Klaviyo 料金ガイド(2026年版):高くても元が取れる条件
Klaviyo 料金を2026年のプラン別に整理。無料枠から100,000プロファイルまでの月額、メール・SMS・アドオン費用、請求の落とし穴、Omnisend・Mailchimp・Brevoとの価格差を比較し、ECブランドが高い料金を回収できる条件と損益分岐点を具体的に解説します。

Klaviyo 料金は、アクティブプロファイル500件で月額$20から始まり、10,000件で$150、100,000件で$1,380です。この上乗せ分を払う価値があるのは、ECのフローが$9~$16の代替サービスとの差額を上回る限界利益を生み出せる場合に限られます。
Klaviyo 料金の早見表
Klaviyoの中核製品であるProfiles and Emailは、アクティブプロファイル数に応じて料金が決まります。ほとんどの有料帯には、プロファイルあたり約10通に相当するメール送信枠が含まれます。金額の正式な参照先は現在のKlaviyo料金ページで、自社のプロファイル数とモバイル料金については、アカウント内のBillingページが正式な情報源です。

2026年8月11日に、Klaviyoの公開中の料金ページと現行の公開計算ツールで確認済みです。 以下は、オプション製品、モバイル利用料、税金、カスタムサービスを含まない月額の米ドル価格です。
この表は、メール送信枠をすべて使い切った場合の単価を示しています。プロファイルが10,000件あるアカウントでも、送信数が20,000通だけなら、メール1,000通あたりの実質コストは$1.50ではなく$7.50です。大きな枠を契約しても、その大半を使わなければ割安にはなりません。
結論:ブランド名ではなく成果に投資する
Klaviyoの有料エントリープランだけを見れば、極端に高額というわけではありません。問題は、プロファイル課金がどれだけ速く積み上がるかです。アクティブプロファイル500件のストアは年間$240、10,000件なら中核プランだけで年間$1,800です。50,000件では$8,640、100,000件ではモバイルメッセージやアドオンを含めず$16,560に達します。
したがって、結論は利用状況によって変わります。
- Klaviyoに投資する: 商品閲覧、チェックアウト、注文といった有用な行動データを取得でき、そのデータを使うフローを構築・運用する担当者がいる場合です。上乗せ料金には、カゴ落ちの回収、リピート購入、利益率の改善という明確な役割が生まれます。
- 無料のまま使う: アクティブプロファイルが250件以下で、月500通の範囲に収まる場合です。両方の上限を守る限り、無料アカウントは期限なく使えます。
- より安い代替サービスを選ぶ: 主な用途がニュースレターの一斉配信である場合です。条件をそろえたエントリー帯では、メール1,000通あたりKlaviyoが$4.00なのに対し、Omnisend Standardの通常価格は$2.67、Mailchimp Essentialsは$2.60、Brevo Starterは$1.80です。
- アップグレード前にリストを整理する: 非アクティブでも課金対象となるプロファイルのせいで、次の料金帯へ押し上げられている場合です。いくつもの境目では、たった一件のプロファイルで月額が$25増えます。
最も明快な損益分岐点は、売上ではなく限界利益で判断します。エントリー帯でKlaviyoがBrevo Starterより月額$11高いなら、フローは月に$11を超える追加の限界利益を生まなければなりません。売上総額が大きく見えても、割引、商品原価、フルフィルメント費用を差し引けば、ソフトウェア代を回収できないことがあります。
Klaviyoの請求はどう決まるのか
中核料金を決めるメーターは、アクティブプロファイル数とメール送信数の二つです。アカウント内のアクティブプロファイルを収容できるプランが必要で、各料金帯には月間送信上限が設定されています。
アクティブプロファイルとは、少なくとも一種類のマーケティングを受け取れる有効なプロファイルで、抑制または削除されていないものを指します。Klaviyoの請求に関する説明によると、同意ステータスだけで課金対象かどうかが決まるわけではありません。チェックアウトなどの接点から追加されたアドレスは、本人がメール配信に明示的に登録していなくてもカウントされる場合があります。
この定義こそ、予算を左右する最初の見えにくい変数です。マーケティング担当者が把握する購読者数とは別に、Billingではアクティブプロファイルが10,001件と表示されることがあります。料金帯を決めるのは後者です。
メールのカウントも文字どおりです。Klaviyoから送信されたメッセージは、配信に成功してもバウンスしてもカウントされます。スキップされたメールは対象外です。APIでトリガーしたメールも同じKlaviyoシステムから送信されるため、このプランの枠を共有します。別の送信枠を作る公開API専用契約はありません。
