Make 料金プラン徹底ガイド(2026年):無料版は有効シナリオ2つまで
Make 料金を2026年版で徹底解説。無料版の月1,000クレジットと有効シナリオ2つの上限、Coreの年払い月額換算$9・月払い$12、Pro・Teamsとの違い、追加クレジットやAI課金、Zapier・n8nとのコスト比較まで、実際のワークフロー例でわかりやすく整理します。

Makeは確かに無料で使えます。ただし、「Make 料金」で本当に知っておきたい答えはもう少し限定的です。Freeで有効化できるシナリオは2つまで、月間クレジットは1,000です。有料プランの基本はCoreで、年払いなら月額換算$9、月払いなら$12です。ただし、シナリオが価値ある処理を終える前に、ポーリング、コード、AIでクレジットを使い切ってしまうケースは別です。
料金と上限は、2026年8月16日時点のMake公式料金ページと請求ドキュメントで確認しています。以下に示す年払いの金額は月額換算であり、毎月支払うプランではありません。Makeでは1年分が一括請求されます。
Make 料金を一覧で比較
Makeには5つのプランがありますが、最初の有料プラン選びはラインナップから受ける印象ほど複雑ではありません。Freeは継続利用できる検証環境、Coreは本番運用の制約を外すプランです。Proでは実行の優先度と可観測性が強化され、Teamsにはガバナンス機能が加わります。Enterpriseは、セキュリティ、サポート、規模に応じて個別に設計される運用モデルです。
表の有料料金は、月間10,000クレジットまたは年換算で同等量が付く最小ティアです。Makeでは、より大きなクレジットティアも購入できます。Coreは月間300,000クレジット、Proは8 millionクレジットまで拡張できます。ここは重要な違いです。CoreからProへの変更は、クレジットを安く増やすためではなく、機能を買うためのアップグレードになることが多いからです。
月払いと比べると、年払いではCoreが年$36、Proが$60、Teamsが$108安くなります。割引率はそれぞれ25%、23.8%、23.7%です。その代わり、契約期間へのコミットが必要です。Coreの$9は毎月カードから9ドルが引き落とされるという意味ではなく、その場で$108が請求されます。
Makeの有料エントリーティアは、いずれも10,000クレジットから始まります。Coreでは、有効シナリオ数が無制限になり、1分間隔のスケジュール、最大40分の実行、100 MBのファイル、5 GBのデータ転送、30日分のログ、毎分60コールまでのMake APIが利用できます。Proは同じエントリー時のクレジット量を維持しつつ、優先実行、カスタム変数、ログ全文検索、250 MBのファイル、毎分120回のAPIコールを追加します。Teamsでは、チームロール、共有シナリオテンプレート、500 MBのファイル、毎分240回のAPIコールが利用可能です。Enterpriseは、1 GBのファイル、60日分のログ、毎分1,000回のAPIコールに加え、カスタム関数、エンタープライズ連携、超過利用保護、高度なセキュリティ、24/7サポートを提供します。

小規模事業者の標準的な選択はCoreです。Proを選ぶのは、デバッグや実行関連の機能によって、料金差以上の時間を取り戻せる場合です。Teamsに進むべきなのは、権限管理が運用上の要件になったときです。名称がプロらしく聞こえるという理由だけで、どちらにもアップグレードする必要はありません。
Makeは無料?無料プランでできること
Make Freeは$0で、利用期限もありません。毎月1,000クレジット、有効シナリオ2つ、3,000を超える標準アプリ、ルーターとフィルター、カスタマーサポートが含まれます。無料アカウントは期限なく無料のまま使えます。カウントダウン後に課金が始まるトライアルではありません。
Freeが適しているのは、次のような使い方です。
- 実行頻度が低い個人用の自動化1本または2本。
- イベントが発生したときだけ動く、処理量の少ないWebhook。
- ビジネスに不可欠な仕組みにする前に、シナリオを検証するためのプロトタイプ。
- 15分間隔で問題のない週次ダイジェストや単純なレコード同期。
Freeが合わなくなる境界は4つあります。1つ目は、有効シナリオが2つまでという上限です。最初の2つがほとんどクレジットを使わなくても、3つ目のワークフローは有効化できません。2つ目は、1,000クレジットの枠です。3つ目は実行頻度で、スケジュール実行は最短でも15分間隔です。4つ目は本番運用の余裕です。最大実行時間は5分、ファイルは5 MB、データ転送量は512 MB、実行ログは7日分に限られます。
