてから、請求額を有望リード数で割ってください。
年払いで変わるのはキャッシュの出方
Semrushを年払いにすると、現在の月額定価を12回支払う場合と比べ、SEOで$260.04、Starterで$405.96、Pro+で$609.96、Advancedで$1,119.96安くなります。その代わり、$1,407.96〜$5,468.04の全額を最初に支払うため、手元資金への影響があります。
SEOの割引率が広告の「up to 17%」より低く見えるのは、現行カードの月額料金が$139に丸められている一方、古い資料には$139.95と記載されているためです。社内承認を取るときは、見出しの割引率ではなく実際の請求額を使いましょう。
ワークフローが定着し、担当者が決まり、すでに利用枠を使っているなら年払いは魅力的です。SEOとStarterのどちらにするか決めている途中、またはAIレポートの担当者がいない段階では、最初から年払いにするのは得策ではありません。その場合は、割高でも1か月だけ契約するほうが、使われないサービスを割引価格で1年契約するより安く済む可能性があります。
解約すれば次回の更新は止まりますが、通常、契約済みの期間が取り消されるわけではありません。署名済みの契約には別条件が設定されることもあるため、代理店やエンタープライズの購入担当者は、公開ポリシーだけで判断せず注文書を確認してください。
見落としやすい費用はユーザー席、共通上限、APIユニット
Semrushには標準で1人分のログインが含まれます。基本ユーザーの追加料金は、SEOまたはStarterで$45、Pro+で$80、Advancedで$100です。追加ユーザーにAI Visibilityへのアクセスも付けると、さらに$99かかります。したがって、AIをフルに使う追加ユーザー1人あたりの料金は、Starterで$144、Pro+で$179、Advancedで$199です。
これが、見出しの$199のStarterプランが3人チームでは$487になる理由です。基本ユーザー1人は含まれますが、AIをフルに使う追加ユーザー2人はそれぞれ$144なので、月額は$199 + $144 + $144 = $487です。同じ3人構成なら、Pro+は$657、Advancedは$947になります。

さらに重要なのは、ユーザーを追加してもサブスクリプションの利用枠は共通のままという点です。Starterを3人で使っても、共有するのは5サイト、追跡キーワード500件、プランのレポート枠とクロール上限です。ユーザー席で解決できるのはアクセス権と担当の明確化であり、データ枠が3倍になるわけではありません。
コラボレーション費用を抑える方法もあります。Semrushによると、フォルダーを閲覧専用で共有する機能は無料です。完成したレポートを見るだけのクライアントや経営層なら、有料ユーザー席は不要かもしれません。ライセンスを追加する前に、誰がツールを操作するのか、誰にAI Visibilityが必要なのか、誰を閲覧者のままにできるのかを分けましょう。
公開料金ページには、Lead Generationが月額$90、Base Reportが月額$10、Pro Reportが月額$20とも記載されています。これらは別予算であり、StarterからPro+へ変更してもプランの利用枠として含まれるものではありません。
隠れた費用として最も注意したいのがAPIです。SemrushのAPIアクセス資料によると、Advancedまたは資料上に今も記載のあるBusinessでAPIの利用資格を得られますが、アップグレードしてもAPI残高はゼロのままです。ユニットは、個別価格のパッケージとして別途購入します。現在のドメイン・キーワードデータ1行には10ユニット、過去データ1行には50ユニットを消費します。資料にある1,000キーワード×100ドメインの例では、現在データなら1,000,000ユニット、過去データなら5,000,000ユニットが必要です。
料金ページには、APIユニットの公開価格も一般的な超過料金表もありません。調達時は無料利用を前提にせず、見積もりが必要と考えるのが安全です。ユニットパッケージ、更新方法、契約更新条件をAdvancedと同じ注文書に明記するようSemrushへ依頼しましょう。
また、公開プランのページには、アプリ向けのプリペイドクレジット残高やクレジットの有効期限も掲載されていません。画像生成ツールや文章作成ツールの失効ルールを、この予算に当てはめないでください。Semrushで資料に明記されているのは、サブスクリプションの上限と、別途購入するAPIユニットという区分です。
