カード織り 図案の作成ソフトおすすめ4選|織機で使える無料ツールを比較
カード織り 図案の作成に使える無料ソフト4種を、糸通し、カードの回転、撚り、反転位置、印刷・書き出しまで詳しく比較。Tablet Weaving Draft Designer、Twisted Threads、GTT、SeiZennの違いと、織機で迷わない用途別の選び方を分かりやすく解説します。
- TTablet Weaving Draft Designer
- TTwisted Threads
- GGuntram's Tabletweaving Thingy
- SSeiZenn

Tablet Weaving Draft Designer v1.8.2は、カード織り 図案の作成ソフトとして第一候補です。糸通し、段ごとの回転、撚り、反転位置に加え、SVGやテキストへの書き出しまで、無料のブラウザ上の設計画面ひとつで完結します。今回選出した専用ツールは4つ。Twisted Threadsは一段ずつ織り進める用途に強く、GTTとSeiZennは、より限定されたニーズに応えます。
カード織り 図案の作成ソフト4選を一覧比較
選ぶ基準は、色付きプレビューの先に何を残したいかです。ファイルや印刷物を受け取った別の織り手が準備を再現できる必要があるなら、Tablet Weaving Draft Designerが適しています。織機の前でインタラクティブなチャートを使いたいならTwisted Threadsです。対応するデスクトップ環境で高度な組織設計を行うならGTT、オフラインやモバイルでの利用を優先するならSeiZennが候補になります。
利用条件と現行バージョンは、2026年9月20日に各製品の公開ページで確認しました。
整経前にカード織りパターン作成ソフトで確認すべきこと
カード織り専用エディターが役に立つのは、見た目だけでなく、実際の操作まで設計図に残せる場合に限られます。色付きのバンドプレビューから分かるのは、仕上がりの表情です。どの糸をどの穴に通すのか、カードの糸通し方向はSかZか、カードをいつ前転・後転させ、どこで反転するのかまで示されるとは限りません。
ここが、実用的なツールを見分ける基準です。あとから再現できる設計図には、次の4要素が必要です。
- 糸通し: 各カードの糸色と穴の割り当て、およびS方向かZ方向かの指定。SとZは、経糸がカードを通る斜め方向を表します。
- 回転: 1段ごとの前転・後転の記録。ピックは、織りの1段を意味します。
- 撚りと反転の状態: 蓄積した撚りがどこで向きを変えるか、リピートがどこで既知の状態に戻るか、バンドの裏側で気づかないまま撚りが増えずにカードを回し続けられるかを確認できること。
- 織機で使える出力: 両手がふさがっていても読めるファイル、印刷表示、テキストの回転手順、またはインタラクティブな段送り機能。
モチーフだけの方眼図では、この条件を満たせません。アイデアスケッチには使えても、織り手が仕組みを逆算することになります。織機ですぐ使える設計図には、バンドの見た目と糸通し・回転手順の両方が必要です。

この基準を当てはめると、よくあるカテゴリ違いも見抜けます。多綜絖織機向けソフトは、綜絖とヘドルを介した糸通し、タイアップ、踏み順を扱います。一方、カード織りが扱うのは、1枚ずつ回転するカードです。どちらも布を作りますが、手順に互換性はありません。
カード織り設計ソフトの評価方法
候補に残したのは、現在公開されている公式ページで、タブレット織りまたはカード織りのワークフローを確認できたツールだけです。比較軸は、セットアップの再現性、回転操作、撚りの見やすさ、実用的な出力の4点。プレビューが優れていてもカードの準備を記録できなければ不十分で、機能が多くても画面の外へ持ち出せなければ評価しませんでした。
これは、実際に試したように装った比較ではなく、公開情報に基づく検証です。各アプリの公式ページ、ヘルプ、利用条件、互換性に関する記載を2026年9月20日に確認しました。後述する共通バンドの分析は、各ページに明記された操作を評価したもので、このレビューのために実物のバンドを織ったという意味ではありません。
次の3種類は候補から外しました。
- 一般的な画像・方眼ツール。ピクセルではカードの動きを記録できないためです。
- 多綜絖織機向けエディター。WIF形式の糸通し、タイアップ、踏み順では、カードの向きと回転を表せないためです。
- エディターを備えないパターンライブラリ。設計図を探すことと、作成・修正することは別だからです。