公開されているすべてのセルフサービスプランは月次更新です。有料サイクルはアカウントが支払いを開始した日に更新され、無料サイクルは毎月初日に更新されます。公開料金ページには年額への切り替えや年間割引は表示されていません。年間の固定予算は月額料金を12倍して見積もれますが、Klaviyoから別の提示を直接受けない限り、契約自体は月払いです。
送信上限を超えた場合、Klaviyoには大きく二つの対応方法があります。
- Flexible overages: 現在の基本プランの単価で、次の料金帯に相当する全送信容量を一度だけ購入します。一時的なピーク向けです。
- Auto-upgrade: サブスクリプションを上位へ移し、自分で変更するまでそのプランを維持します。送信を継続しやすいため、定期的に上限を超える場合には安全ですが、気づかないうちに予算の基準額が上がることがあります。
通常のアップグレードは、Flexible sendingを繰り返すよりおおむね経済的だとKlaviyoは説明しています。季節需要のあるDTCブランドなら、ホリデー期の一度だけFlexを使う選択肢があります。毎月のように枠を超えるブランドは、恒常的な要件を例外扱いせず、上位料金帯を予算に組み込むべきです。

Klaviyo Profiles and Emailの全料金帯
Klaviyoは、分かりやすい三段階のプラン構成ではありません。特にプロファイルが10,000件を超えると、細かな料金帯が多数設定されています。価格の跳ね上がりを一部抑えられる一方、一般的な最低価格よりも、正確なしきい値の確認が重要になります。
以下は、2026年8月に確認した公開中のセルフサービス料金帯の全一覧です。
無料~アクティブプロファイル10,000件
- 0~250: 月額$0、メール500通。
- 251~500: 月額$20、メール5,000通。
- 501~1,000: 月額$30、メール10,000通。
- 1,001~1,500: 月額$45、メール15,000通。
- 1,501~2,500: 月額$60、メール25,000通。
- 2,501~3,000: 月額$70、メール30,000通。
- 3,001~3,500: 月額$80、メール35,000通。
- 3,501~5,000: 月額$100、メール50,000通。
- 5,001~5,500: 月額$110、メール55,000通。
- 5,501~6,000: 月額$130、メール60,000通。
- 6,001~6,500: 月額$140、メール65,000通。
- 6,501~10,000: 月額$150、メール100,000通。
ここで特徴的なのは、6,501~10,000件の料金帯です。$150で100,000通すべての送信枠が付くため、プロファイルが6,500件前後のブランドは、この帯に入ると、それまでの小さな段階よりも大幅に余裕が増えます。
アクティブプロファイル10,001~30,000件
- 10,001~10,500: 月額$175、メール105,000通。
- 10,501~11,000: 月額$200、メール110,000通。
- 11,001~11,500: 月額$225、メール115,000通。
- 11,501~12,000: 月額$250、メール120,000通。
- 12,001~12,500: 月額$275、メール125,000通。
- 12,501~13,000: 月額$300、メール130,000通。
- 13,001~13,500: 月額$325、メール135,000通。
- 13,501~15,000: 月額$350、メール150,000通。
- 15,001~20,000: 月額$375、メール200,000通。
- 20,001~25,000: 月額$400、メール250,000通。
- 25,001~26,000: 月額$425、メール260,000通。
- 26,001~27,000: 月額$450、メール270,000通。
- 27,001~28,000: 月額$475、メール280,000通。
- 28,001~30,000: 月額$500、メール300,000通。
プロファイル10,001~13,500件では、500件増えるごとに月額が$25上がります。13,501件からは料金帯の幅が1,500件に広がります。実務上は、「連絡先は約10,000件」という丸めた数字ではなく、現在の正確な件数で見積もることが大切です。
アクティブプロファイル30,001~100,000件
- 30,001~35,000: 月額$550、メール350,000通。
- 35,001~40,000: 月額$600、メール400,000通。
- 40,001~45,000: 月額$650、メール450,000通。
- 45,001~50,000: 月額$720、メール500,000通。
- 50,001~55,000: 月額$790、メール550,000通。
- 55,001~60,000: 月額$860、メール600,000通。