料金を払わずに済むのは、実行頻度の低い自動化が2つ以内、月間のモジュール処理が1,000未満で、扱うファイルが小さく、高速ポーリングも長期間のデバッグ履歴も必要ない人です。個人用フォームから少量の送信データをスプレッドシートへ記録し、週次サマリーをメールで送る程度なら、Freeで足ります。一方、リード、注文、サポートチケットなど、停止にコストが伴う業務へワークフローを組み込むなら、年払いで月額換算$9のCoreは手頃な保険になります。
無料プランでよくある間違いは、モジュールの処理量ではなく、完了した業務成果の件数を数えることです。リードを受け取り、アカウントを検索し、CRMレコードを作成し、行を追加して通知を送るシナリオでは、1件のリードに複数のクレジットを使う場合があります。1,000クレジットで、必ずしも1,000件のリードを処理できるわけではありません。リード処理に使われた課金対象オペレーションの合計がクレジット消費量になります。
Makeのクレジットが料金に変わる仕組み
Makeでは、購入する利用単位をクレジットと呼びます。一般的なモジュールの多くは、1回のオペレーションにつき1クレジットを消費します。ただし、オペレーション数はモジュールの種類と、シナリオ内を流れるデータバンドルによって変わります。プランを選ぶ前にモデル化すべきなのは、この部分です。
トリガーは、何も見つからなかった場合でも、チェックするたびに1クレジットを使います。検索は複数のバンドルを返しても、1回の実行につき1クレジットです。アクションは通常、処理する入力バンドル1つごとに1クレジットを使います。アグリゲーターは集約1回につき1クレジットです。イテレーターは配列を分割するために1クレジットを使い、その後に続く各モジュールが、生成された項目ごとに1クレジットを消費する場合があります。
そのため、コストの生まれ方は大きく2種類に分かれます。10行を返す検索は1クレジットで済みますが、その後の削除アクションは各行を個別に処理するため10クレジットかかります。画面上のシナリオは2モジュールのままでも、実行時には11クレジットが使われます。
現在のMakeのルールには、重要な例外があります。2026年8月13日更新のクレジットに関するドキュメントによると、ルーターとフィルターの消費クレジットは0です。エラーハンドラー、サブシナリオの制御モジュール、Make Functionsも0です。ルーターでシナリオが大きく見えても、それ自体でクレジット数は増えません。料金を生むのは分岐そのものではなく、各分岐で実行される課金対象モジュールです。
Make Codeの課金単位は異なり、実行1秒あたり2クレジットです。短いスクリプトでも、一般的なアプリアクション数個分より高くなることがあります。Make内蔵AIも、1オペレーション=1クレジットという前提には当てはまりません。MakeのAI Providerを使う場合、AI ToolkitとAI Agentsは、1オペレーションにつき1クレジットに加え、トークン使用量に応じたクレジットを消費します。有料プランでカスタムプロバイダー接続を使う場合、Make側は1オペレーションにつき固定で1クレジットを請求し、モデルプロバイダー側から別途トークン料金が請求されます。
予算化すべきなのは、このアプリ側とプロバイダー側の分担です。OpenAIやAnthropicのキーを接続しても、AIの利用が無料になるわけではありません。費用の一部をどこで支払うかが変わるだけです。カスタム接続を使うとコストを把握しやすくなる一方、請求書は2つになります。
公開Make APIはCoreから利用できます。プラン機能として含まれており、レート上限はCoreの毎分60コールから、Proでは120、Teamsでは240、Enterpriseでは1,000へ上がります。この上限は、シナリオのクレジット枠とは別物です。API上限を上げるためにProを選ぶなら、購入しているのはスループットと可観測性です。単にシナリオのクレジットが不足しているだけなら、まずCore内で選べる上位のクレジットティアを確認すべきです。
実際のワークフローで計算するMakeの自動化料金
Makeで最も高くつくモジュールは、データを1件も返さないモジュールかもしれません。
5分ごとに動くポーリングトリガーを考えてみましょう。1日288回チェックします。30日間では、取得元に新しいレコードが1件もなくても8,640クレジットを消費します。10,000クレジットが付くCoreのエントリーティアでは、実際の処理を担うアクションに残るのは1,360クレジットだけです。