多綜絖織機を使う場合は、選択肢が変わります。別記事の手織り用ドラフトツールで、そのワークフローを解説していますが、カードの回転を記す設計図の代わりにはなりません。
同じバンドを4つのソフトで設計するとどう違うか
比較には、リピートの中間で回転方向が反転する、斜め模様の経糸撚りバンドを共通課題として使います。色そのものは重要ではありません。別の織り手がカードに糸を通し、斜め模様を作り、向きを反転させ、撚りを確認し、その手順を織機まで持っていけるだけの情報を、ソフトが伝えられるかを見ます。
Tablet Weaving Draft Designerは、この課題を最も直接的に表現します。糸通し図では、各穴の色とS方向・Z方向を指定できます。回転図のセルを前転と後転に切り替え、表示上で撚りや反転位置も確認できます。ひとつの設計図をSVG、JPEG、PNG、テキスト、保存用TDDファイルとして書き出せるため、見た目のアイデアを再現可能な手順にするまでの距離が最短です。
Twisted Threadsは、同じ課題を一連の製織手順として扱います。Individualパターンでは、カードごとに方向と回転数を設定でき、インタラクティブなチャートで段を進められます。織機での使いやすさと共有のしやすさは特に優れていますが、アカウントとブラウザがワークフローの一部になります。
**Guntram's Tabletweaving Thingy**は、反転を組織設計として捉えます。公式に説明されている撚り模様の機能では、カード自体をひねる方法と、回転方向を変える方法のどちらでも変化を作れます。そのため、単純な斜め模様からブロークンツイル、ダブルフェイス、ブロケード、ロングフロート、耳の設計へ発展させる場合に、GTTは非常に有用です。一方で、古いWindows世代を前提にしたデスクトップ環境が必要です。
SeiZennは、持ち運べるバンド制作プロジェクトとして課題を扱います。カード織りエディターでは、回転方向の変化と撚り数を表示し、基準線を設定して、パターンをチャンクに分割できます。画像や手順ノートの作成も可能です。複数の手芸を扱う幅広い画面は読み解くのに時間がかかり、保存したパターンを失う可能性もサービス側から案内されています。
判断基準は明快です。同じバンドを静的ファイルから再現するならTDD、一段ずつオンラインで追うならTwisted Threadsが有力です。GTTを選ぶのは、レガシーソフトを使う手間に見合うほど組織設計の深さが必要な場合だけです。SeiZennは、設計図までの道筋がやや分かりにくくても、端末を自由に選びたい場合に向いています。
おすすめのカード織り 図案作成ソフトランキング
1. Tablet Weaving Draft Designer:総合ベスト
Tablet Weaving Draft Designerは、バンドの見た目、糸通し、回転、書き出しを1枚の設計図にまとめられるため、最も安心して選べるツールです。公開中のv1.8.2エディターでは、完成見本の裏側に仕組みを隠すのではなく、撚り、回転図、糸通し図、反転位置、テキスト説明、リピート、空転まで確認できます。

最大の長所は、情報を分けて見せながら、設計全体を分断しないことです。糸通し図では、S方向・Z方向、糸色、空の穴を設定します。回転図では、カードと段ごとに前転か後転かを指定します。糸通しを変えると仕上がり予測も更新されるため、技法上の判断とバンドの見え方が常に結び付いています。
公式手順には、次の工程への渡し方も明記されています。編集可能なTDDファイルとして保存するほか、SVG、JPEG、PNG、テキストで書き出せます。SVGはベクター形式なので、拡大しても線や文字が鮮明です。レイアウトアプリで設計図を整えたり、大きく印刷したりする用途に最適です。見栄えのよい画像より、短い回転手順が必要ならテキスト出力が役立ちます。
共通課題の斜めバンドなら、糸を切る前に作業の流れを把握できます。糸通し図でカードの開始状態を確認し、白とグレーの回転セルで進める方向を読み取ります。反転位置は方向が切り替わる場所を示し、撚り表示は、色の方眼図では見えない状態を可視化します。
織機で使えるTDD設計図の作り方
カードの基本条件を決める
モチーフを描く前に、カードの枚数、穴の数、段の長さを設定します。先に物理的な制約を決めておけば、あとから絵柄に合わせて無理にカードを調整せずに済みます。
糸通しを組み立てる
すべてのカードをS方向またはZ方向に設定し、各穴へ糸色を割り当てます。組織上必要な場合に限って、空の穴を使います。