- 60,001~65,000: 月額$930、メール650,000通。
- 65,001~70,000: 月額$1,000、メール700,000通。
- 70,001~75,000: 月額$1,070、メール750,000通。
- 75,001~80,000: 月額$1,140、メール800,000通。
- 80,001~85,000: 月額$1,205、メール850,000通。
- 85,001~90,000: 月額$1,265、メール900,000通。
- 90,001~95,000: 月額$1,325、メール950,000通。
- 95,001~100,000: 月額$1,380、メール1,000,000通。
この規模では、料金帯の幅はおおむね5,000プロファイルで、月額の上昇幅は$50~$70です。最大アクティブプロファイルあたりのコストはおおむね下がりますが、実際の請求額はカードの少額経費ではなく、独立した予算項目として管理すべき規模になります。
アクティブプロファイル100,001~150,000件
- 100,001~105,000: 月額$1,440、メール1,050,000通。
- 105,001~110,000: 月額$1,495、メール1,100,000通。
- 110,001~115,000: 月額$1,555、メール1,150,000通。
- 115,001~120,000: 月額$1,610、メール1,200,000通。
- 120,001~125,000: 月額$1,670、メール1,250,000通。
- 125,001~130,000: 月額$1,725、メール1,300,000通。
- 130,001~135,000: 月額$1,785、メール1,350,000通。
- 135,001~140,000: 月額$1,840、メール1,400,000通。
- 140,001~145,000: 月額$1,900、メール1,450,000通。
- 145,001~150,000: 月額$1,955、メール1,500,000通。
アクティブプロファイルが150,000件を超えると、公開計算ツールから営業担当による個別見積もりへ切り替わります。その段階では、プロファイル帯、メール送信枠、モバイルの契約額、サポート、専用インフラを別々の項目として提示してもらいましょう。月額総額だけをまとめて提示されると、後の更新時に計算しにくくなります。
Klaviyo 無料プランは本当に無料なのか
はい。Klaviyo Freeは$0で、アクティブプロファイル最大250件、月500通のメールに対応します。現在のFreeプランには、月$5分のモバイルメッセージ、10,000 Composerクレジット、組み込みの分析機能、基本版Customer Hub、基本版Helpdesk、テンプレート、エディター、自動化、セグメンテーション、各種レポートも含まれます。
時間が経っただけでアカウントが失効することはありません。プロファイル250件とメール500通の両上限を守れば、期限なく無料で使えます。メールサポートは最初の60日間で終了しますが、その後もコミュニティとセルフサービス資料は利用できます。
Freeで何が使えるかより、どこで止まるかのほうが重要です。
- アクティブプロファイルの上限を超えると、件数を規定内に戻すかアップグレードするまで、Klaviyoがメール送信を停止し、フローメールを有効化できなくなる場合があります。
- 月500通を使い切ると、サイクルがリセットされるかプランを変更するまで送信が止まります。
- $5のモバイル枠を使い切った後は、追加送信に有料枠が必要です。
- アクティブプロファイルが251件になると、Profiles and Emailの最初の有料帯である月額$20に移ります。
料金を払わずに済むケース: 最初のフローを検証するごく小規模なストア、配信頻度の低いローンチ前リスト、またはマーケティング可能なプロファイルを251件未満、月間メールを500通以下に保てる副業ビジネスです。250件のリスト全体に毎週メールを送るだけでも、枠はすでに足りません。Freeは有用な検証環境であり、実用的な極小リスト向けプランですが、上限近くで毎週ニュースレターを出し続ける長期プランではありません。
2026年、Klaviyo SMS 料金とモバイル課金はどう変わったか
Klaviyoは2026年7月13日、新規顧客と無料モバイルプランについて、モバイルメッセージのクレジット制を米ドル建てのメッセージ単価制へ変更しました。既存の有料モバイル契約は、2026年8月13日以降に迎える次回請求サイクルで移行します。この日付が重要なのは、新しいアカウントの予測にクレジット基準の見積もりを使えなくなったためです。
新しいモバイル料金モデルでも、月ごとに米ドル建ての契約額を前払いします。メッセージを送るたびに、チャネル、国・地域、番号の種類、通信事業者・プロバイダーのコストに応じた金額が契約枠から差し引かれます。キャリア料金はすでに含まれており、別項目として後から請求されることはありません。