Semrushの詳細レビューでは、製品全体の選び方を解説しています。料金に絞れば判断はより単純で、すべての運用担当者、アドオン、共有上限、APIユニットパッケージを予算に入れるまでは、有料プランの費用は確定していません。
Semrush 無料版で十分なのはどんな人か
Semrush Freeで足りるのは、小規模サイトを1つ運営し、調査は時々、月に監査するURLが100件以下、追跡する重要キーワードが10件という個人事業主、コンサルタント、クリエイターです。この上限に不自由がなく、クライアント向けレポートや日々の調査が発生しないなら、有料版が不要なまま使い続けられます。
Freeアカウントにクレジットカードは不要です。Domain Overview、キーワード調査、競合調査、被リンク調査をそれぞれ1日10回利用でき、1キャンペーンと、Domain Overview内の基本的なAI Visibility指標も含まれます。状況を時々確認するには便利ですが、代理店の運用基盤としては足りない上限です。
Freeとトライアルは別物です。Freeは制限付きで継続利用できるアカウントです。7日間のトライアルでは有料プランを一時的に使えますが、支払い方法の登録が必要で、解約しなければ有料サブスクリプションへ移行します。
現行料金ページには、学生個人向けの公開割引はありません。Semrush AcademyのFAQによると、参加している認定大学は、Semrush for Educationを通じて教員と学生に無料アクセスを提供できます。Academyの講座も無料ですが、教育機関が参加していなければ、無料研修に商用サブスクリプションは含まれません。
Semrushと現行の競合ツールを価格で比較
価格比較に意味があるのは、何を1単位としているかが明確な場合だけです。以下で比べるのは、現在公開されているエントリープランと利用枠です。データ品質、調査の深さ、マーケティング成果の保証を比較するものではありません。
Ahrefs:初期費用は低いが、公開されている追跡頻度は遅い
Ahrefs Liteは月額$129で、5プロジェクト、追跡キーワード750件、AIプロンプト5件、クロールクレジット100,000件、ユーザー1人が含まれます。上限まで使うと追跡キーワード枠1件あたり$0.172ですが、Ahrefsの順位更新は週次と記載されている一方、Semrushが公開するキーワード追跡は毎日です。

AhrefsではLiteユーザーの追加に$40かかり、有料トライアルも割引も提供していないとしています。被リンク調査が業務の中心で、順位更新が週次で十分ならLiteが候補です。正規化したキーワード単価が低くても、追跡頻度が同じ条件での比較ではありません。
SE Ranking:この候補で利用枠あたりの価格が最も強い
SE Ranking Coreは月額$129で、10プロジェクト、マネージャー用ユーザー席1人、毎日追跡するキーワード2,000件、毎日追跡するAIプロンプト100件、GEOドメイン5件、監査ページ250,000件、APIクレジット25,000件を利用できます。毎日追跡するキーワード枠1件あたり$0.0645で、これらのエントリープランの現行価格では最安です。

年払いにするとCoreは月額換算$103.20となり、一括で支払います。トライアルは14日間で、クレジットカードは不要です。追跡キーワード、プロンプト、監査の利用枠を重視するならCoreが向いています。Semrushを選ぶべきなのは、特有の調査ワークフローとデータセットが高い費用に見合う場合であり、利用枠だけを見れば優位だからではありません。
Mangools:現金支出をより小さくできる選択肢
Mangools Basicは月払いで$61、年額$452.40を一括で払うと月額換算$37.70です。追跡キーワード200件、1日100回のキーワード調査、1日100回のSERP調査、月100,000件の被リンク行が含まれますが、追加ユーザー席はありません。

追跡キーワード枠1件あたりの単価は、月払いで$0.305、年払いで$0.1885です。用途を検索関連の一部機能に絞り、現金支出を抑えたい個人運用にはMangoolsが実用的です。現行料金ページには48時間の返金期間も明記されています。
候補を整理すると結論は明快です。公開されている毎日の追跡枠を金額で割ればSE Rankingが最も優れています。Ahrefs Liteは、エントリープランの追跡が週次でよい場合の被リンク調査向けです。Mangoolsは必要な現金を最小限に抑えられます。Semrushの割高分に意味が出るのは、キーワード調査、競合調査、監査、追跡、レポート、AI検索のワークフローをまとめて活用し、別システムへの支払いを避けられる場合だけです。