回転手順を作る
回転図を使って、カードを前転と後転の間で切り替えます。斜め模様の方向を変える位置に反転を置き、エディターがその変更を上の段へ反映するため、後続の段も確認します。
見えない状態を表示する
撚り、反転位置、糸通し図、回転図を表示します。手順に安定した目印が必要なら、ルーラーまたはリピート範囲も追加します。
編集用と織機用の両方を保存する
修正用にTDDファイルを残します。鮮明に印刷できるSVG、すぐ共有できるPNG、短い文章で確認できるテキストを用途に応じて書き出します。
弱点は見せ方です。TDDは操作項目が詰まった実務的な画面であり、手順を案内するプロジェクトライブラリ、コミュニティギャラリー、モバイル優先の織機用アシスタントではありません。糸通しと回転を理解している織り手ほど使いやすく、組織がそう動く理由を学ぶ機能は限定的です。
最適な用途: 情報をすべて含む、持ち運べるカード織り設計図
注目機能: 糸通し、回転、撚り、反転、書き出しを1画面に集約
価格: 無料のブラウザアプリ。有料プランや決済画面の案内はなし
無料トライアル: 該当なし。全機能を利用可能
- 設計図を再現するために必要な仕組みを確認できる
- 編集可能なベクター、ラスター、テキスト形式で書き出せる
- 完成データだけでなく、編集可能なプロジェクトファイルも保存できる
- アカウントを作らずに使える
- 操作項目が多く、初回は習得に時間がかかる
- 公開パターンのコミュニティや、交流を前提とした段送り機能は内蔵されていない
- 見た目は実用本位で、出版物としてそのまま使える仕上がりではない
2. Twisted Threads Patterns:製織と共有に最適
Twisted Threadsは、独立したベクター設計図を手元に残すことより、パターンを追いながら織り、共有することを重視する場合に優れた相棒です。現行のAboutページでは、オープンソースで無料のアプリとして紹介され、公開パターンライブラリ、糸通し・製織チャート、インタラクティブな段送り、印刷向け表示を備えています。

パターン形式は、すべて前転する単純なバンドだけではありません。Individualモードでは、カードごとに回転方向と回転数を設定できます。All Togetherは、すべてを同期させる手順を簡潔にします。Double Facedとbroken twillは、より意図的な作図が必要な組織に対応します。Freehandは、アプリだけでは仕組みを完全に検証できないブロケードや経糸拾い向けです。
最後の違いは重要です。Individualモードはカードの動きをモデル化しますが、Freehandは仮想方眼紙であり、仕組みとして成立しない図も残せます。アプリも、Freehand上の誤りは修正されないと注意しています。すでに構造を理解している技法の作図には使えますが、実際に織れることの証明にはなりません。
織機の前では、Twisted Threadsが4製品中で最も明確な優位性を発揮します。Interactive weaving chartを選んで段を進めれば、紙の行を動きやすいマーカーで追う必要がありません。完成したパターンは、メールでファイルを送り合わず、再利用できるリンクとして公開できます。
現行FAQを見ると、注意点も分かります。パターン作成には無料アカウントが必要です。登録ユーザーには安全対策として150パターンの上限がありますが、依頼すれば開発者が引き上げられます。Chromeの印刷ではレイアウトに問題が起きたことがあり、バンドとラベルが分かれる場合はFirefoxが推奨されています。一部のモバイルブラウザではデスクトップ版サイトの表示が必要で、Safariのサポートは保証されていません。
共通課題の斜めバンドでは、Individualモードを選び、反転位置を挟んでカードごとの方向を設定してから、糸通し・製織チャートを確認して共有します。最終的に使うのはインタラクティブ表示です。相手に編集可能なベクターのマスターデータを渡す必要があるなら、TDDのほうが安全です。
最適な用途: パターンを一段ずつ追い、オンラインで共有する
注目機能: 公開・非公開パターンと連動するインタラクティブ製織チャート
価格: 無料。寄付は任意
無料トライアル: 該当なし。全機能が無料
- 織機で使いやすい段送り機能
- カードごとの回転、一斉回転、ダブルフェイス、ブロークンツイルをモデル化できる
- 公開ライブラリと、初期設定では非公開になる作成ワークフロー