Klaviyoは、より細分化したモバイル料金帯を70以上導入しました。すべてのアカウントに安全に当てはめられる一律のメッセージ単価は公開していません。米国のトールフリーSMS、カナダのショートコードメッセージ、WhatsAppメッセージでは採算が異なる可能性があるため、正確な単価はBilling Overviewで確認します。
現在の無料枠は、月$5分のモバイルメッセージです。Klaviyoの請求ガイドには月額$15と$25の有料契約例がありますが、適切な金額は送信先とチャネル構成で変わります。契約額が大きいほどボリュームメリットが得られる場合がある一方、地域別の見積もりを誤れば、依然として枠不足になります。
次の三つのモバイル費用は、カレンダーに確認日を入れておくべき項目です。
- 未使用額は繰り越されません。 買いすぎた分は、翌月に使える残高ではなく無駄になります。
- ショートコードは別料金です。 米国またはカナダのショートコード契約は、モバイルプランとは別に請求されます。
- 超過時の動作は設定次第です。 Auto-upgradeでは継続中の料金帯が変わります。Flexでは一時的な追加料金が請求され、現在、モバイルのFlexを利用できるのは$490以上のプランです。
Klaviyoの請求額を変えるアドオン
Profiles and Emailは中核項目にすぎません。Klaviyoのプラン作成ツールでは、Reviews、Marketing Analytics、Advanced KDP、Customer Hub、Helpdesk、Customer Agent、Composer、Social Marketing、有料サポートを追加できます。製品ごとに課金単位が異なるため、「Klaviyoは$150」という説明が、10,000プロファイルのアカウントにかかる費用の一部だけを指している場合があります。
Reviews
Reviewsは、レビュー依頼の対象となる月間注文数で課金されます。公開中の全料金帯は、50件まで無料、250件で$25、1,000件で$90、2,000件で$175、3,500件で$300、10,000件で$500、15,000件で$750、25,000件で$1,000、50,000件で$1,500、100,000件で$2,000、150,000件で$3,000、200,000件で$4,000、400,000件で$8,000、600,000件で$12,000、800,000件で$16,000、1,000,000件で月額$20,000です。
この課金単位では、プロファイル数から想像するものとは大きく異なる請求額になることがあります。リストがそれほど大きくなくても注文頻度の高いブランドなら、Profiles and Emailより先にReviewsの上限へ達する可能性があります。
Analyticsとデータ
Marketing Analyticsは月額$100から始まり、アクティブプロファイル13,500件までは同額で、その後はプロファイルの料金帯に合わせて上がります。Advanced KDPは、アクティブプロファイルではなく総プロファイル数を使います。公開されている基準額には、総プロファイル100,000件で月額$500、250,000件で$1,250、500,000件で$2,500、750,000件で$3,750、1,000,000件で$4,765があります。
この分母の違いは重要です。プロファイルを抑制すればアクティブプロファイルの請求額は下がる可能性がありますが、総プロファイル数で課金される製品から過去の顧客データが消えるわけではありません。
サービス・コンテンツ製品
現在の公開ページでは、一部製品についてキャンペーン価格と通常価格が並んで表示されています。チェックアウトに継続期間が明記されていない限り、予算は通常価格で組みましょう。
- Customer Hub: アクティブプロファイル10,000件までは、キャンペーン価格が月額$20、通常価格が$30です。
- Helpdesk: 50チケットで、キャンペーン価格が月額$10、通常価格が$15です。
- Customer Agent: 75件の会話で、キャンペーン価格が月額$50、通常価格が$75です。
- Composer: 2,000クレジットで、キャンペーン価格が月額$14、通常価格が$20です。
- Social Marketing: アクティブプロファイル10,000件まではキャンペーン価格$38、通常価格$50、25,000件までは$94と$125、50,000件までは$150と$200、150,000件までは$225と$300です。
Professional Supportは月額$500、Enterprise Supportは月額$1,800です。dedicated IPには公開価格がなく、条件を満たすアカウントだけがアカウントマネージャー経由で利用できます。Klaviyoは30~40日間のウォーミングを推奨しており、個別のインフラ費用が判明する前から運用コストが発生します。