同じトリガーをMakeの最短間隔である1分に設定すると、30日間でタイマーだけが43,200クレジットを消費します。有用なレコードを1件も処理しない段階で、Coreのエントリー枠をすでに4倍以上超えています。取得元が対応しているならWebhookへ切り替えることで、常時チェックする予算構造をイベント駆動型に変えられます。
Make Codeでも同じ落とし穴があります。5秒動くスクリプトは10クレジットです。それを1,000回実行すれば10,000クレジットとなり、Coreのエントリー枠をすべて使い切ります。問うべきなのは、5秒が短く感じるかどうかではありません。そのコードがバッチごとに1回動くのか、項目ごとに1回動くのかです。
次に、一般的な成果1件あたりの料金を見てみます。完了したリード1件に4クレジット必要だと仮定します。500件なら、シナリオは2,000クレジットを使います。アカウント上のワークフローがCoreのこれ1つだけなら、月払い$12のサブスクリプションは、実際の処理量で完了リード1件あたり2.4セントです。年払いの月額換算$9なら1.8セントになります。
10,000クレジットの枠をすべて使う場合、同じ4クレジットのシナリオで2,500件の成果を処理できます。このとき、成果1件あたりのサブスクリプション費用は、月払いで0.48セント、年払いで0.36セントまで下がります。この差から分かるように、クレジット単価を比較するには利用率の前提が必要です。使われずに余る安い枠は、成果単価まで安くしてくれるわけではありません。
実用的な予算の立て方はシンプルです。
- トリガーの各チェック、検索、集約、一般的なアクションを数えます。
- バンドル単位で動くアクション数に、見込みバンドル数を掛けます。
- コードは実行秒数で、内蔵AIは専用のトークン・クレジットルールで計算します。
- 成果1件あたりのクレジット数に、月間の見込み成果数を掛けます。
- 再試行、エラー、急増に備えた余裕を加え、その合計をプランのクレジットティアと比較します。

まずやるべきことは、最も処理量の多いシナリオを開き、正常終了した実行を1件確認して、完了した成果1件あたりのクレジット数を書き出すことです。次に、データを返さなかったトリガーを調べます。この2点を確認すれば、予算を圧迫しているのが有用な処理量なのか、空振りのポーリングなのか、それとも後段のバンドル急増なのかをたいてい特定できます。
Makeの料金プランはどれを選ぶべき?
Make Freeはシナリオを検証するため、Make Coreは運用するためのプランです。ProとTeamsには、選ぶ明確な理由が必要です。
実行頻度の低いワークフロー2本ならFree
有効シナリオが2つで足り、総使用量が1,000クレジット未満に収まり、15分間隔のスケジュールで問題なく、7日分のログで十分にデバッグできるなら、Freeを使い続けられます。個人用途や重要度の低い自動化には、長く使える優れたプランです。一方、注文の取りこぼしやリード対応の遅れが事業コストになる環境では、本番運用向けとはいえません。
多くの小規模事業者にはCore
Coreは、コストパフォーマンスが最も高い有料ティアです。有効シナリオ数の上限がなくなり、1分間隔のスケジュールが可能になり、実行時間は40分、ファイル上限は100 MBまで拡大し、Make APIも使えるようになります。年払いなら月額換算$9、月払いなら$12であり、失敗したワークフローを1件手作業で確認する人件費より安く済みます。
ワークフローがまだ変化している段階では、月払いから始めましょう。年払いなら年$36を節約できますが、処理量も設計も固まっていないシナリオを縛るほど大きな差ではありません。1回か2回の請求サイクルで安定したクレジット消費量が見えてから、年払いへ移行するのが適切です。
可観測性と優先実行が必要ならPro
Proは年払いで月額換算$16、月払いで$21からです。選ぶ理由は、エントリー時の10,000クレジットではありません。優先シナリオ実行、カスタム変数、実行ログの全文検索、より大きなファイル、より高いAPIレート上限に価値があります。
年払いの月額換算では、Coreとの差額は$7です。担当者の時間単価を1時間$60とすると、検索機能と優先実行によって月7分を節約できれば、Proの追加料金を回収できます。月払いでは差額が$9なので、必要な短縮時間は9分です。障害がまれで、ログも簡単に調べられるなら、Coreのまま適切なクレジットティアを購入すれば十分です。1回のインシデントで誰かが30分も実行履歴をたどるなら、その時点でProは差額に見合っています。