- オフラインで参照できる印刷向け表示
- パターン作成にはアカウントが必要
- ワークショップや旅行の前に、ブラウザと印刷の動作確認が必要
- Freehandモードでは、織りの仕組みが正しいか検証されない
3. Guntram's Tabletweaving Thingy:高度な組織設計に最適
Guntram's Tabletweaving Thingyを選出した理由は、現在らしい使用感ではなく、今も際立つほど深い組織設計機能です。公式のGTT v1.17ページには、ブロークンツイル、多色ダブルフェイス、ブロケード、耳、ロングフロート、撚り模様の各デザイナーが紹介されています。

高度なカード織りでは、この守備範囲が判断を変えます。撚り模様は、カード自体をひねる方法と、回転方向を変える方法のどちらでも設計できます。ブロークンツイル用の機能は、背景のツイルとロングフロートを理解しており、耳の生成や印刷フォントの設定など、簡素なブラウザエディターでは手作業になる部分にも専用項目があります。
Shelagh Lewinsは、GTTには特に優れたブロークンツイル用ビジュアルデザイナーがあると説明し、GTTで設計したファイルをTwisted Threadsへ読み込み、製織と共有に使う実用的な橋渡し方法も紹介しています。複雑な組織を設計しつつ、織機ではインタラクティブなチャートを使いたい場合、この組み合わせは各ツール単体より強力です。
ただし、動作環境には大きな壁があります。ダウンロードページは2004年、技術情報ページは2006年のものです。GTTはWindowsネイティブのソフトで、LinuxではWine経由の利用が報告されています。一方、Mac向けの案内はネイティブ版ではなく、古いVPCを使う方法です。公式手順にはWinZipや非常に古いハードウェアへの言及も残っています。プロジェクトを持ち運ぶマシンで動くか、事前に確かめる必要があります。
共通課題の斜めバンドなら、GTTは反転を回転方向の変更としても、ひねり操作としてもモデル化できます。この柔軟性が価値を持つのは、設計をより複雑な組織へ発展させる場合だけです。単純な印刷用の手順なら、準備のリスクが増える一方、TDDより引き継ぎやすくなるわけではありません。
最適な用途: ブロークンツイル、ダブルフェイス、高度な組織の設計図
注目機能: 専用ビジュアルデザイナーと撚り模様の操作
価格: ZIPファイルを直接無料ダウンロード。有料プランの記載はなし
無料トライアル: 該当なし。ダウンロード版が完全版
- 高度なカード織り組織を扱える詳細な操作
- カードのひねりと回転方向の変更を明示的に使い分けられる
- GTTファイルをTwisted Threadsへ移し、織機で利用できる
- 印刷や耳の細部にも専用の設定がある
- レガシーなWindowsアプリで、現行Mac向けのネイティブ版は案内されていない
- 公式ヘルプとインストール手順が古い
- 古いファイル形式とマニュアル形式が作業の負担になる
4. SeiZenn:持ち運びとオフライン利用に最適
SeiZennは、ブラウザで動き、モバイル向けに画面が最適化され、プログレッシブウェブアプリとしてインストールすればオフラインでも使えるため、端末を最も柔軟に選べます。公開中のSeiZennアプリには、ほかのバンドや織機向けエディターと並んで、カード織り専用モジュールがあります。

カード織り専用の機能は、幅広い用途を並べたホーム画面から想像する以上に充実しています。撚りとチャンクの解説では、撚りカウンター、基準線、チャンク表示が紹介されています。チャンクは範囲指定、複製、結合、単独表示が可能で、カウンターには選択中のチャンクの撚りが表示されます。カードの状態が整合する地点へ戻る必要がある複数のセクションから、長いパターンを組むときに便利です。
ダブルフェイスのワークフローにも、意味のある仕組みが見えます。公式に説明されているプリセットは、ダブルフェイスの糸通しと2+2の回転手順を組み合わせ、回転方向の変化を表示でき、一部のGTTファイルも読み込めます。開発者は、すべてのGTTパターンを読み込めるわけではなく、読み込んだ色も引き継がれないと注意しています。そのため、インポートは出発点であり、往復編集の保証ではありません。
出力は実用的です。パターンを保存し、画像を作り、手順ノートを生成できます。ドキュメントによると、手順ノートはPDFです。カード織りをより広いバンド設計の一部として扱うなら、パレットと複数の手芸モジュールも役立ちます。