アドオンを判断するルールはシンプルです。製品ごとに担当者、利用量の指標、期待する成果を決めます。Customer Agentでチケット削減を狙うなら、会話数に対する限界利益を測定します。Reviewsでコンバージョン向上を狙うなら、レビュー依頼対象の注文数と照らして測定します。有望な機能を、中核プラットフォームの総額に埋もれさせてはいけません。
見落としやすいKlaviyoの費用と請求の罠
表示されている料金帯は、請求額の出発点にすぎません。実際の金額を動かしやすい条件は次のとおりです。
アクティブプロファイルの膨張
インポートした連絡先、チェックアウト時のアドレス、その他の対象プロファイルにより、Billingの件数が普段報告しているマーケティングリストより多くなる場合があります。プロファイルの抑制、削除、一括除外が反映されるまで、最大72時間かかることがあります。Klaviyoはさらに、更新の24時間より前に件数削減またはダウングレードを済ませるよう案内しています。
実務では、更新日の朝ではなく、サイクル終了の数日前から整理を始める必要があります。アクティブプロファイルが10,001件になると、月額は$150ではなく$175です。期限後に一件の削除が反映されるのを待つだけで、翌月に$25かかる可能性があります。
Flexible overagesは予定していた料金帯より高くなることがある
Flexは、サブスクリプションを恒久的に変えず、現在の基本単価で次の料金帯の全送信容量を購入します。この利便性が生きるのは、一度だけのピークです。繰り返し使う場合は、通常のアップグレードのほうがおおむね経済的だとKlaviyo自身が説明しています。
Auto-upgradeなら送信を継続できますが、通常プランそのものが変わります。サイクル途中で実行される場合があり、誰かが変更するまでアカウントは上位プランに残ります。請求設定の担当者を決めてください。「プラットフォームが自動でアップグレードした」としても、それは予算上の意思決定です。
モバイルの未使用額は失効する
使わなかったモバイル契約額は繰り越されません。単価は経路ごとに異なり、ショートコード契約も別料金です。メッセージ単価を単一の平均値で予測すると、利用不足と高コストな送信先の両方を見落とす可能性があります。
APIとアプリの利用に別枠の割安料金はない
中核メールには、APIとアプリで分かれた公開料金はありません。請求ルールでは、Klaviyoから送信されたメッセージをカウントします。ビジュアルキャンペーンのフローをAPIトリガーへ移しても、無料の送信枠が新たに生まれるわけではありません。
ダウングレードしても当月分は返金されない
Klaviyoは、サイクル途中のダウングレードに対して返金しません。解約やダウングレードが制御するのは将来の請求であり、現在のサイクルに残った価値ではありません。請求書が届いてからではなく、更新前に判断してください。
年間契約に縛られるという「罠」は思い込み
Klaviyoの公開セルフサービスプランは月払いで、料金ページに公開の年間割引はありません。注意すべきなのは、年換算した金額を、前払いによって安くなるかのように予算化することです。書面の見積もりに別の条件がなければ、月額を12倍してください。
キャンペーン価格を運用予算の基準にしない
Customer Hub、Helpdesk、Customer Agent、Composer、Social Marketingでは現在、通常価格の横に低いキャンペーン価格が表示されています。継続的な損益計画には通常価格を計上すべきです。キャンペーンは一時的な節約であり、今後も続く前提の価格ではありません。
Klaviyoのコストを数字で検証する
中核プランは、送信枠を使い切って初めて規模とともに効率が上がります。全枠を使った場合、メール1,000通あたりの費用は、プロファイル500件で$4.00、1,000件で$3.00、5,000件で$2.00、10,000件で$1.50、50,000件で$1.44、100,000件で$1.38へ下がります。ただし25,000件の料金帯では、料金帯の設計によりメール1,000通あたり$1.60へ一時的に上がります。
最大アクティブプロファイルあたりの費用も同じように変化します。500件で$0.040、1,000件で$0.030、5,000件で$0.020、10,000件で$0.015、25,000件で$0.016、50,000件で$0.0144、100,000件で$0.0138です。
これらの単価から分かるのは効率であって、負担可能かどうかではありません。同じ基準点での中核プランの年間予算は、$240、$360、$1,200、$1,800、$4,800、$8,640、$16,560です。
たった一件のプロファイルで大きく値上がりする
プロファイルの料金帯には、一件の連絡先が高額なしきい値超過につながる境目があります。
- 10,000件から10,001件になると、月額は$150から$175へ変わり、月$25、年$300の上昇です。