人数だけでなく管理が必要ならTeams
Teamsは年払いで月額換算$29、月払いで$38からです。チームロールと共有シナリオテンプレートが加わり、ファイル上限は500 MB、APIレート上限は毎分240コールに上がります。
年払いの月額換算では、Proとの差額は$13です。1時間$60で計算すると、ガバナンス機能によって月13分を節約すれば元が取れます。月払いでは差額が$17なので、必要なのは17分です。さらに強い理由はリスクにあります。複数人が接続、テンプレート、本番シナリオを変更でき、アクセス権を明確にする必要が生じた時点で、ロール機能に価値が出ます。
調達要件があるならEnterprise
Enterpriseは個別見積もりです。カスタム関数、エンタープライズアプリケーション、高度なセキュリティ、超過利用保護、24/7の最優先サポート、Value Engineeringチームが必要な組織向けの選択肢です。ファイル上限1 GB、60日分のログ、毎分1,000回のAPIコールは大規模運用で重要ですが、多くの場合、こうした数値上限より先にセキュリティやサポート要件が購入のきっかけになります。

判断基準は明快です。必要な機能を含む最下位プランを選び、そのうえで、実測した使用量をカバーできるクレジットティアを選びます。プランと容量は別々の判断です。
見落としやすいMakeの追加料金と請求ルール
Makeの予算は、表示価格だけでは決まりません。請求額を予測可能に保てるかどうかは、いくつかのルールに左右されます。
追加クレジットは25%割高
Makeの追加クレジットに関するルールでは、手動購入でも自動購入でも、追加クレジットはプラン内のクレジットより25%高く設定されています。手動購入は1,000クレジット単位です。自動購入では1回に10,000クレジットを買い、プランで設定した上限に達するまで繰り返すことができます。
年払いで月額換算$9のCoreでは、Make自身の例で追加1,000クレジットが$1.125、10,000クレジットが$11.25です。月払い$12のCoreで同じ計算をすると、それぞれ$1.50と$15になります。そのため、自動購入では小さな超過でも10,000クレジット分をまとめて買うことがあります。重要なワークフローを守るために使う機能であり、通常の容量計画の代わりにするものではありません。
利用量が継続的に枠を超えるなら、割増料金を受け入れる前に、次のクレジットティアと比較しましょう。超過分は一時的な急増には有効ですが、常用するサブスクリプション戦略としては高くつきます。
クレジットには期限があり、Coreの年払いは扱いが異なる
月払いプランの追加クレジットは、現在の請求サイクル終了時に失効します。年払いは、もう少し複雑です。ProとTeamsでは、年間を通じて柔軟に使えるクレジットパッケージが提供されます。Coreは年払いでも月ごとのクレジット割り当てを維持し、追加クレジットは毎月のリセット時に失効します。
このため、季節によって利用量が変わる場合、年払いのProやTeamsは年払いのCoreより柔軟です。年末商戦で利用が急増する小売事業者なら、ProまたはTeamsの年間プールからクレジットを使えます。Coreでは、使わなかった月間クレジットをその時期まで蓄積できるとは考えられません。
年払いは前払いで、返金は現金ではない
Makeの年払いサブスクリプションは、1年分が一括で請求されます。また、同社は現金で返金しない方針を明記しています。アップグレード時には、未使用クレジットが金額換算の割引になる場合があります。ダウングレード時には、月払いプランで30日間、年払いプランで365日間、未使用クレジットを引き継げる場合があります。いずれもアカウント上の価値であり、現金による返金ではありません。
通常、解約後も現在の月間請求サイクルまたは年間契約期間が終わるまでは、有料プランが有効です。その後、条件を満たせば組織はFreeへ移行します。すでに支払い済みの期間を使える点では有用ですが、年払いによる拘束リスクがなくなるわけではありません。
クレジット切れでワークフローは停止する