利用条件と保存方式が、4位にとどまる理由です。個人の非商用利用は無料ですが、それ以外の用途では開発者への問い合わせが必要です。また、保存したパターンが失われる可能性があり、アクセスから特別に保護されているわけではないという警告もあります。旅行や教室で使う前には、特にローカルへ書き出しておきましょう。
共通課題の斜めバンドでは、撚りカウンターと基準線を使い、反転後に扱いやすい状態へ戻るかを判断できます。リピートを並べ替える場合は、チャンク表示が便利です。1枚の完全な印刷用設計図ならTDDのほうが分かりやすいものの、スマートフォン、タブレット、デスクトップを行き来する、またはオフラインで使うならSeiZennが適しています。
最適な用途: 端末をまたぐ設計、オフライン利用、モジュール式パターン
注目機能: 撚りカウンター、基準線、チャンク管理
価格: 非商用利用は無料。それ以外は開発者へ問い合わせ
無料トライアル: 該当なし。個人利用は無料
- ブラウザ、モバイル、オフラインのプログレッシブウェブアプリに対応
- カード織り専用の撚り・チャンク操作
- 画像とPDFの手順書を出力できる
- カード以外のバンド設計にも対応する幅広いワークフロー
- 幅広い用途の画面をカード織り専用ツールとして理解するまで時間がかかる
- 保存データの消失・アクセスに関する警告があり、ローカルバックアップが必要
- GTTの読み込みは一部に限られ、色は引き継がれない
- 商用利用の条件をセルフサービスで確認できない
用途別:どのカード織り アプリを選ぶべきか
納品物が設計図そのものなら、Tablet Weaving Draft Designerを選びます。教材、パターンの引き継ぎ、出版物のレイアウトなど、アプリの外でも糸通しと回転手順を残す必要がある場面で、最も安全な標準選択です。
納品物が製織の進行管理なら、Twisted Threadsです。インタラクティブな段送りと共有機能により、織機での負担を減らせます。相手がSVG、テキストの回転手順、単独で編集できる元ファイルを必要とするなら、TDDへ選択を戻します。
GTTを選ぶのは、ブラウザエディターでは解けない問題を専門的な組織設計機能で解決できるときだけです。ブロークンツイル、多色ダブルフェイス、ロングフロートの処理、撚り模様の設計なら、古い画面を使う理由になります。単純な斜めバンドでは、その理由になりません。
端末を自由に選ぶことが条件なら、SeiZennです。旅行、ワークショップ、スマートフォンやタブレットでの利用、基準線とチャンクで撚り状態を管理したいモジュール式パターンに向いています。ホスト上の保存データには明示的な消失警告があるため、ローカルにも書き出しましょう。

選択が切り替わる明確な条件は、出力を自分で所有する必要があるかです。ブラウザのリンクとインタラクティブなチャートで十分なら、製織時にはTwisted Threadsのほうが快適なことがよくあります。プロジェクトを持ち運べるファイルとして読み続ける必要があるなら、TDDが標準選択です。GTTとSeiZennが候補になるのは、高度な組織設計または端末の柔軟性によって条件が変わる場合だけです。
カード織りには避けたいソフト
WeavePoint、Fiberworks PCW、WeaveIt、pixeLoomはいずれも優れた織物ソフトですが、公開されているワークフローは、多綜絖織機の組織図、糸通し、タイアップ、踏み順、WIF交換を中心にしています。Handweaving.netのソフト一覧は、そのカテゴリを探すには便利です。ただし、ここで必要なカードごとのS方向・Z方向と、前転・後転の手順は示せません。
一般的な画像生成ツールも、同じ理由で避けましょう。説得力のあるバンド画像は作れても、カードにどう糸を通し、どう回転させたかを画像から証明することはできません。生成したモチーフは、カード織り専用エディターで操作手順へ変換するまで参考画像にすぎません。
ブロケードや経糸拾い、または組織を頭の中で補える熟練者なら、普通の方眼紙も使えます。しかし、経糸撚りパターンを共有する標準手段としては安全ではありません。別の人が回転を推測しなければならないなら、設計図は未完成です。
機能一覧が最も長いという理由だけで、GTTを選ぶのも避けてください。レガシー環境との互換性は、見た目の小さな欠点ではなく、プロジェクトの制約です。織機のそばで使うマシンから再度開けない高機能エディターより、確実に保存・印刷できる簡潔なブラウザツールのほうが優れています。
よくある質問
カード織りに最適なアプリは?