月曜日に実行する購入判断
承認用シートでは、まずサイト数と毎日追跡するキーワード数を記入します。1キャンペーン、キーワード10件、監査URL100件以内ならFreeを維持します。5サイト、キーワード500件まで必要なら、公開されているサイト数とキーワード数の上限は同じなので、SEOとStarterは$60のAI追加料金で比べます。
次に、アカウントを操作する必要がある人を全員挙げます。基本アクセスとAI Visibilityを分け、受け取った内容を見るだけの人には無料の閲覧専用共有を使い、ユーザー席を含む月額総額を計算します。1人分のログインしか含まれないプラン価格は、チーム予算ではありません。
続いて、最初に上限へ達する時期を記入します。6つ目のサイトまたは501件目のキーワードならPro+です。16番目のサイト、1,501件目のキーワード、シェア・オブ・ボイス、APIのいずれかが必要ならAdvancedです。APIを使う場合は、承認前にユニットの見積もりを添付します。
最後に、これらの条件が固まってから年払いを選びます。割引には価値がありますが、現金はすぐに出ていき、公開されている返金期間も短いためです。月曜日に行うべきなのは、カードに大きく表示された金額ではなく、実際の運用総額を承認することです。
Semrush 料金に関するFAQ
Semrushは月額いくらですか?
Semrushの現行有料プランを月払いで契約すると、SEOが$139、Starterが$199、Pro+が$299、Advancedが$549です。年払いの月額換算はそれぞれ$117.33、$165.17、$248.17、$455.67ですが、1年分を最初に一括で請求されます。
Semrushは無料ですか、有料ですか?
Semrushには無料版と有料版があります。恒久的に使えるFreeアカウントには、制限付きの1キャンペーン、追跡キーワード10件、月100 URLの監査、1日の調査回数が含まれます。有料プランでは上限が増え、チーム機能、過去データ、AI、API関連の機能が追加されます。
Semrushを安く使う方法はありますか?
Semrushで最も安いのはFreeアカウントです。現在公開されている最安の有料プランは、月額$139のSEOで、年払いなら月額換算$117.33です。機能を絞ったツールでよければ、月額$61のMangools Basic、$129のSE Ranking Core、$129のAhrefs Liteも比較できます。
SemrushのGuruとBusinessはどうなりましたか?
Semrushのナレッジベースには従来のPro、Guru、Businessが今も掲載されていますが、2026年8月に確認した現行の公開料金ページにはSEO、Starter、Pro+、Advancedが表示されています。新規契約者は現行ページを、既存契約者はアカウントまたは更新注文書に記載された価格と条件を確認してください。
Semrushはなぜ高いのですか?
料金には複数の調査・監視ワークフローが含まれますが、実際に使わなければ機能の幅に価値はありません。主な目的が毎日のキーワード追跡枠なら、SE Rankingのエントリー価格で利用できる枠のほうが大きくなります。個人向けの小規模な検索ツールが中心なら、Mangoolsの現金支出は少額です。Semrushの割高分が妥当なのは、複数の作業を統合する価値が価格差を上回る場合です。
Semrushに学生割引はありますか?
Semrushの現行料金ページに、学生個人向けの割引は掲載されていません。認定大学がSemrush for Educationに直接参加している場合、対象の学生は無料アクセスを受けられます。
Semrushのトライアルと返金ポリシーは?
有料プランのトライアルは7日間で、支払い方法が必要です。解約しなければ有料契約へ移行します。公開されている7日間の返金ポリシーは、期間が12か月以上の対象となる初回購入と、対象となる初回アドオンに適用され、月払いのサブスクリプションには適用されません。
Semrushの料金は2026年に変わりましたか?
Semrush Oneは2025年10月29日に登場し、年払いの導入価格は端数を丸めて月額$165でした。現在のStarterは、年払いで月額換算$165.17です。価格以上に大きく変わったのはプラン構成で、現行ページの先頭にはSEO、Starter、Pro+、Advancedが並ぶ一方、古いSemrush資料にはPro、Guru、Businessが今も記載されています。
他のグロースツールにも同じ購入基準を使いたい方は、AIビジネスワークフロー監査チェックリストを入手してください。
2026年9月3日