Makeは使用率が75%と90%に達した時点で通知を送ります。追加クレジットの購入やアップグレードをせずに上限へ到達すると、シナリオは停止します。受信WebhookはアカウントのWebhook上限内でキューに入る場合があり、ポーリングシナリオはサービス再開後、最後に成功した実行から検索します。ただし、キューに入ることと、処理が途切れないことは同じではありません。時間に敏感なワークフローには、余裕のある枠、自動購入、またはEnterpriseの超過利用保護が必要です。
AIでは2つ目の請求が発生することがある
MakeのAI Providerは全プランで利用できますが、AI ToolkitとAI Agentsは、1オペレーション分のクレジットに加えてトークン量に応じたクレジットを消費します。有料プランではカスタムAIプロバイダー接続を使うことができ、Make側の消費は1オペレーションにつき1クレジットに固定されます。一方、外部のモデルプロバイダーからは別途トークン料金が請求されます。両方の課金単位を予算に入れてください。Makeの枠内に収まっているシナリオでも、モデルプロバイダー側で無視できない請求が発生する可能性があります。
ほかの接続サービスにも同じ考え方が当てはまります。Makeが提供するのはオーケストレーションです。呼び出すアプリやモデルの商用条件までなくなるわけではありません。
Make・Zapier・n8nの料金を比較
Make、Zapier、n8nでは課金単位が異なるため、月額料金だけを比べても正しい判断はできません。Makeはモジュールのクレジット、Zapierは成功したアクションのタスク、n8n Cloudは完了したワークフロー実行を販売します。運用上の違いはMake・Zapier・n8nの詳細比較で解説していますが、料金を判断するには、完了した成果1件あたりに単位をそろえるところから始めます。
MakeとZapierの料金比較
ZapierのFreeプランには月100タスクが含まれ、ワークフローは2ステップのZapに制限されます。公式料金ページでは、Professionalは750タスクのエントリーパッケージで月$19.99からと案内されています。Teamは月$69からで、25ユーザーが含まれます。

Zapierは、成功したアクションをタスクとして数えます。トリガーのチェックと、Filters、Formatter、Paths、Delay、Looping、Sub-Zap、Digest、Storageなどの内蔵制御はカウントされません。Makeでは、何も返さないポーリングトリガーにもクレジットがかかりますが、ルーターとフィルターは無料です。したがって、どちらが安いかは、処理がどこに集中しているかで変わります。
750タスクで$19.99のエントリーパッケージを1,000タスクあたりに換算すると、Zapierは$26.65です。課金対象アクションが4つある成果1件をこの単価で換算すると、成果1,000件あたり$106.61になります。これに相当する4クレジットのMakeワークフローは、Coreを年払いで全量利用した場合は成果1,000件あたり$3.60、月払いなら$4.80です。
これは、すべてのワークフローでMakeが圧倒的に安くなるという保証ではありません。Zapierではトリガーチェックや内蔵ステップが無料になるため、課金対象の処理を減らせます。一方、Makeでは非効率なポーリング設計によって、イベントを1件処理する前に枠を使い切る場合があります。それでも、複数のアクションを大量に実行するワークフローは、単位コストでMakeが有利になりやすいことが分かります。タスクティアと超過料金の詳細は、最新のZapier料金ガイドを参照してください。
ワークフローモデルやアプリ対応によって、料金差を上回るセットアップ・保守工数を削減できるならZapierを選びます。シナリオの複雑さとアクション量から、単位コストが決定条件になるならMakeが適しています。
Makeとn8nの料金比較
n8n Cloud Starterは年払いで月$20、完了したワークフロー実行2,500回が含まれます。ワークフローステップ数とユーザー数は無制限で、共有プロジェクトは1つ、同時実行数は5です。Proは年払いで月$50、10,000回の実行が含まれます。Businessは年払いで月$800、40,000回の実行が含まれるセルフホスト型です。

n8n Starterは、完了した実行1,000回あたり$8です。ステップを増やしても実行料金が増えないため、長くステップ数の多いワークフローに有利な課金単位です。MakeのCoreエントリーティアは、年払いで1,000クレジットあたり$0.90です。4クレジットの成果なら、完了した成果1,000件あたり$3.60ですが、9クレジットなら1,000件あたり$8.10となり、n8n Starterのエントリー単価を上回ります。