完全で持ち運べる設計図が必要なら、Tablet Weaving Draft Designerが標準の第一候補です。単独のベクターやテキストでの書き出しより、インタラクティブな段送りと手軽な共有を優先するなら、Twisted Threadsが適しています。
織物設計に最適なソフトは?
多綜絖織機とカード織りでは記録する仕組みが異なるため、万能な1製品はありません。カードにはカード織り専用エディターを使い、ヘドル、綜絖、タイアップ、踏み順で設計する場合は多綜絖織機向けエディターを使います。
カード織りの図案はどう作る?
カード枚数と穴の配置を決め、S方向・Z方向の糸通しと糸色を割り当て、前転・後転の手順を作ります。撚りと反転の状態を確認してから、織機で使う設計図を書き出します。
無料でダウンロードできる織物ソフトはある?
GTTはWindows版を直接ダウンロードできます。TDDとTwisted Threadsは無料のブラウザアプリで、SeiZennはオフライン用のプログレッシブウェブアプリとしてインストールできます。
カード織りに最適なCADソフトは?
カード織りでは、カード、糸通し方向、回転を直接モデル化できるTDDが、一般的なテキスタイルCADより適しています。一般CADが候補になるのは、多綜絖織機の布、工業用生地、または生産シミュレーションを扱う場合です。
無料のカード織り パターンはどこで探せる?
Twisted Threadsには公開ライブラリがあり、糸通し図、製織チャート、インタラクティブなチャートを含む作品を探せます。Shelagh Lewinsも、経糸撚り、ブロークンツイル、平織り、表面緯糸の技法を網羅したTwisted Threadsの作例集を公開しています。
代表的な5つの織りパターンは?
カード織りには、5種類に固定された唯一の定番リストはありません。実用上は、経糸撚り、一斉回転、ダブルフェイス、ブロークンツイル、ブロケードまたは経糸拾いを基本セットと考えられます。最後のグループはFreehandで作図することがよくあります。
織りパターンはどう設計する?
まず織機の仕組みを決め、そのあとでモチーフを整えます。カード織りなら糸通しと回転手順、多綜絖織機なら糸通し、タイアップ、踏み順から始めます。
織りパターンはどこで入手できる?
一段ずつ追って織れるパターンなら、Twisted Threadsの公開ライブラリが便利です。編集可能な設計図や技法解説は、Tablet Weaving Draft Designerと作者のドキュメントから関連リソースをたどれます。
無料のカード織り 図案作成ソフトで最もおすすめなのは?
Tablet Weaving Draft Designerは、糸通し、回転、撚り、反転、複数形式への書き出しを1枚の設計図に含められるため、無料の総合ベストです。インタラクティブに織り進め、パターンを公開共有したいなら、無料のTwisted Threadsが適しています。
どの設計ツールをワークフローに組み込むべきか、さらに明確な基準が必要ですか?AI Business Workflow Audit Checklistをお受け取りください。
- 最終更新
- 2026年9月20日
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- Design