- 13,500件から13,501件になると、$325から$350へ変わり、同じく月$25、年$300の上昇です。
- 25,000件から25,001件になると、$400から$425へ変わり、やはり月$25、年$300の上昇です。
- 100,000件から100,001件になると、$1,380から$1,440へ変わり、月$60、年$720の上昇です。

だからといって、わずかな節約のために反応のある顧客を抑制すべきだという意味ではありません。料金帯全体を押し上げる前に、マーケティング対象にすべきでないプロファイルを除外するべきだということです。
機能数ではなく注文数で損益分岐点を出す
小規模なDTCブランドが、Klaviyoのエントリープラン$20と月額$9のBrevo Starterを比較するとします。差額は$11です。平均注文額を$80、限界利益率を60パーセントと仮定すると、追加注文一件あたりの限界利益は$48です。これは説明用の仮定であり、ベンダーが示した成果ではありません。
追加注文が一件あれば、月額差$11の4.36か月分を回収できます。この仮定では、Klaviyoがエントリー料金の上乗せ分を正当化するために、劇的な改善は必要ありません。ただし、その注文は純増であり、信頼できる程度に成果を帰属でき、安価な構成では実現しなかったフローやセグメンテーションの優位性から生まれたものでなければなりません。
プロファイルが10,000件なら、自社が実際に受けた代替サービスの見積もりで同じ計算をします。Klaviyoの$150から代替サービスの費用を引き、その差を注文あたりの限界利益で割ります。算出された値が、Klaviyoで毎月最低限増やすべき注文数です。その注文を生むフローを誰も具体的に挙げられないなら、安いツールを選びましょう。
Klaviyoと代替サービスの料金を比較
公平に比較するには、継続時の月額料金、近い連絡先数、近い送信枠をそろえます。導入時のキャンペーンでチェックアウト価格が安く見えても、翌年の損益が改善するとは限りません。
Omnisend:エントリー帯で最も近い低価格候補
Omnisend Standardは現在、連絡先500件とメール6,000通に対応し、最初の三か月は月額$11.20、その後の通常価格は$16です。通常価格で全枠を使うと、メール1,000通あたり$2.67になります。

これに近いKlaviyoの500プロファイル帯は、メール5,000通で$20、つまり1,000通あたり$4.00です。この基準点では、Klaviyoは送信枠が少ないにもかかわらず、月額が25パーセント高くなります。
具体的に必要なKlaviyoのワークフローより、安い継続料金を重視するならOmnisendを選びます。Klaviyoを選ぶのは、そのワークフローに測定可能な回収効果がある場合だけです。製品全体の判断については、詳しいOmnisendとKlaviyoの比較で解説しています。
Mailchimp:Essentialsは安く、Standardの価格は同じ
Mailchimp Essentialsは、連絡先500件、月5,000通で月額$13からです。Mailchimp Standardは、連絡先500件、6,000通で$20からです。

Essentialsと比べると、Klaviyoは同じ5,000通の枠で53.8パーセント高くなります。StandardとKlaviyoはエントリー時の金額が同じですが、送信枠には1,000通の差があります。連絡先10,000件では、Mailchimpが表示する12か月の初回割引期間後の通常価格は、Essentialsが$110、Standardが$135で、Klaviyoはアクティブプロファイル10,000件まで$150です。
主にメールが必要で、Klaviyo固有の収益効果を示せないなら、価格面ではMailchimpのほうが分かりやすい選択です。ストア行動の活用によって差額を回収できるときに限り、Klaviyoは運用担当者に適した選択になります。成熟したアカウントを移行する前に、KlaviyoとMailchimpのEC料金を詳しく比較した分析も確認してください。
Brevo:標準化した送信単価が最も安い
Brevo Starterは月払いで$9、月5,000通が含まれます。年間オプションは、月額換算$8.08と表示されています。Brevo Freeは一日300通まで送信できます。

月払いのStarterでは、メール1,000通あたり$1.80です。Klaviyoのエントリー帯$20は122.2パーセント高く、同じ5,000通のメール枠です。ただしKlaviyoの料金は、この価格ではアクティブプロファイル500件が明確な上限です。
送信量が重要で、Klaviyoだけで生み出せる収益を特定できていないなら、Brevoは明快な低予算向け選択肢です。エントリー時の月額差$11は小さいものの、リストが増えるにつれて各社の料金階段が変わるため、比率による比較の有用性は下がります。最低価格から推測せず、実際のアカウント条件で再計算してください。