この損益分岐は、ソフトウェアの課金単位だけを比較したものです。n8n Community Editionはソフトウェア自体が無料ですが、インフラは利用者が用意して運用します。制御性やデータレジデンシーの面では利点になりますが、バックアップ、アップグレード、監視、障害対応の人件費が見えにくいコストになることもあります。n8n Cloudならその負担の大半を取り除けますが、実行回数ベースのプラン上限は残ります。
ステップ数が多いワークフロー、技術担当者がいる環境、またはセルフホストが要件ならn8nが適しています。ビジュアルビルダー、マネージドサービス、短〜中規模シナリオの低コストを重視するならMakeを選びます。
結論
大半の小規模事業者には、Make Coreが最適です。年払いなら月額換算$9、月払いなら$12で、有効シナリオ数が無制限になり、1分間隔のスケジュール、APIアクセス、本番環境の利用量を把握するのに十分な容量が手に入ります。まず月払いで始め、完了した成果1件あたりのクレジットを測定し、空振りのポーリングをなくします。シナリオが安定してから年払いへ移行しましょう。
実行頻度の低いワークフロー2本と1,000クレジットで足りるなら、Freeのままで問題ありません。優先実行、カスタム変数、検索可能なログによって、年払い料金で月7分以上を取り戻せる場合に限ってProへ進みます。権限と共有テンプレートが運用リスクを減らす段階でTeamsを選びます。Makeで完了した実行1回あたり、およそ9クレジット以上を使うワークフローなら、より大きな枠を買う前に、n8nの実行回数ベースの料金も並べて比較してください。
予算で重視すべきなのは、プラン名ではありません。有用な成果1件あたりのクレジット数と、ワークフローが止まったときに気づく担当者のコストです。
Make 料金に関するFAQ
Make.comは完全無料ですか?
はい。Make Freeは$0で利用期限がなく、月1,000クレジットが含まれます。ただし、有効シナリオは2つまで、スケジュール間隔は最短15分、最大実行時間は5分、ファイルは5 MB、データ転送は512 MB、ログは7日分までです。
Make.comの料金はいくらですか?
Make Coreは、1年分の$108を前払いする場合は月額換算$9、月払いなら$12からです。Proは年払いで月額換算$16、月払いで$21から、Teamsは年払いで月額換算$29、月払いで$38からです。有料エントリーティアはいずれも、月間10,000クレジットまたは年換算で同等量が含まれます。Enterpriseは個別見積もりです。
MakeのAIは無料で使えますか?
MakeのAI ProviderはFreeを含む全プランで利用できますが、AIの利用量は計測されます。AI ToolkitとAI Agentsは、1オペレーションにつき1クレジットに加え、トークン量に応じたクレジットを消費します。有料プランではカスタムプロバイダー接続を利用でき、Make側では1オペレーションにつき1クレジット、外部モデルプロバイダー側では別途トークン料金が発生します。
Makeに学生割引はありますか?
2026年8月16日時点で、Makeは一般向けの学生割引を公表していません。公式料金ページでは年払いによる割引を案内し、NGOまたはNPOの顧客には非営利団体向けサポートについて問い合わせるよう案内しています。
Makeから返金を受けられますか?
Makeは現金で返金しない方針を掲げています。解約後も、現在の月間請求サイクルまたは年間契約期間が終わるまでは有料プランが継続し、その後、条件を満たせば組織はFreeへ移行します。アップグレードでは未使用クレジットが割引に変換される場合があり、ダウングレードでは未使用クレジットを引き継げる場合がありますが、いずれも現金による返金ではありません。
Makeの料金体系は変更されましたか?
Makeは2025年8月27日に、購入する課金単位をオペレーションからクレジットへ変更しました。2025年11月6日には、手動・自動の追加クレジット購入をともに25%割高へ統一し、Coreの上限を月間300,000クレジット、Proを8 millionクレジットへ拡張しました。現在もオペレーション表記や異なる超過料金ルールを使う資料は、以前の仕組みを説明したものです。
AIビジネスワークフロー監査チェックリスト
コストの高いステップを見つけ、適切な自動化モデルを選び、規模を拡大する前にワークフローの予算を立てるための実践的なチェックリストです。
2026年9月3日