この三社以外も含めて候補を広げたい場合は、AIメールマーケティングツールの料金ガイドで、各プランをより広い購入判断の文脈から比較できます。
今週やること:自社アカウントの実額を出す
更新、移行、繁忙期キャンペーンの前に実行してください。最終的に必要なのは、月額を一つと、それを受け入れる理由を一つだけです。
請求対象件数を記録する
Billing Overviewを開き、ニュースレター購読者数ではなくアクティブプロファイル数を書き留めます。整理が必要なら、最大72時間の反映時間を見込み、更新の24時間より前に完了できるよう早めに始めます。
メールが最も多い月を予測する
キャンペーンと自動送信を分けて数え、最後に合計します。配信済みとバウンスはカウントされ、スキップはカウントされません。平均月ではなく、ピーク時の数を料金帯の枠と比較します。
経路別にモバイル費用を計算する
国、チャネル、番号の種類ごとに、アカウント内のメッセージ単価と想定数量を掛けます。結果を合計して最も近い契約額を選び、未使用額が繰り越されないことも忘れないでください。
料金の境目を可視化する
次のプロファイルしきい値と、そこで増える月額を書き留めます。わずかに超えているだけなら、高い基準額を受け入れる前に、非アクティブでも課金対象のプロファイルを特定します。
超過設定の担当者を決める
一度だけの急増にはFlex、繰り返すパターンにはUpgradeを使います。更新のたびにAuto-upgradeとアドオンのキャンペーン価格を確認する担当者を一人決めます。
最後の行は、次の形にします。「Klaviyoには月額Xがかかり、指定したフローを通じてYの追加限界利益を生まなければならない」。後半が空欄なら、購入判断の準備はできていません。
よくある質問
Klaviyoは無料で使えますか?
はい。Klaviyo Freeは$0で、アクティブプロファイル最大250件、月500通のメール、月$5分のモバイルメッセージ、10,000 Composerクレジットを利用できます。プロファイル数とメール数の上限を守る限り、期限なく継続できます。
Klaviyoはなぜ高いのですか?
Klaviyoが高くなるのは、アクティブプロファイルの料金帯で課金され、ほとんどの有料帯に最大プロファイルあたり約10通のメール枠が含まれるためです。ECデータとフローが、安い送信サービスとの差額を上回る限界利益を生むなら正当化できますが、配信頻度の低いニュースレターでは難しくなります。
KlaviyoとMailchimpはどちらが安いですか?
条件をそろえた連絡先500件の水準では、Mailchimp Essentialsのほうが安く、月5,000通で$13です。Klaviyoは同じ5,000通で$20です。この水準ではMailchimp StandardとKlaviyoはいずれも$20からですが、Standardは6,000通、Klaviyoは5,000通を含みます。
Klaviyoでメール1,000通を送る費用はいくらですか?
Klaviyoは、中核メールを独立した1,000通単位では販売していません。送信枠をすべて使う場合、中核料金の実質単価は、500プロファイルのプランで1,000通あたり$4.00、10,000プロファイルで$1.50、100,000プロファイルで$1.38です。枠より少なく送ると、実質単価は上がります。
Klaviyoに学生割引はありますか?
2026年8月11日時点で、Klaviyoは公開料金ページに学生割引を掲載していません。学生やごく小規模なプロジェクトは、アクティブプロファイル250件、月500通の範囲で$0プランを利用できます。
Klaviyoの返金ポリシーはどうなっていますか?
Klaviyoは、サイクル途中のダウングレードに対して返金しないとしています。ダウングレードは更新の24時間より前に行い、アクティブプロファイルの整理後に最大72時間かかる可能性も見込んでください。
Klaviyoの料金は2026年に変わりましたか?
はい。モバイルメッセージの料金が変わりました。Klaviyoは2026年7月13日、新規顧客と無料モバイルプランを、クレジット制から米ドル建てのメッセージ単価制へ移行しました。既存の有料モバイル契約は、2026年8月13日以降の次回請求サイクルで移行します。
Klaviyoに年間割引はありますか?
公開セルフサービス料金ページに表示されているのは月払いで、年間割引への切り替えはありません。書面の個別見積もりに別の記載がない限り、予算は月額料金を12倍して算出します。
KlaviyoはAPIメールを別料金で請求しますか?
Klaviyoは、中核メール向けに別の公開API契約を用意していません。システムから送信されたメッセージを数える請求ルールなので、APIでトリガーしたメールも同じプラン枠を使い、無料の並行枠は作られません。
AIビジネスワークフロー監査チェックリストを使い、どの自動化に有料の予算項目を割り当てるべきか判断してください。
2026年9月3日







